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増分バックアップ
バックアップが実行されるたびに、NDMP サーバーはバックアップのタイムスタンプを保存します。NDMP サーバーは、増分バックアップを実行すると
きに、以前の完全または増分バックアップに保存されたタイムスタンプを使用して、ファイルまたはディレクトリを含める必要があるかどうかを判断しま
す。
サポートされているバックアップタイプdump および tarはいずれも増分バックアップに対応します。バックアップターゲットディレクトリを移動するア
ルゴリズムは同じです。ただし、
i ノードベースのファイル履歴生成には DAR をサポートするための異なる要件があるため、生成されるバックアップデ
ータストリームが異なります。
dumpアクセスされる各ディレクトリがバックアップされ、ファイル履歴エントリが生成されます。ディレクトリが変更されたかどうかは関係ありませ
ん。
tar変更されたディレクトリのみがバックアップされ、ファイル履歴エントリが生成されます。
したがって、tar を使用してバックアップされたデータの量は、dump バックアップよりも少なくなります。サイズの違いは、バックアップデータセット内のデ
ィレクトリ数によって異なります。
NDMP 2 ウェイバックアップ
FluidFS は、物理的にまたは高速内部ネットワーク経由で、テープデバイスがデータホストに直接接続されている 2 ウェイ NDMP 構成をサポート
します。データサービスとテープサービスの両方が同一の NDMP サーバ上にあり、データ接続は、NDMP サーバに内蔵されます。データとテープ制
御コマンドの両方が、
DMA から NDMP サーバへの 1 つの制御接続を通じて通信されます。
メモ: iSCSI のソリューションは直接接続 NDMP の機能をサポートしていません。
49. 2 ウェイ 設定
メモ: コントローラがテープへの接続を失った場合、コントローラに割り当てられている NDMP セッションは失敗します。
NDMP 2 ウェイバックアップの設定と調整
テープ接続
すべての NAS コントローラで、FC 接続のテープドライブが HBA に認識されるようにゾーニングを定義する必要があります。各バックアップに使用す
るポートを選択して HBA ポートの間で負荷を分散できるように、ドライブがすべての HBA ポートを介して使用できる必要があります。
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FluidFS データプロテクション