Users Guide
○ SSH 接続のルート資格情報を持っていることを確認します。SupportAssist Enterprise は、SSH プロトコルを使用して
システムを接続します。
● SAN HQ デバイスのトラブルシューティング:
○ レジストリー エントリー HKLM\SOFTWARES\\PerformanceMonitor から Dell SAN Headquarters デバイスのサーバ
ーインストールの詳細を確認します。
○ インストールタイプ属性の値が Full であり、logdir 属性に値があることを確認します。
○ WMI および EQLPerfX のサービスがデバイスで実行されていることを確認します。
ソリューション
● SupportAssist Enterprise がインストールされているサーバからデバイスに到達可能であることを確認します。
● 入力したアカウントの資格情報(ユーザー名とパスワード)が正しいことを確認します。
ケースの自動作成
デバイスで問題が発生してもサポートケースが自動的に作成されない場合は、次を実行してください。
メモ: SupportAssist Enterprise は、監視対象デバイスから受け取ったアラートすべてに対してサポートケースを作成するわ
けではありません。サポートケースが作成されるのは、デバイスから受け取ったアラートのタイプと件数が、サポートケー
ス作成に対してデルが定義した条件と一致した場合のみです。
● デバイスがサーバ、ストレージ、ネットワークスイッチ、またはシャーシであることを確認します。
● SupportAssist Enterprise でデバイスの監視が有効になっていることを確認します。「デバイスの監視の有効化または無効
化」を参照してください。
● デバイスで、SupportAssist Enterprise がインストールされたサーバにアラートが転送されるように設定されていることを確
認します。
● ネットワーク接続性テストを実行し、SupportAssist サーバへの接続が正常に行われていることを確認します。「接続性テ
ストの実施」を参照してください。
● ケース作成テストを実行し、ケースを作成する準備ができました ステータスが表示されるのを確認します。「ケース作成機
能のテスト」を参照してください。
● <SupportAssist Enterprise がインストールされているドライブ>:\Program Files\Dell\SupportAssist
\logs(Windows の場合)または /opt/dell/supportassist/logs(Linux の場合)にある application.log フ
ァイルを確認して、アラートが SupportAssist Enterprise によって正常に受信されたかどうかを判断します。
● デバイスが OpenManage Essentials アダプタ経由でインベントリが実行された場合は、デバイスが OpenManage
Essentials のインストールされているサーバにアラートを転送するように設定されていることを確認します。
スケジュールされたタスク
SupportAssist Enterprise がインストールされているシステムの時刻またはタイムゾーンが変更された場合、ビルトインおよび
ユーザー定義のスケジュールタスクはすべて期待通りに機能しません。スケジュールされたタスクには、次のような例があり
ます。
● 監視対象デバイスからのシステム情報の定期的な収集
● デルへのデバイスインベントリ情報のアップロード
● 接続性テストの電子メール通知
● アプリケーションログのアップロード
● アラートテーブルのアップロード
● アダプタとリモートコレクタの詳細のアップロード
● アダプタの再検証
● アダプタの同期
この問題を解決するには、Dell SupportAssist サービス を再起動してください。
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トラブルシューティング