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レプリケーションパートナーシップのローカルまたはリモートネットワークの変更
レプリケーションパートナーシップのローカルまたはリモートのレプリケーションネットワークまたは IP アドレスを変更します。
1. ストレージ ビューをクリックし、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム タブのナビゲーションペインで、レプリケーション を選択します。
4. 右ペインで リモートクラスタ タブをクリックし、リモートクラスタを選択して 設定の編集 をクリックします。設定の編集 ダイアログボックスが表示
されます。
5. リモートクラスタの VIP およびレプリケーションに使用するポート10560 または 3260を設定します。選択したポートは、クラスタ間のすべて
のファイアウォールでも開いておく必要があります。
6. OK をクリックします。
レプリケーションパートナーシップの削除
レプリケーションパートナーシップを削除すると、ソースとターゲットの FluidFS クラスタ間のレプリケーション関係は切断されます。レプリケーションパー
トナーシップを削除するときは、両方のシステムが起動中であることを確認してください。両方のシステムが起動していると、レプリケーションパートナ
ーシップは両方のシステムから削除されます。一方のシステムがダウンしている、またはアクセス不可能である場合、パートナーシップは起動してい
るシステムからのみ削除されます。もう一方のシステムが起動状態に戻った後、そのシステムからもパートナーシップを削除する必要があります。
前提条件
レプリケーションパートナー間のレプリケーションは削除する必要があります。
手順
1. ストレージ ビューをクリックし、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム タブのナビゲーションペインで、レプリケーション を選択します。
4. リモートクラスタ タブをクリックします。
5. 右側ペインでリモート FluidFS クラスタを選択し、削除 をクリックします。削除 ダイアログボックスが表示されます。
6. OK をクリックします。
レプリケーションスロットル
レプリケーションスロットルを使用すると、2 つのクラスタ間で 1 組の NAS ボリュームのレプリケーションのネットワーク帯域幅の使用量を微調整する
ことができます。ユーザーは、次の方法で FluidFS レプリケーションの帯域幅の使用量を制限できます。
作業時間中に帯域幅の使用量を下げ、夜間に帯域幅の消費を高めます。
週末に帯域幅の使用量を増加します。
レプリケーションスロットルの動作方法
QoS ノード という名前の新しいシステムエンティティを作成し、KBps 単位で帯域幅の割り当てを定義します。
曜日ごとの時間あたりの使用率を定義します。
発信トラフィックの QoSサービス品質ノードネットワークレベルをレプリケーションにバインドします。平均ネットワーク使用率は、1 分あ
たりのタイムフレームにおける帯域幅割り当てを超えてはなりません。デフォルトで、レプリケーションの帯域幅は制限されません。
制限
レプリケーションスロットルには、次の制約が適用されます。
アクティブな発信レプリケーションの最大数は 10 です。それより多い場合は、キューに入れられます。
アクティブな受信レプリケーションの最大数は 100 です。それより多い場合は、キューに入れられます。
レプリケーションパートナーの最大数は 100 です。
クラスタ上の複製された NAS ボリュームまたはコンテナソースとターゲットの最大数は 1024 です。
システムごとのレプリケーションスケジュールの最大数は 1024 です。
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FluidFS データプロテクション