Administrator Guide

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ネームサーバーが応答しない
説明 NISLDAP、または DNS サーバーのすべてにアクセスできないか応答しません。
回避策 各サーバーについて、次を実行してください。
1. FluidFS クラスタサブネット上のクライアントからサーバーに ping 送信して、応答があるか確認します。
2. FluidFS クラスタサブネット上のクライアントからサーバーにリクエストを発行し、応答があるか確認します。
3. サーバーのログをチェックし、サーバーがリクエストに応答しない原因を確認します。
DNS 設定のトラブルシューティング
説明 クライアントが、システム名を使用して FluidFS クラスタに接続できないか、またはホスト名を解決できません。
原因 次の原因が考えられます。
クライアントの IP アドレス情報が正しく設定されていません。
FluidFS クラスタが正しい DNS サーバーを使用するよう設定されていません。
DNS レコードが正しくありません。
対策
1. クライアントの IP アドレス情報が正しく設定されていることを確認します。
2. FluidFS クラスタが正しい DNS サーバーを使用するよう設定されていることを確認します。
3. DNS サーバーの管理者に問い合せて DNS の記録の作成を確認します。
RX および TX 一時停止警告メッセージ
説明 Storage Manager が非最適状態にある接続を報告した場合、次の警告メッセージが表示される場合があります。
Rx_pause for eth(x) on node1 is off.
Tx_pause for eth(x) on node 1 is off.
原因 FluidFS クラスタコントローラに接続されたスイッチで、フロー制御が有効になっていません。
対策 スイッチベンダーのマニュアルを参照して、スイッチのフロー制御を有効にしてください。
レプリケーションの問題のトラブルシューティング
本項には、一般的なレプリケーション問題の考えられる原因と解決策が記載されています。
レプリケーション設定エラー
説明 ソースとターゲットの FluidFS クラスタトポロジに互換性がないため、ソースとターゲットの NAS ボリューム間のレプリケ
ーションに失敗しています。
原因 ソースとターゲットのシステムに、レプリケーションのための互換性がありません。
回避策 ソースとターゲットの両方に同じ数の NAS コントローラが搭載されていることを確認します。
ビジー状態のレプリケーションターゲット FluidFS クラスタ
説明 ターゲット FluidFS クラスタを必要なレプリケーションのために使用できないため、ソース NAS ボリュームとターゲット
NAS ボリューム間のレプリケーションに失敗しています。
原因 ターゲット FluidFS クラスタを必要なレプリケーションに使用できないため、レプリケーションに失敗しています。
回避策 ターゲット FluidFS クラスタでレプリケーションステータスを確認します。
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FluidFS トラブルシューティング