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SCv2000 シリーズコントローラは、次の方法でストレージタイプを自動的に管理します。
各ディスククラスに対してストレージタイプが自動的に作成されます。
ストレージタイプのページサイズは 2 MB です。
ストレージタイプを変更することはできません。
冗長性のないストレージタイプは使用できません。
SCv2000 シリーズコントローラの RAID 階層化
SCv2000 シリーズコントローラの RAID 階層化は、データを RAID 10 RAID 5/6 間で移動させます。ストレージティア間でのデータの移動は行
いません。RAID 階層化は、毎日午後 7 時に行われます。Data Progression は、完了するか、最大実行時間に達するまで実行されます。
SCv2000 シリーズコントローラのストレージプロファイル
次の表は、SCv2000 シリーズコントローラに使用できるストレージプロファイルの概要です。
名前 初期書き込みティア ティアTおよび RAID レベル RAID 階層化
バランス
1
書き込みT1 RAID 10
スナップショットT1 RAID 5/6
RAID タイプ間でのみ
パフォーマンスの最大化
1
書き込みT1 RAID 10
スナップショットT1 RAID 10
いいえ
効率の最大化
1
書き込みT1 RAID 5/6
スナップショットT1 RAID 5/6
いいえ
バランス
バランス ストレージプロファイルは、そのストレージプロファイルを使用しているすべてのボリュームの効率と性能のバランスを取ります。
ボリュームが バランス ストレージプロファイルを使用する場合、すべての新規データがティア 1 に書き込まれます。Storage Center がスナップショット
を作成すると、Data Progression スナップショットデータを RAID 10 から RAID 5/6 に移動させます。
パフォーマンスの最大化
パフォーマンス最大化 では、パフォーマンス向上のために RAID 10 上に新しいデータとスナップショットデータを維持します。パフォーマンス最大化
は、重要かつ頻繁に使用されるデータがあるボリュームに役立ちます。
効率の最大化
効率性最大化 では、新しいデータを RAID 5/6 に書き込み、スナップショットデータを RAID 5/6 上に維持します。効率性最大化 は、重要性が
低く、頻繁に使用されることのないデータがあるボリュームで使用します。
Storage Center の管理用ユーザーインタフェース
個々の Storage Center のストレージの設定および管理の大半は、Dell Storage Manager Client ストレージ ビューで行います。ストレージ
ナビゲーションペインで、表示および管理する Storage Center を選択します。
Storage Center を選択すると、表示ペインに次のタブが表示されます。
サマリ タブ
ストレージ タブ
ハードウェア タブ
IO 使用状況 タブ
チャート タブ
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Storage Center の概要