Owners Manual
警告: ホットスワップ対応ではないコンポーネントの取り外し、または取り付けを行うときは、ストレ
ージシステム
を電源から取り外してください。電源から外す時は、まず最初に Dell Storage Client を
使用してストレージシステムの電源を切ってから、ストレージシステムとストレージシステム内の電源
装置から電源ケーブルを外します。
• 電気過負荷保護機能が備わった適切な電源を提供します。すべての Storage Center コンポーネントは、
電源を投入する前に接地する必要があります。電源ケーブルに対して安全のための電気的な接地接続が
あることを確認します。電源を投入する前に接地をチェックしてください。
• 電源装置ケーブルのプラグは、主な切断デバイスとして使用されます。コンセントが装置の近くにあり、
簡単にアクセスできることを確認してください。
• 装置の電源スイッチ、部屋の緊急電源切断スイッチ、切断スイッチ、またはコンセントの位置を把握して
おきます。
• 高電圧コンポーネントで作業するときは、1 人で作業しないでください。
• 電気絶縁体として特別に設計されたゴム製マットを使用してください。
• 電源装置ユニットからカバーを取り外さないでください。ストレージシステムからの電源装置の取り外
しは、電源接続を切断してから行ってください。
• 故障した電源装置は、挿入準備の整った正しいタイプの交換用モデルがある場合以外は取り外さないでく
ださい。故障した電源装置は、24 時間以内に完全に動作可能なモジュール電源装置と交換する必要があ
ります。
• ストレージシステムシャーシを移動させる前、または何らかの損傷があると思われる場合は、シャーシか
ら電源を抜いてください。複数の AC 電源から電力が供給されている場合は、完全な絶縁のためにすべて
の供給電力を切断します。
静電気放出に関する注意
けがを防ぎ、Storage Center 機器への損傷を避けるため、常に静電気放電(ESD)の注意事項に従ってくだ
さい。
静電気放出 (ESD) は、、2 つの異なる電荷の物体が接触することによって発生します。その結果として生じる
静電放電は、電子コンポーネントやプリント基板を損傷する場合があります。お使いの機器を ESD から保護
するため、次のガイドラインに従ってください。
• Dell ストレージシステムシャーシ内部にあるコンポーネントの作業を行う間は、静電マットと静電ストラ
ップを常に使用することをはお勧めしています。
• プラグインモジュールとコンポーネントの取り扱い時には、ESD に関する通常の注意事項のすべてに従
うようにしてください。
• 適切な ESD 防止用のリストストラップまたはアンクルストラップを使用してください。
• バックプレーンコンポーネントおよびモジュールコネクタとの接触を避けてください。
• すべてのコンポーネントとプリント基板(PCB)は、使用準備が整うまで静電気防止バッグ内に保管する
ようにしてください。
一般的な安全に関する注意
けがを防ぎ、Storage Center 機器への損傷を避けるため、常に一般的な安全に関する注意事項に従ってくだ
さい。
• ストレージシステムシャーシの周辺は清潔に保ち、余分な物を置かないでください。
• ストレージシステムシャーシから取り外されたシステムコンポーネントは、通行の妨げにならないように
テーブルの上に置きます。
• ストレージシステムシャーシで作業する間は、ネクタイやボタンを外した袖など、ゆったりした衣服を着
用しないでください。電気回路に接触したり、冷却ファンに巻き込まれる場合があります。
• 身に着けている宝石や金属物を外してください。これらは優れた金属導体であるため、プリント回路基板
や電気を帯びた箇所に接触すると、ショートや負傷の原因となる場合があります。
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SCv2000/SCv2020 ストレージシステムコンポーネントの交換