Users Guide
Linux を実行するサーバのアラート送信先の手動設定
Linux を実行するデバイスのアラート送信先を手動で設定するには、次の手順を実行します。
手順
1. コマンド rpm -qa | grep snmp を実行し、net-snmp パッケージがインストールされていることを確認します。
2. cd /etc/snmp を実行して snmp ディレクトリに移動します。
3. VI エディタ(vi snmpd.conf)で、snmpd.conf を開きます。
4. snmpd.conf で # group context sec.model sec.level prefix read write notif を検索し、read、write、notif の各フィ
ールドの値が all となっていることを確認します。
5. snmpd.conf ファイルの末尾、Further Information の直前に、次のフォーマットでエントリを追加します。Trapsink
<IP address of the server where SupportAssist Enterprise is installed> <community
string>。たとえば、 trapsink 10.94.174.190 public とします。
6. SNMP サービスを再起動します(service snmpd restart)。
関連概念
サーバのアラート送信先の手動設定 on page 149
Web インタフェースを使用した iDRAC のアラート送信先
の手動設定
iDRAC のアラート送信先を手動で設定するには、次の手順を実行します。
手順
1. iDRAC Web インタフェースにログインします。
2. 概要 > サーバ > アラート に移動します。
3. アラート セクションで、有効 オプションが選択されていることを確認します。
4. アラートフィルタ セクションで、次のオプションが選択されていることを確認します。
● システムの正常性
● ストレージ
● 設定
● 監査
● アップデート
● 警告
● 重要
5. アラートとリモートシステムログ設定 セクションで、SNMP トラップ 列のすべてのフィールドが選択されていることを確
認します。
6. SNMP と電子メールの設定 をクリックします。
7. IP 送信先リスト セクションで、状態 オプションを選択してアラート送信先フィールドを有効にします。
最大 8 つの送信先アドレスを指定できます。オプションの詳細については、「iDRAC
オンラインヘルプ」を
参
照して
くださ
い。
8. 送信先アドレス フィールドに、SupportAssist Enterprise がインストールされているサーバの IP アドレスを入力します。
9. 該当するフィールドに iDRAC SNMP コミュニティー文字列(Public)と SNMP アラートポート番号(162 など)を入力しま
す。
オプションの詳細については、「iDRAC
オンラインヘルプ」を
参
照して
ください。
メモ
: コミュニティー文字列の値は、iDRAC から送信される SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)アラートトラ
ップで使用されるコミュニティ文字列を示します。送信先のコミュニティー文字列が iDRAC コミュニティ文字列と同
じであることを確認します。デフォルトのコミュニティー文字列は「Public」です。
10. 適用 をクリックします。
アラート送信先が設定されます。
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SNMP の手動設定