Users Guide
Replay Manager Service for VMware
Replay Manager Service for VMware(RMSV)を使用すると、Replay Manger は VMware vCenter と通信して、Dell Storage Center 上に
VMware 仮想マシンおよびデータストアの整合 Replay を作成できます。
RMSV のデータ移行
CITV 4.0 では、ベースオペレーティングシステムのメジャーアップデートを導入しているため、CITV 3.1 仮想アプライアンスから CITV 4.0 仮想アプライアンス
への並列アップデートが必要になります。
RMSV の設定処理中に、CITV 3.1 で作成されたデータを CITV 4.0 に移行することができます(「RMSV の設定」を参照)。これは、CITV 3.1 から CITV
4.0 に対する 1 回限りのデータ移行です。次の条件のいずれかが満たされるまで、CITV はデータの移行を求めてきます。
• すでに CITV 3.1 から CITV 4.0 にデータを移行した。
• 以前のデータを移行せずに、CITV 4.0 を設定することにした。
RMSV の設定後は、データ移行オプションが表示されなくなり、以前のリリースからデータを移行できなくなります。
メモ: 復元ポイントの数によって、データ移行の完了に要する時間が長くなります。
移行後、次のデータは CITV 4.0 にアクセスできるようになります。
• 定義された Storage Center のリスト
• 電子メールサービスの設定とスナップショットの通知電子メール
• ライセンスのステータスとシリアル番号情報
• ジョブのスケジュール
• バックアップセットおよび復元ポイントのステータスレポート
• 関連する仮想マシンおよびデータストアのバックアップデータ
メモ: バージョン 3.1 より前の CITV を実行している場合は、最初に以前のバージョンで使用可能なアップグレードオプションを使用して、CITV
3.1
にアップグレードする必要があります。その後、表示に従って CITV 3.1 から CITV 4.0 にデータを移行できます。
RMSV の設定
Replay Manager が VMware vCenter と通信を行うためには、RMSV に VMware vCenter Server に関する情報を設定する必要があります。
前提条件
注意
: 複数の CITV 仮想アプライアンス上で RMSV の複数のインスタンスが単一の VMware vCenter Server と通信するように設定されて
いる場合、VMware ESXi ホスト上でエラーが発生する可能性があります。RMSV の各インスタンスは、異なる VMware vCenter Server と
通信するように設定する必要があります。
• CITV を展開し、タイムゾーンおよびネットワーク設定を設定します。
• VMware vCenter Server のホスト名または IP アドレスを特定します。
• 管理者権限を持つ VMware vCenter ユーザーのユーザー名およびパスワードを特定します。
• CITV 3.1 から RMSV のデータを移行するかどうか決定します。詳細については、「RMSV のデータ移行」を参照してください。
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