Administrator Guide

Table Of Contents
6. ドロップダウンリストから、レプリケーション QoS の編集 を選択します。
7. QoS を有効にする チェックボックスを選択し、ドロップダウンリストから事前定義された QoS ノードを選択します。
8. OK をクリックします。
レプリケーションスロットルの変更
Qos ノードでレプリケーションスロットルを無効にするには、次の手順を実行します。
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム ビューで、レプリケーション をクリックします。
4. レプリケーション NAS ボリューム タブで、レプリケーションを選択して、右クリックします。
5. レプリケーション履歴 を選択します。
6. ドロップダウンリストから、レプリケーション QoS の編集 を選択します。
7. QoS を有効にする チェックボックスをクリアします。
8. OK をクリックします。
シングルポートレプリケーション
シングルポートレプリケーションでは、すべての関連コンポーネントの通信に 1 つのポートのみを使用します。シングルポートインフラストラクチャは、
IPv 4 および IPv 6 経由の通信をサポートし、すべてのコントローラ IP とクライアント VIP 上で開かれています。
シングルポートレプリケーションには、次の機能があります。
信頼済みクラスタの確立
単一の共通レプリケーションポートを使用するファイルシステム通信
単一の共通レプリケーションポートを使用するレプリケーション管理
NAS
ボリュームの複製
手動およびスケジュール済みのレプリケーション操作を実行し、レプリケーションを一時停止、再開、削除、および監視することができます。
1 対多のレプリケーションとカスケードレプリケーション
Fluidfs v6 のレプリケーションでは、1 対多のレプリケーションとカスケードレプリケーションをサポートするようになりました。
この機能は、より複雑なレプリケーション構成を作成します。たとえば、この機能では以下がサポートされます。
同じ NAS ボリュームに対する複数の災害復旧
世界中の複数の宛先への同一データの配布
実稼働クラスタから別のクラスタへのデータカスケードと、実稼働クラスタの負荷を軽減するために実行するこのクラスタからのレプリケーション
1
対多
1 対多のレプリケーションは、ソース NAS ボリュームを複数の宛先 NAS ボリュームに接続します。NAS ボリュームを、同時に複数のレプリケーション
ペアで
NAS ボリュームとして接続することができます。また、宛先の NAS ボリュームは異なるクラスタ上に配置できます。1 対多のレプリケーションは
独立しているため、並行して実行することが可能です。
制限
1 対多のレプリケーションを使用する場合は、より多くのスナップショットが作成されるため、宛先の NAS ボリュームがソース NAS ボリュームよりも多
くの容量を消費する可能性があります。
カスケード
あるレプリケーションの宛先である NAS ボリュームを、別のレプリケーションのソース NAS ボリュームとして機能させることができます。レプリケーション
データは、NAS ボリュームから 2 番目の NAS ボリュームへ、2 番目の NAS ボリュームから 3 番目の NAS ボリュームへというように、順次カスケー
ドすることが可能です。カスケードレプリケーションでは、接続した複数の
NAS ボリュームに 1 対多のレプリケーションを含めることもできます。
FluidFS データプロテクション
463