Manualshelf

Administrator Guide

ManualsBrandsDell ManualsCompellent (SCStorage SCv2000
341342343344345346347348349350
Table Of Contents
SCVMM 2012 の制限事項
Microsoft SCVMM 2012 には、Dell SMI-S プロバイダと Storage Center を検出する上で、次のような制限事項があります。
シンプロビジョニング
SCVMM 2012 コンソールでは、作成時の最大ボリュームサイズがストレージプールの使用可能容量に制限されます。Storage Center
のシンプロビジョニングには、このような制限はありません。この制限により、割り当て済みのストレージが使用可能な物理スト
レージを超えている場合、SCVMM 2012 コンソールでは「割り当て済みストレージ」のエラーが表示されることがあります。
使用可能なストレージプールを超える容量のボリュームを作成するには、SCVMM 2012 コンソールではなく PowerShell コマンドレ
ットの New-SCStorageLogicalUnit を使用してください。
サーバー WWN の追加
WWN が Storage Center サーバーオブジェクトに関連付けられていない場合、SMI-S は使用可能な WWN ごとに 1 つの新規サーバー
オブジェクトを作成します。サーバーに複数の WWN が存在する場合、SMI-S では、複数の WWN で 1 つのサーバーオブジェクトを
作成するのではなく、WWN ごとに 1 つのサーバーオブジェクトを作成します。
サーバーに WWN が複数存在する場合、サーバーオブジェクトを自動生成するのではなく、手動で作成してください。
ボリューム名
SCVMM 2012 では、ボリューム名にスペースや、アンダースコアまたはダッシュなどの特殊文字を使用できません。ただし、検出
前にすでに作成されていたボリュームについては、名前にスペースを含めることができます。
SCVMM 2012 で LUN を作成する場合、ボリューム名に空白文字は指定しないでください。
Storage Center コントローラのフェールオーバー
Storage Center コントローラのフェールオーバーの際には、いつくかの操作で、タイムアウトのために SCVMM に失敗したように見
えることがあります。たとえば、SCVMM でのボリューム作成時にコントローラのフェールオーバーが発生した場合、ボリュームは
Storage Center 上で正常に作成されますが、SCVMM での操作は失敗したようにみえます。
Storage Center コントローラのフェールオーバーの際には、SCVMM で Dell SMI-S プロバイダを更新します。フェールオーバーの後に
プロバイダを更新することは、SCVMM における情報を正確に保持するために役立ちます。
SCVMM 2012 管理サーバーのレジストリの変更による HTTPS の許可
SMI-S 接続に HTTPS を使用する設定を Data Collector で行う場合、SCVMM 2012 が Dell SMI-S プロバイダ証明書をインポートする
際に証明書エラーが発生することがあります。これらのエラーを防止するには、SCVMM 2012 管理サーバーでレジストリを編集しま
す。
このタスクについて
注意: レジストリを誤って変更すると深刻な問題が発生します。追加の保護として、レジストリを変更する前にバックアップ
します。
手順
1. レジストリエディタ アプリケーションを起動します。
2. ユーザーアカウント制御 ダイアログボックスが表示されたら、はい をクリックします。レジストリエディタ ウィンドウが表示
されます。
3. ストレージプロバイダ証明書の CN 検証を無効にします。
a. レジストリエディタで、次のフォルダに移動します。
Windows Server 2012：HKEY_LOCAL_MACHINE → ソフトウェア → Microsoft → Windows → CurrentVersion → ストレ
ージ管理 の順に選択します。
SMI-S 341