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ldap://server1.example.comldap://server2.example.com:1234
メモ: 複数のサーバを追加することにより、リソースが不足した場合にもユーザーの認証を継続することができます。Storage
Center
1 台目のサーバとの接続を確立できない場合、Storage Center はリストに記載された順序で残りのサーバへの
接続を試行します。
ベース DN フィールドに、LDAP サーバのベース識別名を入力します。ベース DN は、ユーザー検索の開始点です。
相対ベース フィールドに相対ベース情報を入力します。相対ベースは、ベース DN の先頭に付加される相対識別名RDNのリストで
あり、コントローラをドメインに参加させる場所を示します。RDN には次のような属性と値が含まれます。
OU=SAN コントローラ
OU は属性であり、SAN コントローラ は値です。
RDN 値に以下の特殊文字が使用されている場合は、バックスラッシュを使用してエスケープする必要があります。
, + " \ < > ; = / CR LF
たとえば、次のとおりです。
相対ベース OU=SAN コントローラ
エスケープ不要
相対ベース OU=SAN\+コントローラ
プラス記号をエスケープ
相対ベース OU=Buildings A\,B\,C,OU=SAN \+コントローラ
カンマとプラス記号をエスケープ、ただし RDN を区切るためのカン
マを
除く
Storage Center のホスト名フィールドに、Storage Center の完全修飾ドメイン名FQDNを入力します。
シングルコントローラ Storage Center システムでは、コントローラの IP アドレスの完全修飾ホスト名を入力します。
デュアルコントローラ Storage Center システムでは、管理 IP アドレスの完全修飾ホスト名を入力します。
LDAP ドメイン フィールドに、検索する LDAP ドメインを入力します。
認証バインド DN フィールドに、Storage Center LDAP サーバに接続したり、LDAP サーバを検索したりするために使用するユーザー
の識別名またはユーザープリンシパル名を入力します。
認証バインドパスワード フィールドに、認証バインド識別名のパスワードを入力します。
7. オプションサーバのテスト をクリックし、Storage Center が、選択したプロトコルを使用して、指定されたディレクトリサーバと通信できること
を確認します。
8. オプションTransport Layer SecurityTLSが有効な場合は、認証局 PEM ファイルをアップロードします。
a. 証明書のアップロード をクリックします。
b. PEM ファイルの場所を参照し、ファイルを選択して、開く をクリックします。TLS 証明書のアップロード ダイアログボックスが表示されま
す。
c. OK をクリックして証明書をアップロードします。
9. 次へ をクリックします。ドメインの参加 ページが開きます。
10. ドメイン管理者のユーザー名とパスワードを入力します。
11. 次へ をクリックします。サマリ ページが開きます。
12. 設定を変更する場合は、戻る をクリックして前のページに戻ります。すべての設定が正しければ、終了 をクリックします。
ディレクトリサービスユーザーの管理
ディレクトリサービスユーザーには、Storage Center へのアクセス権を個別に付与することができます。
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Storage Center のメンテナンス