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SNMP の手動設定
デバイスの SNMP 設定(警告送信先)を設定すると、SupportAssist Enterprise でデバイスからの警告を確実に受信できま
す。SupportAssist Enterprise では、Dell サーバの SNMP 設定を自動で設定することができます。Dell シャーシおよびネットワ
ークデバイスに対しては、SNMP を手動で設定する必要があります。
トピック:
• サーバのアラート送信先の手動設定
• Web インタフェースを使用した iDRAC のアラート送信先の手動設定
• ウェブインタフェースを使用したシャーシのアラート送信先の手動設定
• ネットワークデバイスのアラート送信先の手動設定
サーバのアラート送信先の手動設定
デフォルトでは、サーバを追加する際に、SupportAssist Enterprise がサーバのアラート送信先を自動で設定するよう許可でき
ます。自動の SNMP 設定が失敗した場合は、次の方法を使用してデバイスの SNMP を設定できます。
● スクリプトファイルの実行 - SupportAssist Enterprise のインストールフォルダには、デバイスのアラート送信先を設定す
るために使用することができる 2 つのスクリプトファイル(Microsoft Windows 用と Linux 用)が含まれています。
● SNMP の手動設定 — SNMP トラップサービスにアクセスして設定することができます。
メモ
: アラートの送信先はいつでも、SupportAssist Enterprise の SNMP の設定 オプションで自動設定できます。SNMP
の設定 オプションの使用の詳細に関しては、「SupportAssist Enterprise を使用した SNMP の設定」を参照してください。
関連タスク
Windows を実行するサーバ上でスクリプトファイルを使用した、サーバのアラート送信先の手動設定 on page 149
Windows を実行するサーバのアラート送信先の手動設定 on page 150
Linux を実行するサーバ上でスクリプトファイルを使用した、サーバのアラート送信先の手動設定 on page 151
Linux を実行するサーバのアラート送信先の手動設定 on page 152
Windows を実行するサーバ上でスクリプトファイルを使用した、サー
バのアラート送信先の手動設定
前提条件
● Microsoft Windows PowerShell バージョン 1.0 以降がデバイスにインストールされている。
メモ
: スクリプトファイルは Windows PowerShell でのみサポートされています。これは、Windows PowerShell
(x86)、Windows PowerShell ISE、または Windows PowerShell ISE(x 86) ではサポートされていません。
● デバイス上での管理者権限を持っていることを確認して、PowerShell スクリプトファイルを実行します。
● デバイスの C:\ ドライブに書き込み権限があることを確認します。
● デバイスが Windows 2003 を実行している場合は、SNMP サーバがインストールされていることを確認してください。そ
の他のサポートされているすべてのオペレーティングシステムでは、SNMP サービスが既にインストールされていない場
合、スクリプトファイルが SNMP サービスをインストールします。
スクリプトファイルは、以下のオペレーティングシステムを実行しているデバイスのみでサポートされています。
● Windows Server 2003
● Windows Server 2008 R2 SP1(64 ビット)
● Windows Server 2008 SP2 (64 ビット)
● Windows Server 2008 SP2 (32 ビット)
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