Administrator Guide
て低コストのディスクが必要になります。この機能はデフォルトで無効で、システム操作中にいつでも有効にできます。システム
のファームウェアが旧バージョンから更新されたときに、メタデータ階層化は無効になります。
このタスクについて
NAS プールの作成または拡張時に、管理者はメタデータ層に割り当てる FluidFS NAS プール容量の割合を選択できます。たとえば、
高優先度(ティア 1)は、メタデータ層の FluidFS のストレージの約 12.5 パーセントを格納します。低優先度(ティア 3)は、メタ
データ層の FluidFS のストレージの約 3 パーセントを格納します。
手順
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. NAS プール タブをクリックします。
3. ストレージのサブシステム パネルをクリックし、ストレージプロファイルの変更 をクリックします。
ストレージプロファイルの選択 ウィンドウが開きます。
4. メタデータに割り当てるストレージプロファイルおよび NAS プールの割合を選択します。
5. OK をクリックします。
NAS プール使用容量アラートの有効化または無効化
NAS プールで使用されている容量の割合が指定値に達するとトリガされるアラートを有効または無効にすることができます。
手順
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. サマリ タブをクリックします。
3. サマリ パネルで、NAS プールの設定の編集 をクリックします。
NAS プール設定の編集 ダイアログボックスが開きます。
4. NAS プール使用容量アラートの有効化または無効化:
• NAS プール使用容量アラートを有効にするには、使用容量アラート チェックボックスをオンにします。
• NAS プール使用容量アラートを無効にするには、使用容量アラート チェックボックスをオフにします。
5. 使用容量アラート チェックボックスを有効にした場合は、使用容量しきい値 フィールドに、アラートをトリガする NAS プール
容量の使用率を指定する数値(0 ~ 100)を入力します。
6. OK をクリックします。
NAS プール未使用容量アラートの有効化または無効化
残りの未使用 NAS プール容量が指定サイズ未満になるとトリガされるアラートを有効または無効にすることができます。
手順
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. サマリ タブをクリックします。
3. サマリ パネルで、NAS プールの設定の編集 をクリックします。
NAS プール容量の設定 ダイアログボックスが表示されます。
4. NAS プール未使用容量アラートの有効化または無効化:
• NAS プール使用容量アラートを有効にするには、未使用容量アラート チェックボックスをオンにします。
• NAS プール使用容量アラートを無効にするには、未使用容量アラート チェックボックスをオフにします。
5. 未使用容量アラート チェックボックスを有効にした場合は、未使用容量しきい値 フィールドに、アラートをトリガする NAS プ
ール容量の未使用率を指定する数値(0 ~ 100)を入力します。
6. OK をクリックします。
マルチテナンシーについて
マルチテナンシーによって、単一の物理 FluidFS クラスタは複数の個別サービスのエンティティ(テナント)にパーティション分割
され、それぞれを個別に管理できます。FluidFS は最大 100 のテナントをサポートします。マルチテナンシーが有効の場合、ユーザ
ーインタフェースは最適化され、テナントビューが含まれます。
FluidFS 管理 379