Users Guide
iDRAC の追加
前提条件
● 昇格した権限または管理者権限で SupportAssist Enterprise にログインしている必要があります。「ユーザーに対する昇格
された権限または管理者権限の付与」を参照してください。
● デバイスは第 12 世代以降の Dell PowerEdge サーバー(iDRAC7 以降)である必要があります。PowerEdge サーバー世代の
特定方法については、「PowerEdge サーバー世代の特定」を参照してください。
● デバイスは SupportAssist Enterprise がインストールされているサーバーから到達可能である必要があります。
● デバイスがプロキシ サーバー経由でインターネットに接続されている場合は、ポート 161 および 443 がプロキシ サーバーの
ファイアウォールで開いている必要があります。
● iDRAC7 または iDRAC8 を追加するには、iDRAC に Enterprise または Express ライセンスがインストールされている必要が
あります。iDRAC9 を追加するには、iDRAC に Basic、Enterprise、または Express ライセンスがインストールされている
必要があります。Enterprise または Express ライセンスの購入およびインストール方法についての情報は、https://
www.Dell.com/idracmanuals で『iDRAC User’s Guide』(iDRAC ユーザーズ ガイド)の「ライセンスの管理」セクションを参照
してください。
このタスクについて
SupportAssist Enterprise はハードウェアの問題を監視し、Dell サーバからシステム情報を収集することができます。次の手順
を実行して、第 12 世代以降の Dell PowerEdge サーバーを追加することができます。デバイスの追加中に、SupportAssist
Enterprise にデバイスの SNMP を自動的に設定することを許可できます。SNMP の設定は、デバイスから SupportAssist
Enterprise にアラートを転送するために必要です。
メモ: デフォルトでは、SupportAssist コンポーネントは第 14 世代 PowerEdge サーバで使用できます。SupportAssist の自
動サポート機能を受信するために、サーバーで SupportAssist コンポーネントを登録できます。iDRAC が SupportAssist
Enterprise に追加されると、SupportAssist コンポーネントが自動的に無効になりますが、SupportAssist Enterprise を介し
て自動サポート機能を使用できます。
手順
1. デバイス をポイントして、デバイスの表示 をクリックします。
デバイス ページが表示されます。
2. デバイスの追加 をクリックします。
1 つのデバイスを追加または複数のデバイスをインポート ウィザードが表示されます。
3. 単一デバイス を選択します。
4. デバイスタイプ リストから、iDRAC を選択します。
5. 適切なフィールドにデバイスのホスト名、または IP アドレスを入力します。
メモ
: デルでは、デバイスのホスト名を入力することをお勧めします。ホスト名を使用できない場合、デバイスの IP
アドレスを入力できます。
6. 必要に応じて、適切なフィールドにデバイスの名前を入力します。
入力した名前は、SupportAssist Enterprise でデバイスを表す際に使用されます。名前を入力しなかった場合は、入力した
IP アドレスがデバイスを表す際に使用されます。
7. [アカウントの認証情報]リストから、デバイスに割り当てるアカウントの資格情報を選択します。新しいアカウントの認
定資格を作成するには、新しいアカウントを作成するを選択し、作成をクリックします。アカウントの詳細を入力するに
は、「アカウントの資格情報の追加」にある手順 3 から 6 を実行します。
8. SupportAssist Enterprise でデバイスにて発生する可能性があるハードウェアの問題をモニターする場合は、モニタリング
を有効にする および SNMP の設定 オプションを選択します。
メモ
: 登録が完了した場合、デフォルトで モニタリングを有効にする および の設定 オプションが選択されていま
す。SupportAssist の登録が完了していない場合に モニタリングを有効にする オプションを選択すると、登録を完了
するように求めるメッセージが表示されます。続行するには、モニタリングを有効にする オプションをクリアする
か、または 登録 をクリックして登録ウィザードを開きます。
SupportAssist Enterprise がデバイスで発生する可能性があるハードウェアの問題をモニターするには、デバイスは
SupportAssist Enterprise がインストールされているサーバーに SNMP トラップ(アラート)を転送するように設定されて
いる必要があります。この要件を満たすために、SupportAssist Enterprise は SNMP トラップ(アラート)転送を自動的に
設定できます。アラートを転送するように SupportAssist Enterprise が自動的にデバイスを設定することを許可するには、
SNMP の設定 オプションが選択されていることを確認します。アラート転送を設定するタスクは、デバイスが正常にデバ
イスインベントリに追加された後に開始されます。
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デバイスの追加