Deployment Guide
バックエンドのケーブル配線の接続
バックエンドのケーブル配線とは、ストレージシステムと拡張エンクロージャ間の接続を意味します。
SCv3000 および SCv3020 ストレージシステムは拡張エンクロージャを使用してもしなくても導入できます。
メモ: 拡張エンクロージャを使用しない場合は、ストレージコントローラの SAS ポートを相互接続する必要はありません。
トピック:
• 拡張エンクロージャの配線ガイドライン
• 拡張エンクロージャへのバックエンド接続
• バックエンドケーブルのラベル付け
拡張エンクロージャの配線ガイドライン
ストレージシステムと拡張エンクロージャ間の接続は、SAS チェーンと呼ばれます。SAS チェーンは A 側と B 側と呼ばれる 2 つのパスで構成されます。
SAS チェーンの各側面は 1 台のストレージコントローラの SAS ポートから開始し、もう 1 台のストレージコントローラの SAS ポートで終了します。
拡張エンクロージャを直列にケーブル接続することにより、複数の拡張エンクロージャを SCv3000 および SCv3020 に接続できます。ただし、SCv3000
および SCv3020 では、SCv300 および SCv320 拡張エンクロージャのケーブル配線を SCv360 拡張エンクロージャと同じ SAS チェーンではサポートし
ません。
バックエンド SAS 冗長性
SAS の配線に冗長性を持たせて、I/O ポートまたはストレージコントローラが使用できなくなった場合に、Storage Center が停止しないようにします。
I/O ポートまたはストレージコントローラを使用できなくなった場合は、Storage Center の I/O が冗長パスで続行します。
拡張エンクロージャへのバックエンド接続
SCv3000 および SCv3020 は最大 16 台の SCv300 拡張エンクロージャ、最大 8 台の SCv320 拡張エンクロージャ、SAS チェーンあたり最大 3 台の
SCv360 拡張エンクロージャをサポートします。
次のセクションでは、SCv3000 および SCv3020 と拡張エンクロージャの一般的なケーブル接続を示します。設定している Storage Center に最も近い
シナリオを見つけて、その手順に従い、必要に応じて変更します。
SCv3000 および SCv3020 および 1 台の SCv300 および SCv320
拡張エンクロージャ
この図は、1 台の SCv300 および SCv320 拡張エンクロージャ にケーブル接続された SCv3000 および SCv3020 ストレージシステム を示しています。
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バックエンドのケーブル配線の接続