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パスワードを使用した SSH 経由での FluidFS クラスタ CLI への接続
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セキュアな管理
デフォルトでは、すべての FluidFS クラスタ管理ポートが、クライアントアクセスSMB/NFS、レプリケーション、および NDMP に必要な他のポート
とともにすべてのサブネットで開きます。セキュアな管理を有効にすると、すべての管理トラフィックが 1 つの特定のサブネットにのみ制限されます。ま
た、セキュアな管理が有効なサブネットでも、クライアントアクセス、レプリケーション、FTP、および NDMP トラフィックに必要なポートが開きます。他
のサブネットではこれらのトラックをリッスンする管理ポートがなく、クライアントアクセス、レプリケーション、および NDMP トラフィックにのみこれらの管
理ポートを使用できます。この設定により、クライアントデータアクセスサブネットのユーザーがすべての FluidFS クラスタの管理機能にアクセスで
きなくなります。
FluidFS では、以下の表にリストされた管理ポートは SMB/NFS 通信に参加しませんが、デフォルトによってクライアントネットワークで公開されま
す。セキュアな管理を有効にすると、管理サブネット上でのみ管理ポートを公開できます。
サービス ポート
ウェブサービス
80
セキュアな Web サービス
443
FTP 44421
FTPパッシブ
4443044439
SSH 22
Storage Manager 通信
35451
セキュアな管理は、システムの導入後にのみ有効にできます。サブネットをセキュアにするには、次の条件を満たす必要があります。
セキュアな管理機能を有効にする前にサブネットが存在する必要があります。
サブネットは、クライアントネットワーク管理トラフィックのサブネットレベルの分離または LOMLights Out ManagementEthernet ポー
管理トラフィックの物理的な分離上に存在することができます。LOM Ethernet ポートは、NAS コントローラの背面パネルの右下にあり
ます。
このサブネットからログインする必要があります。
セキュアな管理サブネットの追加
セキュアな管理機能を有効にする前に、セキュアな管理を有効にするサブネットが存在する必要があります。
1. ストレージ ビューをクリックし、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム パネルで、環境 を展開し、ネットワーク を選択し、管理ネットワーク タブをクリックします。
4. 管理サブネットの作成 をクリックします。クライアントネットワークの設定 ダイアログボックスが表示されます。
5. インタフェース ドロップダウンメニューから、セキュアな管理サブネットが置かれているインタフェースを選択します。
管理トラフィックを物理的に分離するために LOM Ethernet ポートを使用するには、管理 を選択します。ネットワークケーブルを LOM
Ethernet ポートに接続することも必要です。
管理トラフィックをサブネットレベルで分離するには、クライアント を選択します。
6. 管理者が FluidFS クラスタを管理するために使用する 1 つ、または複数の管理 VIP を追加します。
a. 仮想 IP アドレス 領域で 追加 をクリックします。クライアント IP アドレスの追加 ダイアログボックスが表示されます。
b. IP アドレス フィールドに、管理 仮想 IP アドレスを入力します。
c. OK をクリックします。
7. NAS コントローラの IP アドレスを追加します。それぞれの NAS コントローラに対して次の手順を繰り返します。
a. NAS コントローラを選択し、設定の編集 をクリックします。コントローラ IP アドレスの編集 ダイアログボックスが表示されます。
b. IP アドレス フィールドに、NAS コントローラの IP アドレスを入力します。
FS Series アプライアンス用 FluidFS システム管理
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