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NAS プール未使用容量アラートの有効化または無効化
残りの未使用 NAS プール容量が指定サイズ未満になるとトリガされるアラートを有効または無効にすることができます。
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. サマリ タブをクリックします。
3. サマリ パネルで、NAS プールの設定の編集 をクリックします。
NAS プール容量の設定 ダイアログボックスが表示されます。
4. NAS プール未使用容量アラートの有効化または無効化
NAS プール使用容量アラートを有効にするには、未使用容量アラート チェックボックスをオンにします。
NAS プール使用容量アラートを無効にするには、未使用容量アラート チェックボックスをオフにします。
5. 未使用容量アラート チェックボックスを有効にした場合は、未使用容量しきい値 フィールドに、アラートをトリガする NAS プール容量の未使
用率を指定する数値
0 100を入力します。
6. OK をクリックします。
マルチテナンシーについて
マルチテナンシーによって、単一の物理 FluidFS クラスタは複数の個別サービスのエンティティテナントにパーティション分割され、それぞれを個
別に管理できます。FluidFS v6 は最大 100 のテナントをサポートします。マルチテナンシーが有効の場合、ユーザーインタフェースは最適化され、
テナントビューが含まれます。
ネットワーク接続 - 各テナントは排他的 IP アドレス仮想 IPを使用します。テナントの VIP にアクセスできるユーザーのみが、そのテナントの
NFS エクスポート、SMB 共有などを参照できます。
認証およびユーザーのリポジトリ - 各テナントは独自の認証およびユーザーのリポジトリを使用します。各テナントは次の設定を定義して使用で
きます。
DNS 設定 - デフォルトのテナントの DNS 設定は、クラスタサービスNTP などの役割を果たします。
Active Directory - 各テナントは異なる Active Directory に参加できます。Active Directory の別のテナントコンピュータを使用して2
のテナントが同じ Active Directory に参加することもできます。
LDAP または NIS
ローカルユーザーとグループ
ユーザーマッピング
別のテナントに同じ名前を再使用する - マルチテナンシーは同じ SMB 共有名および同じローカルユーザー名またはグループ名の使用をサポート
します。
ボリュームレプリケーション - 管理者は、どのテナントボリュームレプリケーションが許可されるかを定義できます。
テナントの管理 - テナント管理者と呼ばれる FluidFS v6 とは呼ばれる新しいタイプの管理者を追加します。テナント管理者は次のことができま
すべての一般的なクラスタ設定の参照アップデートはできません
テナントに属するすべての NAS ボリュームを含むテナントアクセスが許可されているテナントの管理
クラスタ全体に関連する E メールイベントおよび電源切断イベントなどのテナント管理者アクセスが許可されているテナントに関連する E メー
ルイベントの受信
既存の機能によるマルチテナンシーの使用
マルチテナンシーが次の既存の FluidFS の機能と相互運用されます。
アンチウイルス - SMB 共有はそれらのテナントに隔離されます。共有でアンチウイルスが有効な場合は、クラスタ全体のレベルで定義されている
ウィルススキャナを利用します。
FluidFS NAS ボリューム、共有、およびエクスポート
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