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SNMP の手動設定
デバイスの SNMP 設定(アラートの送信先)を設定し、Dell EMC SupportAssist Enterprise がデバイスからアラートを確実に
受信できるようにします。SupportAssist Enterprise では、Dell サーバの SNMP 設定を自動的に設定できます。Dell シャーシお
よびネットワークデバイスでは、SNMP を手動で設定する必要があります。
トピック:
• サーバのアラート送信先の手動設定
• Web インタフェースを使用した iDRAC のアラート送信先の手動設定
• ウェブインタフェースを使用したシャーシのアラート送信先の手動設定
• ネットワークデバイスのアラート送信先の手動設定
サーバのアラート送信先の手動設定
デフォルトでは、サーバを追加する際に、SupportAssist Enterprise がサーバのアラート送信先を自動で設定するよう許可でき
ます。自動の SNMP 設定が失敗した場合は、次の方法を使用してデバイスの SNMP を設定できます。
● スクリプトファイルの実行 - SupportAssist Enterprise のインストールフォルダには、デバイスのアラート送信先を設定す
るために使用することができる 2 つのスクリプトファイル(Microsoft Windows 用と Linux 用)が含まれています。
● SNMP の手動設定 — SNMP トラップサービスにアクセスして設定することができます。
メモ
: アラートの送信先はいつでも、SupportAssist Enterprise の SNMP の設定 オプションで自動設定できます。SNMP
の設定 オプションの使用の詳細に関しては、「SupportAssist Enterprise を使用した SNMP の設定」を参照してください。
関連タスク
スクリプトファイルを使用した、サーバのアラート送信先の手動設定(Windows) on page 102
サーバのアラート送信先の手動設定(Windows) on page 103
スクリプトファイルを使用した、サーバのアラート送信先の手動設定(Linux) on page 104
サーバのアラート送信先の手動設定(Linux) on page 105
スクリプトファイルを使用した、サーバのアラート送信先の手動設定
(Windows)
前提条件
● Microsoft Windows PowerShell バージョン 1.0 以降がデバイスにインストールされている。
メモ
: スクリプトファイルは Windows PowerShell でのみサポートされています。これは、Windows PowerShell
(x86)、Windows PowerShell ISE、または Windows PowerShell ISE(x 86) ではサポートされていません。
● デバイス上での管理者権限を持っていることを確認して、PowerShell スクリプトファイルを実行します。
● デバイスの C:\ ドライブに書き込み権限があることを確認します。
● デバイスが Windows 2003 を実行している場合は、SNMP サーバーがインストールされていることを確認してください。
その他のサポートされているすべてのオペレーティングシステムでは、SNMP サービスが既にインストールされていない場
合、スクリプトファイルが SNMP サービスをインストールします。
スクリプトファイルは、以下のオペレーティングシステムを実行しているデバイスのみでサポートされています。
● Windows Server 2003
● Windows Server 2008 R2 SP1(64 ビット)
● Windows Server 2008 SP2 (64 ビット)
● Windows Server 2008 SP2 (32 ビット)
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102 SNMP の手動設定