Owners Manual
• 白のリリースレバーが付いているメモリモジュールソケットには同一のメモリモジュールを取り付ける必要があり、黒色と緑色のリリースタブが付いているソ
ケットについても、同様のルールが当てはまります。このルールに従うことで、同一のメモリモジュールが確実に一致するペアで取り付けられます。たとえ
ば、A1 と A2、A3 と A4、A5 と A6 という具合です。
表 11. プロセッサ構成
プロセッサ 設定 メモリ装着ルール メモリ装着情報
シングル CPU メモリ装着順序 {1,2}、{3,4} 「メモリミラーリング」のメモを参照してくださ
い
メモリ構成の例
該当するメモリのガイドラインに則したメモリの構成例(プロセッサが 1 基および 2 基の場合)を以下の表に示します。
メモ: 以下の表で、1R、2R、4R はそれぞれ、シングル、デュアル、クアッドランクの DIMM を表します。
表 12. メモリ構成 — シングルプロセッサ
システムの容
量(GB)
DIMM のサイ
ズ
(GB)
DIMM の枚
数
DIMM のランク、構成、周波数 装着する DIMM スロット
4 4 1
1R、x8、2133 MT/s
1R、x8、1866 MT/s
A1
8 4 2
1R、x8、2133 MT/s
1R、x8、1866 MT/s
A1、A2
16 4 4
1R、x8、2133 MT/s
1R、x8、1866 MT/s
A1、A2、A3、A4
8 2
2R、x8、2133 MT/s
2R、x8、1866 MT/s
A1、A2
メモリモジュールの取り外し
前提条件
注意
: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサー
ビスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められ
ていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、
指示に従ってください。
1 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。
2 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。
3 冷却用エアフローカバーを取り外します。
警告
: メモリモジュールは、システムの電源を切った後もしばらくは高温です。メモリモジュールが冷えるのを待ってから作業してください。メモリ
モジュールはカードの両端を持って取り扱い、メモリモジュールのコンポーネントまたは金属製の接触部には触らないようにしてください。
注意: システムの適切な冷却状態を維持するため、メモリモジュールを取り付けないメモリソケットには、メモリモジュールダミーを取り付ける必
要があります。メモリモジュールダミーは、それらのソケットにメモリモジュールを取り付ける予定の場合にのみ取り外すようにしてください。
システムコンポーネントの取り付けと取り外し
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