Dell EMC NX430 システム オーナーズマニュアル 規制モデル: E34S Series 規制タイプ: E34S001
メモ、注意、警告 メモ: メモでは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: 注意では、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 警告: 警告では、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2016 - 2019 Dell Inc. その関連会社。不許複製・禁無断転載.Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその子会社の商標です。その他の商標は、それ ぞれの所有者の商標である場合があります。 2019 - 02 Rev.
目次 1 システムについて............................................................................................................................................... 7 サポートされる構成...............................................................................................................................................................7 前面パネルの機能とインジケータ..........................................................................................................................................7 LCD パネル.....................
Dell Lifecycle Controller...................................................................................................................................................44 組み込み型システム管理............................................................................................................................................ 44 起動マネージャ...................................................................................................................................................................
冷却ファン........................................................................................................................................................................... 67 冷却ファンダミーの取り外し...........................................................................................................................................67 冷却ファンアダミーの取り付け....................................................................................................................................... 68 冷却ファンの取り外し..............
7 システム診断プログラムの使用....................................................................................................................... 101 Dell Embedded System Diagnostics............................................................................................................................. 101 組み込み型システム診断プログラムを使用する状況................................................................................................. 101 起動マネージャからの組み込み型システム診断プログラムの実行........................................................
1 システムについて Dell Storage NX430 NAS システムは、Intel E3-1200 V5 シリーズに基づくプロセッサ 1 個、最大 4 個の DIMM、および最大 4 台のハードドライブまた はソリッドステートドライブ(SSD)をサポートします。 トピック: • サポートされる構成 • 前面パネルの機能とインジケータ • 背面パネルの機能とインジケータ • ホットスワップ対応ハードドライブインジケータコード • iDRAC ダイレクト LED インジケータコード • NIC インジケータコード • 冗長電源ユニットのインジケータコード • お使いのシステムのサービスタグの位置 サポートされる構成 Dell Storage NX430 NAS システムでは、次の構成をサポートしています。 表 1. サポートされる構成 システム 構成 4 台のハードドライブシステム 3.5 インチハードドライブアダプタに最大 4 台のホットスワップ対応 3.5 イン チハードドライブ、または 4 台のホットスワップ対応 2.
表 2. 前面パネルの機能とインジケータ — 4 台のホットスワップ対応 3.
LCD パネル お使いのシステムの LCD パネルには、システムが正常に機能しているかどうか、またはシステムに注意が必要かどうかを示す、システム情報、ステータス、 およびエラーメッセージが表示されます。エラーメッセージの詳細については、Dell.
手順 1 Home(ホーム)画面を表示するには、3 つのナビゲーションボタン(Select(選択)、Left(左)、または Right(右))のいずれかを選択します。 2 別のメニューから Home(ホーム)画面に移動するには、次の手順を実行します。 上矢印を押し続けます。 Home(ホーム)アイコン が表示されます。 Home(ホーム)アイコンを選択します。 Home(ホーム)画面で Select(選択)ボタンを押して、メインメニューを選択します。 a b c セットアップメニュー メモ: セットアップメニューでオプションを選択すると、次の動作に進む前にオプションを確認する必要があります。 オプション 説明 iDRAC DHCP または Static IP(静的 IP)を選択してネットワークモードを設定します。Static IP(静的 IP)を選択した場合の使 用可能なフィールドは、IP、Subnet(Sub)(サブネット(サブ))および Gateway(Gtw)(ゲートウェイ(Gtw))です。 Setup DNS(DNS のセットアップ)を選択して DNS を有効化し、ドメインアドレスを表示
背面パネルの機能とインジケータ 図 3. 背面パネルの機能とインジケータ 表 4. 背面パネルの機能とインジケータ アイテム インジケータ、ボタン、またはコネク アイコン タ 説明 1 シリアルコネクタ シリアルデバイスをシステムに接続できます。 2 vFlash カードスロット(オプション) vFlash カードを接続できます。 3 iDRAC ポート(オプション) 専用管理ポートカードを取り付けることができます。 4 PCIe 拡張カードスロット(2) PCI Express 拡張カードを接続できます。 5 電源装置ユニット(PSU1 と PSU2) 350 W 冗長 AC 電源装置ユニットを 2 台まで取り付けることができます。 6 USB コネクタ USB デバイスをシステムに接続できます。ポートは USB 3.
ホットスワップ対応ハードドライブインジケータコード 図 4. ホットスワップ対応ハードドライブインジケータ 1 ハードドライブアクティビティインジケータ 3 ハードドライブ 2 ハードドライブステータスインジケータ メモ: ハードドライブが AHCI(Advanced Host Controller Interface)モードの場合、ステータスインジケータ(右側)は機能せず、消灯の 状態のままになります。 表 5.
図 5. iDRAC ダイレクト LED インジケータ 1 iDRAC ダイレクトステータスインジケータ iDRAC ダイレクト LED インジケータ表は、管理ポート(USB XML インポート)を使用して iDRAC ダイレクトを設定しているときの iDRAC ダイレクトのア クティビティを説明しています。 表 6. iDRAC ダイレクト LED インジケータ 点灯規則 iDRAC ダイレクト LED インジケータパターン 状態 A 緑色 ファイル転送の開始時と終了時を示すために最低 2 秒間緑色に点灯します。 B 緑色の点滅 ファイル転送や操作タスクを示します。 C 緑色に点灯して消灯 ファイル転送が完了したことを示します。 D 消灯 USB を取り外す準備ができたことを示しているか、タスクが完了したことを示しています。 次の表は、ノートブックとケーブル(ノートブック接続)を使用して iDRAC ダイレクトを設定する時の iDRAC ダイレクトのアクティビティを説明しています。 表 7.
NIC インジケータコード 図 6. NIC インジケータ リンクインジケータ 1 2 アクティビティインジケータ 表 8.
図 7. AC PSU ステータスインジケータ 1 AC PSU ステータスインジケータまたはハンドル 表 9. 冗長 AC PSU ステータスインジケータ 表記規則 電源インジケータのパタ ーン 状態 A 緑色 有効な電源が PSU に接続されているか、PSU が動作中です。 B 緑色の点滅 PSU ファームウェアのアップデート中に、PSU ハンドルが緑色に点滅します。 注意: ファームウェアをアップデートしている際に、電源コードを外したり PSU を抜いたり しないでください。ファームウェアのアップデートが中断した場合、PSU は機能しなくなりま す。Dell Lifecycle Controller を使用して PSU ファームウェアをロールバックする必要が あります。Dell.
お使いのシステムのサービスタグの位置 お使いのシステムは一意のエクスプレスサービスコードおよびサービスタグ番号によって識別されます。エクスプレスサービスコードおよびサービスタグは、シス テムの前面で情報タグを引き出して確認します。または、システムのシャーシに貼られたステッカーに情報が記載されている場合があります。この情報は、 デルが電話によるサポートのお問い合わせを適切な担当者に転送するために使用されます。 16 システムについて
2 マニュアルリソース 本項では、お使いのシステムのマニュアルリソースに関する情報を提供します。 タスク 文書 場所 システムのセットアップ ラックへのシステムの取り付けについての情報は、お使い Dell.com/storagemanuals のラックソリューションに同梱のラックマニュアルを参照して ください。 システムの起動と技術的仕様の詳細については、システ ムに同梱の『はじめに』マニュアルを参照してください。 ストレージ システムおよび内部ストレージのセットアップ 手順の詳細については、Dell Storage NX430 ネットワ ーク接続ストレージ システムのセットアップを参照してくだ さい。 システムの設定 システムの設定、管理、アップデート、および復元の詳 細については、『Dell EMC Network Attached Storage System using Windows Storage Server 2016 Administrator's Guide』を参照してください。 Dell.
タスク 文書 場所 Server Administrator User’s Guide』(Dell OpenManage Server Administrator ユーザーズガイ ド)を参照してください。 Dell OpenManage Essentials のインストール、使用、 Dell.com/openmanagemanuals およびトラブルシューティングについての情報は、『Dell OpenManage Essentials User’s Guide』(Dell OpenManage Essentials ユーザーズガイド)を参照して ください。 Dell System E-Support Tool(DSET)のインストール Dell.
3 技術仕様 寸法と重量 寸法 寸法 高さ 42.8 mm(1.68 インチ) 幅(ラックラッチを含 む) 482.38 mm(18.99 インチ) 幅(ラックラッチを含ま 434.15 mm(17.09 インチ) ない) 奥行(ベゼルを含まな 610 mm(24 インチ) い) ハードドライブシャー シ 4 台の最大重量 13.8 kg(30.42 ポンド) ハードドライブシャー シ 4 台の空の重量 6.0 kg(13.
PCI Express 仕様 Generation 3 拡 張スロット(拡張 カードライザーな し) PCIE_G3_X8 ライザー用 x8 リンク(1) メモリの仕様 メモリ 仕様 アーキテクチャ 1600 MT/s、1866 MT/s、または 2133 MT/s DDR4 アンバッファード DIMM アドバンス ECC またはメモリ最適化操作のサポート メモリモジュールソケッ 288 ピンソケット(4) ト メモリモジュールの容 量(UDIMM) 4 GB(シングルランク)、8 GB(シングルランク / デュアルランク)、16 GB(シングル / デュアルランク) 最小 RAM 4 GB 最大 RAM 64 GB 電源仕様 電源装置ユニット 仕様 電源装置ユニットあた 350 W(プラチナ)(100~240 V AC、50/60 Hz、4.8~2.4 A) り電力定格 熱消費 1357.
コネクタの仕様 背面コネクタ 仕様 NIC 10/100/1000 Mbps(2) シリアル DB-9 シリアルポートコネクタ USB 9 ピン USB 3.0 対応(2) ビデオ 15 ピン VGA iDRAC8 オプションの 1 GbE イーサネットコネクタ 1 個 外付け SD vFlash オプションの SD vFlash メモリーカード 1 枚 メモ: このカードスロットは、お使いのシステムに iDRAC8 Enterprise ライセンスがインストールされている場合に限り 使用できます。 前面コネクタ 仕様 USB 4 ピン USB 2.0 対応(2) ビデオ 15 ピン VGA 内部コネクタ 仕様 USB 9 ピン USB 3.
動作時の拡張温 仕様 度 年間動作時間の 1 パ 相対湿度 5 ~ 90 %、露点温度 26 °C で、–5 ~ 45 °C。 ーセント以下 メモ: 標準動作温度範囲(10~35°C)外で使用する場合は、最大年間動作時間の最大 1% まで –5~45°C の 範囲で動作することができます。 40 ~ 45 °C の場合、950 m を超える場所では 125 m 上昇するごとに最大許容乾球温度を 1 °C 下げます(1 °F/228 フ ィート)。 動作時の拡張温度 範囲に関する制約 • 動作温度は最大高度 3048 m(10,000 フィート)を想定しています。 • 非冗長電源装置ユニットはサポートされていません。 • デル認定外の周辺機器カードおよび / または 25 W を超える周辺機器カードは非対応です。 • 5°C 未満でコールドブートを行わないでください。 • プロセッサのパフォーマンスが低下する可能性があります。 環境仕様 メモ: 特定のシステム構成でのその他の環境条件の詳細については、Dell.
動作時温度ディ レーティング 仕様 最高 35 °C(95 °F) 950 m(3117 フィート)を越える高度では、最高温度は 300 m(547 フィート) ごとに 1 °C(1 °F)低くなります。 次のセクションでは、粒状およびガス状汚染物による IT 機器の損傷および / または障害を防ぐのに役立つ制限を定義します。粒状またはガス状汚染 物のレベルが指定された制限を超え、機器の損傷または障害の原因となる場合は、環境条件を修正する必要がある場合があります。この環境条件の 修正は、お客様の責任において行ってください 。 粒子汚染 仕様 空気清浄 データセンターの空気清浄レベルは、ISO 14644-1 の ISO クラス 8 の定義に準じて、95% 上限信頼限界です。 メモ: データセンター環境のみに該当します。空気清浄要件は、事務所や工場現場などのデータセンター外での使 用のために設計された IT 装置には適用されません。 メモ: データセンターに吸入される空気は、MERV11 または MERV13 フィルタで濾過する必要があります。 伝導性ダスト 空気中に伝導性ダスト、亜鉛ウィスカ、
4 システムの初期セットアップと設定 システムのセットアップ 次の手順を実行して、システムを設定します。 1 システムを開梱します。 2 システムをラックに取り付けます。システムのラックへの取り付けについての詳細は、Dell.
iDRAC へのログイン iDRAC には次の資格情報でログインできます。 • iDRAC ユーザー • Microsoft Active Directory ユーザー • Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)ユーザー デフォルトのユーザー名とパスワードは、root と calvin です。シングルサインオンまたはスマートカードを使用してログインすることもできます メモ: iDRAC にログインするには、iDRAC 資格情報が必要です。 iDRAC へのログイン、および iDRAC ライセンスの詳細については、Dell.
5 プレオペレーティングシステム管理アプリケーション システムのファームウェアを使用して、オペレーティングシステムを起動せずにシステムの基本的な設定や機能を管理することができます。 プレオペレーティングシステムアプリケーションを管理するため のオプション お使いのシステムには、プレ オペレーティング システム アプリケーションを管理するための次のオプションがあります。 • セットアップユーティリティ • Dell Lifecycle Controller • ブートマネージャ • Preboot Execution Environment(PXE) メモ: NX430 システムは UEFI モードをサポートしていません。 セットアップユーティリティ System Setup(セットアップユーティリティ)画面を使用して、お使いのシステムの BIOS 設定、iDRAC 設定およびデバイス設定を行うことができます。 メモ: デフォルトでは、選択したフィールドのヘルプテキストはグラフィカルブラウザ内に表示されます。テキストブラウザ内でヘルプテキストを表示 するには、 を押してください。 セッ
オプション 説明 System BIOS(シス テム BIOS) BIOS 設定を構成できます。 iDRAC Settings (iDRAC 設定) iDRAC 設定を構成できます。 iDRAC 設定ユーティリティは、iDRAC パラメーターをセットアップして設定するために使用されます。iDRAC 設定ユーティリティを 使用することで、さまざまな iDRAC パラメーターを有効または無効にすることができます。このユーティリティの詳細については、 Dell.
オプション 説明 Network Settings (ネットワーク設定) ネットワーク設定と起動プロトコルを管理するオプションを指定します。 Integrated Devices (内蔵デバイス) 内蔵デバイス コントローラとポートの管理オプションの指定、および関連する機能とオプションの指定を行います。 レガシー ネットワークの設定は、[デバイス設定]メニューから管理します。 Serial シリアル ポートの管理、および関連する機能とオプションを管理するオプションを指定します。 Communication(シ リアル通信) System Profile プロセッサーの電力管理設定、メモリ周波数を変更するオプションを指定します。 Settings(システム プ ロファイル設定) System Security(シ システムパスワード、セットアップパスワード、TPM(Trusted Platform Module)セキュリティなどのシステム セキュリティ設定を ステム セキュリティ) 行うオプションを指定します。システムの電源ボタンも管理します。 Miscellaneous システムの日時を変更する
オプション 説明 Hard-Disk Failover 障害が発生しているドライブを特定します。[起動オプション設定]メニューの[ハードディスク ドライブ順序]でデバイスを (ハードディスク フェー 選択します。このオプションが[無効]に設定されている場合は、リストの始めにあるドライブのみ起動を試みます。このオプショ ルオーバー) ンが[有効]に設定されている場合は、[ハードディスク ドライブ順序]で選択した順にすべてのドライブの起動を試みま す。このオプションは、デフォルトで[無効]に設定されています。 Boot Option 起動順序と起動デバイスを設定します。 Settings(起動オプシ ョン設定) BIOS Boot Settings BIOS 起動オプションを有効または無効にします。 (BIOS 起動設定) メモ: このオプションは、起動モードが BIOS の場合にのみ有効になります。 システム起動モードの選択 セットアップユーティリティ では、以下のオペレーティングシステムのいずれかのインストール用起動モードを指定することができます。 このタスクについて • BIOS 起動モード(デフォ
システムセキュリティの表示 System Security(システムセキュリティ)画面を表示するには、次の手順を実行してください。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度シ ステムを起動してやり直してください。 3 System Setup Main Menu(システムセットアップメインメニュー)画面で、System BIOS(システム BIOS)をクリックします。 4 System BIOS(システム BIOS)画面で System Security(システムセキュリティ)をクリックします。 システムセキュリティ設定の詳細 システム セキュリティ設定画面では、次のオプションを提供します。 オプション 説明 Intel AES-NI Advanced Encryption Standard Instruction Set(AES-NI)を使用して暗号化およ
オプション 説明 AC Power Recovery システムへの AC 電源が回復した後のシステムの動作を設定します。このオプションは、デフォルトで Last(前回)に設定され (AC 電源リカバリ) ています。 AC Power Recovery システムへの AC 電源が回復した後のシステムへの電源投入の時間遅延を設定します。このオプションは、デフォルトで Delay(AC 電源リカ Immediate(即時)に設定されています。 バリ遅延) User Defined Delay AC Power Recovery Delay(AC 電源リカバリ遅延)に User Defined(ユーザー定義)オプションが選択されている場 (60s to 240s) (ユー 合、User Defined Delay(ユーザー定義の遅延)オプションを設定します。 ザー定義の遅延(60 ~240 秒)) UEFI Variable メモ: NX430 システムは UEFI モードをサポートしておらず、このオプションは使用できません。 Access(UEFI 変数 アクセス) さまざまなレベルのセキュア UEFI 変数を
オプション 説明 Key Exchange Key Database キー交換キー(KEK)データベース内のエントリをインポート、エクスポート、削除、または復元できます。 Authorized 認証済み署名データベース(db)のエントリをインポート、エクスポート、削除、または復元します。 Signature Database Forbidden 禁止されている署名のデータベース(dbx)のエントリをインポート、エクスポート、削除、または復元します。 Signature Database システムパスワードおよびセットアップパスワードの作成 前提条件 パスワードジャンパが有効になっていることを確認します。パスワードジャンパは、システムパスワードとセットアップパスワード機能を有効または無効にしま す。詳細については、「システム基板のジャンパ設定」の項を参照してください。 メモ: パスワードジャンパの設定を無効にすると、既存のシステムパスワードとセットアップパスワードは削除され、システムの起動にシステムパス ワードを入力する必要がなくなります。 手順 1 セットアップユーティリティを起動するには、電源投入
メモ: 間違ったシステムパスワードを入力すると、システムがパスワードの再入力を求めるメッセージを表示します。3 回目までに正しいパスワー ドを入力してください。間違ったパスワードを 3 回入力すると、システムの停止を示すエラーメッセージが表示され、システムの電源を切る必要 があります。システムの電源を切って再起動しても、正しいパスワードを入力するまでは、このエラーメッセージが表示されます。 システムおよびセットアップパスワードの削除または変更 前提条件 メモ: Password Status(パスワードステータス)が Locked(ロック)に設定されている場合、既存のシステムパスワードまたはセットアップパ スワードを削除または変更することはできません。 手順 1 セットアップユーティリティを起動するには、システムの電源投入または再起動の直後に F2 を押します。 2 System Setup Main Menu(セットアップユーティリティメインメニュー)画面で、System BIOS(システム BIOS) > System Security(システ ムセキュリティ)の順にクリックします。 3 Syst
メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度シ ステムを起動してやり直してください。 3 System Setup Main Menu(システムセットアップメインメニュー)画面で、System BIOS(システム BIOS)をクリックします。 4 System BIOS(システム BIOS)画面で、 System Information(システム情報)をクリックします。 システム情報の詳細 システム情報画面には次のオプションがあります。 メモ: NX シリーズ システムは BIOS モードのみをサポートします。UEFI モードではシステムがアプライアンス OS をロードできないため、起動モ ードを UEFI に変更しないでください。 オプション 説明 System Model システム モデル名を指定します。 Name(システム モデ ル名) System BIOS Version(システム BIOS バージョン) システムにインストールされている BIOS バージョンを指定します。 System 管理エンジンフ
メモリ設定の表示 Memory Settings(メモリ設定)画面を表示するには、次の手順を実行します。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度シ ステムを起動してやり直してください。 3 System Setup Main Menu(システムセットアップメインメニュー)画面で、System BIOS(システム BIOS)をクリックします。 4 System BIOS(システム BIOS)画面で、 Memory Settings(メモリ設定)をクリックします。 メモリ設定の詳細 Memory Settings(メモリ設定)画面の詳細は、次の通りです。 オプション 説明 System Memory Size(システムメモリ のサイズ) システム内のメモリサイズを指定します。 System Memory システムに取り付けられているメモリのタイプを指定します
プロセッサ設定の表示 Processor Settings(プロセッサ設定)画面を表示するには、次の手順を実行します。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度シ ステムを起動してやり直してください。 3 System Setup Main Menu(セットアップユーティリティメインメニュー)画面で System BIOS(システム BIOS)をクリックします。 4 System BIOS(システム BIOS)画面で Processor Settings(プロセッサ設定)をクリックします。 プロセッサ設定の詳細 Processor Setting(プロセッサ設定)画面の詳細は、次の通りです。 オプション Logical Processor (論理プロセッサ ) 説明 論理プロセッサの有効 / 無効を切り替えて論理プロセッサの数を表示します。このオプションが En
オプション 説明 メモ: インストールされている CPU の数に応じて、最大 4 台のプロセッサのリストがあります。 Number of Cores 各プロセッサ内の有効なコアの数を制御します。 このオプションは、デフォルトで All(すべて)に設定されています。 per Processor(プロ セッサごとのコア数 ) Processor 64-bit プロセッサが 64 ビット拡張をサポートするかどうかを指定します。 Support(プロセッサ 64 ビットサポート) Processor Core Speed(プロセッサコ アスピード ) プロセッサの最大コア周波数を指定します。 Processor 1(プロセ システムに取り付けられている各プロセッサについて、次の設定が表示されます。 ッサ 1) オプション 説明 Family-ModelStepping(シリーズ - モデル - ステッピン グ) Intel によって定義されているとおりにプロセッサのシリーズ、モデル、およびステッピングを指定しま す。 Brand(ブランド) ブランド名を指定します。 Level 2 Cache(
SATA 設定の詳細 SATA Settings(SATA 設定)画面の詳細は、次の通りです。 オプション 説明 Embedded SATA(組 組み込み SATA オプションを Off(オフ)、、AHCI、または RAID モードに設定できます。このオプションは、デフォルトで AHCI み込み SATA) に設定されています。 Security Freeze POST 中に組み込み SATA ドライブにセキュリティフリーズロックコマンドを送信します。このオプションは、 にのみ適用されます。 Lock(セキュリティフリ ーズロック) Write Cache(書き込 POST 中に組み込み SATA ドライブの コマンドを有効または無効にします。 みキャッシュ) Port A(ポート A) Port B(ポート B) ポート C ポート D 38 AHCI または RAID モードの場合、BIOS のサポートは常に有効です。 オプション 説明 モデル 選択されたデバイスのドライブモデルを指定します。 ドライブタイプ SATA ポートに接続されているドライブのタイプを指定します。 容
オプション 説明 ポート E AHCI または RAID モードの場合、BIOS のサポートは常に有効です。 ポート F オプション 説明 モデル 選択されたデバイスのドライブモデルを指定します。 ドライブタイプ SATA ポートに接続されているドライブのタイプを指定します。 容量 ハードドライブの合計容量を指定します。このフィールドは、光学ドライブなどのリムーバブルメディア デバイスには定義されていません。 AHCI または RAID モードの場合、BIOS のサポートは常に有効です。 オプション 説明 モデル 選択されたデバイスのドライブモデルを指定します。 ドライブタイプ SATA ポートに接続されているドライブのタイプを指定します。 容量 ハードドライブの合計容量を指定します。このフィールドは、光学ドライブなどのリムーバブルメディア デバイスには定義されていません。 内蔵デバイス Integrated Devices(内蔵デバイス)画面を使用して、ビデオコントローラ、内蔵 RAID コントローラおよび USB ポートを含むすべての内蔵デバイスの設 定を表示お
オプション 説明 Internal USB Port 内蔵 USB ポートの有効 / 無効を切り替えます。このオプションはデフォルトで Enabled(有効)に設定されています。 (内蔵 USB ポート) Integrated Network 内蔵ネットワークカードの有効/ 無効を切り替えます Card 1(内蔵ネットワ ークカード 1) Embedded NIC1(内 メモ: Embedded NIC1(内蔵 NIC1)および Embedded NIC2(内蔵 NIC2)オプションは、 Integrated Network 蔵 NIC1)および Card(内蔵ネットワークカード 1)がないシステムでのみ使用できます。 Embedded NIC2(内 蔵 NIC2) Embedded NIC1(内蔵 NIC1)および Embedded NIC2(内蔵 NIC2)の有効/無効を切り替えます。Disabled(無効) に設定されている場合、NIC は、組み込み管理コントローラにより共有ネットワークアクセス用に引き続き使用可能となってい る可能性があります。Embedded NIC1(内蔵 NIC1)および E
シリアル通信の詳細 Serial Communication(シリアル通信)画面の詳細は、次のとおりです。 オプション 説明 Serial BIOS でシリアル通信デバイス(シリアルデバイス 1 およびシリアルデバイス 2)を選択します。BIOS コンソールリダイレクトを有 Communication(シ 効にして、ポートアドレスを指定できます。このオプションは、デフォルトで Auto(自動)に設定されています。 リアル通信) Serial Port Address シリアルデバイスのポートアドレスを設定できます。このオプションは、デフォルトで Serial Device 1=COM2、Serial Device (シリアルポートアドレ 2=COM1 に設定されています。 ス) メモ: シリアルオーバー LAN(SOL)機能にはシリアルデバイス 2 のみ使用できます。SOL でコンソールのリダイレク トを使用するには、コンソールのリダイレクトとシリアルデバイスに同じポートアドレスを設定します。 メモ: システムを起動するたびに、BIOS は iDRAC に保存されたシリアル MUX 設定を同期します。i
3 System Setup Main Menu(システムセットアップメインメニュー)画面で、System BIOS(システム BIOS)をクリックします。 4 System BIOS(システム BIOS)画面で、 System Information(システム情報)をクリックします。 システムプロファイル設定の詳細 System Profile Settings(システムプロファイル設定)画面の詳細は次の通りです。 オプション 説明 System Profile システムプロファイルを設定します。System Profile(システムプロファイル)オプションを Custom(カスタム)以外のモードに 設定すると、BIOS が残りのオプションを自動的に設定します。残りのオプションを変更できるのは、モードを Custom(カスタム) に設定している場合にのみです。このオプションは、デフォルトで デフォルトで Performance Per Watt(OS) (ワットあたりの パフォーマンス最適化(OS))です。 メモ: システムプロファイル設定画面のすべてのパラメータは、System Profi
その他の設定の表示 Miscellaneous Settings (その他の設定)画面を表示するには、次の手順を実行してください。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度シ ステムを起動してやり直してください。 3 System Setup Main Menu(システムセットアップメインメニュー)画面で、System BIOS(システム BIOS)をクリックします。 4 System BIOS(システム BIOS)画面で、 Miscellaneous Settings(その他の設定)をクリックします。 その他の設定の詳細 Miscellaneous Settings(その他の設定)画面の詳細は、次の通りです。 メモ: NX430 システムは UEFI モードをサポートしていません。 オプション 説明 System Time(システ システムの時刻を設定するこ
メモ: NX シリーズ システムは BIOS モードのみをサポートします。UEFI モードではシステムがアプライアンス OS をロードできないため、起動モ ードを UEFI に変更しないでください。 このユーティリティの詳細については、Dell.
起動マネージャの表示 Boot Manager(起動マネージャ)を起動するには、次の手順を実行してください。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたら を押します。 F11 = Boot Manager F11 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システムを起動してやり 直してください。 ブートマネージャのメインメニュー メニュー項目 説明 Continue Normal システムは起動順序の先頭にあるデバイスから順に起動を試みます。起動が失敗すると、システムは起動順序内の次のデバ Boot(通常の起動を イスから起動を試みます。起動が成功するか、起動オプションがなくなるまで処理は続行されます。 続行) One Shot Boot 起動メニューにアクセスし、ワンタイム起動デバイスを選択して、このデバイスから起動できます。 Menu(ワンショット起 動メニュー) Launch System セットアップユーティリティにアクセスできます。 Setup(セットアップユ ーティ
6 システムコンポーネントの取り付けと取り外し 本項には、システムコンポーネントの取り付けおよび取り外しに関する情報が記載されています。 トピック: • 安全にお使いいただくために • システム内部の作業を始める前に • システム内部の作業を終えた後に • 推奨ツール • 前面ベゼル(オプション) • システムカバー • システムの内部 • イントルージョンスイッチ • 冷却用エアフローカバー • システムメモリ • ハードドライブ • 光学ドライブ(オプション) • 冷却ファン • 拡張カードと拡張カードライザー • iDRAC ポートカード(オプション) • プロセッサおよぶヒートシンク • 電源装置ユニット • システムバッテリ • ハードドライブバックプレーン • コントロールパネルアセンブリ • 電源インタポーザボード • Trusted Platform Module • システム基板 安全にお使いいただくために 警告: システムを持ち上げる必要がある場合は、必ずだれかの手を借りてください。けがを防ぐため、
メモ: デルは、システム内部のコンポーネントでの作業中は常に静電マットと静電ストラップを使用することをお勧めします。 メモ: システムの正常な動作と冷却を確保するため、システム内のすべてのベイにコンポーネントまたはダミーのいずれかを常時装着しておく必 要があります。 システム内部の作業を始める前に 前提条件 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。 手順 1 システムとすべての周辺機器の電源を切ります。 2 システムを電源コンセントと周辺機器から外します。 3 前面ベゼルが取り付けられている場合は、取り外します。 4 必要に応じて、システム をラックから取り外します。 詳細については、Dell.
手順 ベゼルキーの位置を確認して取り外します。 1 メモ: ベゼルキーはベゼルの背面に取り付けられています。 2 ベゼルの右端をシャーシに取り付けます。 3 ベゼルのもう一方の端をシステムにはめ込みます。 4 キーを使用してベゼルをロックします。 図 8.
システムカバーの取り外し 前提条件 1 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 システムとすべての周辺機器の電源を切ります。 3 システムを電源コンセントと周辺機器から外します。 4 オプションのベゼルを取り付けている場合は、ベゼルを取り外します。詳細については、「前面ベゼルの取り外し」の項を参照してください。 5 前面ベゼルが取り付けられている場合は、取り外します。 手順 1 ラッチリリースロックを反時計方向に回してロック解除位置にします。 2 ラッチをシステム後方に向けて持ち上げます。 システムカバーを後方にスライドさせると、システムカバーのタブがシャーシのスロットから外れます。 メモ: ラッチの位置は、お使いのシステムの設定によって異なる場合があります。 3 カバーの両側をつかんで持ち上げて、システムから取り外します。 図 9.
システムカバーの取り付け 前提条件 1 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 すべての内部ケーブルが確実に接続され、邪魔にならないように束ねられていて、システム内部に工具や余分な部品が残っていないことを確認し ます。 手順 1 システムカバーのスロットをシャーシのタブに合わせます。 2 システムカバーラッチを押し下げて、システムカバーを閉の位置に移動させます。 システムカバーを前方にスライドさせて、システムカバーのタブをシャーシのスロットにはめ込みます。システムカバーをシャーシのスロットにはめ込む場 合に、システムカバーラッチを所定の位置にロックします。 3 ラッチリリースロックを時計方向に回してロック位置にします。 次の手順 1 ベゼルを取り外している場合は、取り付けます。 2 周辺機器を再度接続し、システムをコンセントに接続します。 3 システムとすべての周辺機器の電源を入れます。 50 システムコンポーネントの取り付けと取り外し
システムの内部 図 10. システムの内部 — 4 台のホットスワップ対応 3.
イントルージョンスイッチの取り外し 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサー ビスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められ ていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、 指示に従ってください。 1 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。 3 プラスチックスクライブを準備しておきます。 手順 1 システム基板上のコネクタからイントルージョンスイッチケーブルを外します。 2 ケーブル配線ラッチからケーブルを外します。 3 プラスチックスクライブを使って、イントルージョンスイッチをスライドさせ、イントルージョンスイッチスロットの下から取り外します。 図 11.
イントルージョンスイッチの取り付け 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサー ビスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められ ていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、 指示に従ってください。 1 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。 手順 1 イントルージョンスイッチをイントルージョンスイッチスロットに差し込みます。 2 イントルージョンスイッチが所定の位置にロックされるまでスライドさせます。 3 ルートイントルージョンスイッチケーブルを、ケーブル配線タブに通して配線します。 4 イントルージョンスイッチケーブルをシステム基板上のコネクタに接続します。 次の手順 「システム内部の作業を終えた後に」の
3 ケーブルが外されている場合は、拡張カードに接続します。 4 必要に応じて、冷却用エアフローカバー上の拡張カードラッチを開き、フルレングス拡張カードをサポートします。 5 「システム内部の作業を終えた後に」の項に記載された手順に従います。 冷却用エアフローカバーの取り付け 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサー ビスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められ ていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、 指示に従ってください。 1 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。 3 該当する場合は、シャーシ側面に沿ってシステム内部にケーブルを配線し、ケーブル保持ブラケットを使ってケーブルを固定します。 手順
図 12. システム基板上のメモリソケットの位置 メモリチャネルの構成は次のとおりです。 Processor 1(プロセッ チャネル 0:メモリソケット A1 と A3 サ 1) チャネル 1:メモリソケット A2 と A4 次の表は、サポートされている構成のメモリ装着と動作周波数を示しています。 表 10. サポートされている構成のメモリ装着と動作周波数。 メモリモジュールのタ イプ 各チャネルに装着されているメ モリモジュール 動作周波数(単位:MT/s) チャネルごとの最大メモリモジュールのランク 1.
• 他のメモリ装着ルールが守られていれば、異なる容量のメモリモジュールを併用できます(たとえば、4 GB と 8 GB のメモリモジュールを併用できま す)。 • システム内で 2 つ以上の DIMM を併用することはできません。 • パフォーマンスを最大にするには、各プロセッサにつき 2 枚の DIMM を一度に装着してください(各チャネルに DIMM 1 枚)。 モード固有のガイドライン 各プロセッサには 4 つのメモリチャネルが割り当てられています。使用可能な構成は、選択するメモリモードによって異なります。 アドバンスエラー訂正コード(ロックステップ) アドバンスエラー訂正コード(ECC)モードでは、SDDC が x4 DRAM ベースの DIMM から x4 と x8 両方の DRAM に拡張されます。これにより、通常 動作中のシングル DRAM チップ障害から保護されます。 メモリモジュールの取り付けガイドラインは次のとおりです。 • メモリモジュールは、サイズ、速度、テクノロジが同一のものを取り付けてください。 • 白のリリースレバーが付いているメモリソケットには同一の DIM
• 白のリリースレバーが付いているメモリモジュールソケットには同一のメモリモジュールを取り付ける必要があり、黒色と緑色のリリースタブが付いているソ ケットについても、同様のルールが当てはまります。このルールに従うことで、同一のメモリモジュールが確実に一致するペアで取り付けられます。たとえ ば、A1 と A2、A3 と A4、A5 と A6 という具合です。 表 11. プロセッサ構成 プロセッサ 設定 メモリ装着ルール メモリ装着情報 シングル CPU メモリ装着順序 {1,2}、{3,4} 「メモリミラーリング」のメモを参照してくださ い メモリ構成の例 該当するメモリのガイドラインに則したメモリの構成例(プロセッサが 1 基および 2 基の場合)を以下の表に示します。 メモ: 以下の表で、1R、2R、4R はそれぞれ、シングル、デュアル、クアッドランクの DIMM を表します。 表 12.
手順 1 該当するメモリモジュールソケットの位置を確認します。 注意: 各モジュールは、カードの端だけを持ち、メモリモジュールの中央部や金属の接触部に触れないように取り扱ってください。 2 メモリモジュールをソケットから解除するには、メモリモジュールソケットの両端にあるイジェクタを同時に押します。 3 メモリモジュールを持ち上げてシステムから取り外します。 図 13.
手順 1 該当するメモリモジュールソケットの位置を確認します。 注意: 各モジュールは、カードの端だけを持ち、メモリモジュールの中央部や金属の接触部に触れないように取り扱ってください。 2 メモリモジュールのエッジコネクタをメモリモジュールソケットの位置合わせキーに合わせ、メモリモジュールをソケット内に挿入します。 注意: メモリモジュールの中央にかけないようにしてください。メモリモジュールの両端に均等に力を加えてください。 メモ: メモリモジュールソケットには位置合わせキーがあり、メモリモジュールをソケットに一方向でしか取り付けられないようになってい ます。 3 ソケットレバーが所定の位置にしっかりと収まるまで、メモリモジュールを親指で押し込みます。 メモリモジュールがソケットに適切に装着されると、メモリモジュールソケットのレバーがメモリモジュールが装着されている別のソケットのレバーと同じ位 置に揃います。 図 14.
ついては、Dell.com/poweredgemanuals にある『512e and 4Kn Disk Formats ホワイトペーパ』および『4K Sector HDD FAQ マニュアル』を参照してく ださい。 注意: システムの動作中にハードドライブを取り付けたり取り外したりする前に、ストレージコントローラカードのマニュアルを参照して、ホットス ワップ対応ハードドライブの取り外しと挿入をサポートするように、ホストアダプタが正しく設定されていることを確認します。 注意: ハードドライブのフォーマット中は、システムの電源を切ったり、再起動を行ったりしないでください。ハードドライブの故障の原因となりま す。 ハードドライブバックプレーン用として使用が認められているテスト済みのハードドライブのみを使用してください。 ハードドライブをフォーマットする場合は、フォーマットの完了までに十分な時間の余裕をみておいてください。大容量のハードドライブはフォーマットに時間 がかかる場合があります。 サポートされているハードドライブ構成 4 台のハードドライブ システム ホットスワップ対応 3.
図 15. ホットスワップ対応 3.5 インチハードドライブキャリアダミーの取り外しと取り付け 1 ハードドライブキャリアダミー 2 リリースボタン 次の手順 前面ベゼルを取り外した場合は、取り付けます。 ホットスワップ対応 3.
ハードドライブがオンラインの場合、ハードドライブの電源をオフにすると、緑色のアクティビティ / 障害インジケータが点滅します。ハードドライブインジ ケータが消灯したら、ハードドライブを取り外すことができます。 注意: データの損失を防ぐために、お使いのオペレーティングシステムがホットスワップによるドライブの取り付けに対応していることを確認してく ださい。お使いのオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。 メモ: ホットスワップ対応ハードドライブは、ハードドライブスロットに収まるホットスワップ対応ハードドライブキャリアに装着されて提供されま す。 手順 1 リリースボタンを押してハードドライブキャリアリリースハンドルを開きます。 2 ハードドライブキャリアをスライドさせてハードドライブスロットから取り出します。 注意: システムの正常な冷却状態を維持するため、空のハードドライブスロットすべてにハードドライブキャリアのダミーを取り付ける 必要があります。 図 16.
注意: ハードドライブの取り付け時は、隣接するドライブが完全に取り付けられていることを確認してください。完全に取り付けられていないキャ リアの隣にハードドライブキャリアを挿入してハンドルをロックしようとすると、完全に取り付けられていないキャリアのシールドバネが損傷し、使 用できなくなる可能性があります。 注意: データの損失を防ぐために、お使いのオペレーティングシステムがホットスワップによるドライブの取り付けに対応していることを確認してく ださい。お使いのオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。 注意: ホットスワップ対応の交換用ハードディスクドライブを取り付け、システムの電源を入れると、ハードディスクドライブの再構築が自動的 に始まります。交換用ハードディスクドライブが空であるか、または上書きしてよいデータのみが格納されていることの確認を確実に行ってくださ い。交換用ハードディスクドライブ上のデータはすべて、ハードディスクドライブの取り付け後ただちに失われます。 メモ: ホットスワップ対応ハードドライブは、ハードドライブスロットに収まるホットスワップ対応ハードドライブキャリアに装着されて提供
図 17. 3.5 インチハードドライブアダプタへのホットスワップ対応 2.5 インチハードドライブの取り付け 1 ホットスワップ対応 3.5 インチハードドライブキャリア 2 ネジ(5) 3 3.5 インチハードドライブアダプタ 4 ホットスワップ対応 2.5 インチハードドライブ 次の手順 3.5 インチアダプタをホットスワップ対応 3.5 インチハードドライブキャリアに取り付けます。 3.5 インチハードドライブアダプタからのホットスワップ対応 2.
1 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 #2 プラスドライバを準備しておきます。 3 ホットスワップ対応 2.5 インチハードドライブを、3.5 インチハードドライブに取り付けます。 手順 1 ハードドライブのコネクタの端をホットスワップ対応 3.5 インチハードドライブキャリアの背面に向けて、3.5 インチハードドライブをホットスワップ対応 3.5 インチハードドライブキャリアに挿入します。 2 3.5 インチハードドライブと 3.5 インチハードドライブのネジ穴を、ホットスワップ対応 3.5 インチハードドライブキャリアの穴に合わせます。 3 ネジを取り付けて、3.5 インチハードドライブをホットスワップ対応 3.5 インチハードドライブキャリアに固定します。 次の手順 ホットスワップ対応 3.5 インチハードドライブキャリアをシステムに取り付けます。 ホットスワップ対応 3.5 インチハードドライブキャリアからの 3.
手順 1 電源ケーブルとデータケーブルを光学ドライブの背面から外します。 2 必要に応じて、電源ケーブルとデータケーブルをシステム基板から外します。 3 光学ドライブを取り外すには、リリースタブを押し下げ、システムの前面方向に押します。 4 光学ドライブをシステムから引き出します。 図 18.
手順 1 光学ドライブをシャーシ前面の光学ドライブスロットに合わせます。 2 ラッチがカチッと固定されるまで、光学ドライブをスロットに挿入します。 3 光学ドライブの背面に電源ケーブルとデータケーブルを接続します。 4 電源ケーブルとデータケーブルをシステムのケーブル配線ラッチに沿って配線します。 5 電源ケーブルとデータケーブルをシステム基板のコネクタに接続します。 次の手順 「システム内部の作業を終えた後に」の項に記載された手順に従います。 冷却ファン システムの構成によって、お使いのシステムは最大 4 つの冷却ファンをサポートすることができます。 メモ: ホットスワップによるファンの取り外しまたは取り付けはサポートされていません。 メモ: それぞれのファンは、システム管理ソフトウェアに記載され、各ファン番号で参照されます。特定のファンに問題が発生した場合は、冷却フ ァンのファン番号をメモしておくことで、容易に識別し適切なファンに交換できます。 以下の表は、異なるシステム構成ごとに必要なファンの数を示しています。 表 13.
図 19.
冷却ファンの取り外し 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサー ビスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められ ていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、 指示に従ってください。 メモ: 各ファンの取り外し手順は同じです。 1 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。 3 冷却用エアフローカバーが取り付けられている場合は、取り外します。 手順 1 電源ケーブルの両側を押して、システム基板の電源コネクタから電源ケーブルを外します。 2 ファンを持ち上げて冷却ファンブラケットから取り出します。 図 20.
冷却ファンの取り付け 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサー ビスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められ ていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、 指示に従ってください。 メモ: 各ファンの取り付け手順は同じです。 1 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。 3 冷却ファンダミーが取り付けられている場合は、取り外します。 4 冷却用エアフローカバーが取り付けられている場合は、取り外します。 手順 1 ファンを冷却ファンブラケットまで下げます。 2 電源ケーブルをシステム基板の電源ケーブルコネクタに接続します。 次の手順 1 冷却用エアフローカバーを取り付けます。 2 「システム内部の作業を終え
メモ: 拡張カードはホットスワップ対応ではありません。 次の表は、冷却効果が確保され機械的にも適合するように拡張カードを取り付けるためのガイドです。表に示すスロットの優先順位に従って、優先度 の最も高い拡張カードを最初に取り付ける必要があります。その他すべての拡張カードは、カードの優先順位とスロットの優先順位に従って取り付けてく ださい。 表 16.
拡張カードライザーの取り外し 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサー ビスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められ ていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、 指示に従ってください。 1 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。 手順 1 拡張カードライザーラッチを持ち上げて回し、開きます。 2 タッチポイントを持ち、拡張カードライザーを持ち上げてシステム基板上のライザーコネクタから外します。 図 21.
拡張カードライザーの取り付け 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサー ビスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められ ていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、 指示に従ってください。 1 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 拡張カードを拡張カードライザーに取り付けます。 手順 1 拡張カードライザーラッチを開きます。 2 部品を次のように配置してください。 a b 拡張カードライザーのガイドをシステム基板上のガイドピンに合わせます。 拡張カードライザーコネクタをシステム基板のコネクタに合わせます。 3 拡張カードライザーがシステム基板のコネクタにしっかり装着されるまで拡張カードライザーを下げます。 4 拡張カードライザーラッチを閉じます。 次の手順 「システム内部
図 22.
内蔵 PERC カードの取り外し 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサー ビスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められ ていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、 指示に従ってください。 1 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。 3 拡張カードライザーを取り外します。 4 #2 プラスドライバを準備しておきます。 手順 1 PERC カードロックからネジを取り外します。 2 PERC カードロックを回して、PERC カードからロックを外します。 3 PERC カードロック上のタブがシャーシのスロットにカチッと収まるまで、PERC カードロックを押します。 図 23.
図 24.
次の手順 1 拡張カードライザーを取り付けます。 2 「システム内部の作業を終えた後に」の項に記載された手順に従います。 iDRAC ポートカード(オプション) iDRAC ポートカードは SD vFlash カードスロットと iDRAC ポートで構成されています。iDRAC ポートカードは、システムの詳細管理を行うために使用され ます。SD vFlash カードは、システムの SD vFlash カードスロットに挿入するセキュアデジタル(SD)カードです。このカードは、持続的なオンデマンドロー カルストレージとカスタムデプロイメント環境を実現することで、サーバー設定、スクリプト、イメージングの自動化を可能にします。SD vFlash カードは USB デバイスをエミュレートします。詳細に関しては、Dell.
1 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。 3 #2 プラスドライバを準備しておきます。 4 ネットワークケーブルが接続されている場合は、iDRAC ポートカードから外します。 5 冷却用エアフローカバーを取り外します。 手順 1 iDRAC ポートカードホルダーをシステム基板にネジを緩めます。 2 iDRAC ポートカードを引いて、システム基板の iDRAC ポートカードコネクタから外し、カードをシャーシから取り外します。 図 26.
オプションの iDRAC ポートカードの取り付け 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサー ビスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められ ていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、 指示に従ってください。 1 「安全にお使いいただくために」を必ずお読みください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3 #2 プラスドライバを準備しておきます。 4 冷却用エアフローカバーを取り外します。 手順 1 iDRAC ポートカードのタブをシャーシのスロットに合わせて差し込みます。 2 iDRAC ポートカードをシステム基板のコネクタに差し込みます。 3 iDRAC ポートカードホルダをシステム基板に定しているジを締めます。 次の手順 1 冷却用エアフローカバーを取り付けます。 2 ネットワ
メモ: システム BIOS のアップデートは Dell Lifecycle Controller を使用して行えます。 注意: プロセッサは強い圧力でソケットに固定されています。リリースレバーはしっかりつかんでいないと突然跳ね上がるおそれがあります。 警告: プロセッサはシステムの電源をを切った後もしばらくは高温となります。プロセッサが冷えるのを待ってから取り外してください。 手順 1 アンロックアイコンの近くにあるオープンファーストソケットのレバーを解除します レバーを押し下げてタブの下から外します。 2 ロックアイコンの近くにあるクローズファーストソケットリリース 3 オープンファーストソケットリリースレバーを下ろし、プロセッサシールドを持ち上げます。 4 プロセッサシールドのタブを持ち、 オープンファースト ソケットリリースレバーが持ち上がるまで、プロセッサシールドを持ち上げます。 レバーを押し下げてタブの下から外します。レバーを 90 度上に持ち上げます。 注意: ソケットピンは壊れやすく、損傷して修復できなくなることがあります。プロセッサをソケットから取り外す際には、ソケットのピ
5 アンロックアイコン 図 28.
3 #2 プラスドライバを準備しておきます。 4 システムをアップグレードする場合は、Dell.
電源装置ユニット お使いのシステムは、350 W AC 冗長電源装置ユニット(PSU)をサポートしています。 メモ: 2 台の PSU を使用する場合は、両方のタイプと最大出力電力が同一である必要があります。 2 台の同一 PSU が取り付けられている場合、PSU 構成は冗長(1+1)です。冗長モードでは、効率性を最大化するため、システムに対して両方の PSU から電力が同等に供給されます。 PSU が 1 台のみ取り付けられている場合、PSU 構成は非冗長(1 + 0)です。システムに電力を供給する PSU は 1 台のみです。 非冗長構成では、空の PSU スロットに PSU ダミーを取り付けます。 ホットスペア機能 お使いのシステムではホットスペア機能がサポートされており、電源装置の冗長性に関連する電力のオーバーヘッドが著しく軽減されます。 ホットスペア機能を有効に設定すると、1 台の冗長 PSU がスリープ状態に切り替わります。アクティブな PSU が負荷の 100% を支えるため、効率良く動 作します。スリープ状態の PSU がアクティブな PSU の出力電圧を監視します。アクティブな PSU の
図 29.
メモ: 2 台の PSU を搭載したシステムに新しい PSU の取り付け、ホットスワップ、またはホットアッドする際は、システムが PSU を認 識して、そのステータスを判断するまで数秒かかります。PSU ステータスインジケータが緑色に点灯すれば、PSU は正常に機能して います。 電源装置ユニットダミーの取り外し 前提条件 「安全にお使いいただくために」を必ずお読みください。 手順 2 台目の電源装置ユニット(PSU)を取り付ける場合は、PSU ダミーを外側へ引いて、ベイから取り外します。 注意: 非冗長構成の場合は、システムの正常な冷却状態を維持するために、2 つ目の電源ユニット(PSU)ベイに電源ユニット (PSU)ダミーを取り付ける必要があります。電源ユニット(PSU)ダミーは、2 台目の電源ユニット(PSU)を取り付ける場合にの み取り外してください。 図 30.
システムバッテリの交換 前提条件 1 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。 。 3 拡張カードライザーを取り外します。 4 プラスチックスクライブを準備しておきます。 警告: 新しいバッテリーは取り付け方が間違っていると、破裂する恐れがあります。製造元が推奨する型、またはそれと同等の製品を取り付け てください。詳細については、お使いのシステムに同梱の「安全にお使いいただくための注意事項」を参照してください。 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサー ビスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められ ていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、 指示に従ってください。 メモ: これは、フィールド交換可能ユニット(FRU)です。
図 32. システムバッテリの取り付け 1 バッテリコネクタのプラス(+)側 2 バッテリコネクタ 次の手順 1 拡張カードライザーを取り付けます。 2 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。 。 3 起動中に を押してセットアップユーティリティを起動し、バッテリーが正常に動作していることを確認します。 4 セットアップユーティリティの Time(時刻)および Date(日付)フィールドで正しい時刻と日付を入力します。 5 セットアップユーティリティを終了します。 ハードドライブバックプレーン Dell Storage NX430 NAS は、4 台の 3.
図 33. 3.
図 34. ケーブル配線図 — 3.
注意: コントロールパネルのフレックスケーブルへの損傷を防ぐため、ベゼルを曲げないように、コントロールパネルのフレックスケーブルをコネクタ に挿入してから行ってください。 1 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。 手順 1 ハードドライブバックプレーンのスロットをシャーシのフックに合わせます。 2 リリースタブが所定の位置にはめ込まれるまで、ハードドライブバックプレーンを押し下げます。 3 SAS/SATA/SSD のデータ、信号、および電源ケーブルをバックプレーンに接続します。 次の手順 1 ハードドライブを元の場所に取り付けます。 2 「システム内部の作業を終えた後に」の項に記載された手順に従います。 コントロールパネルアセンブリ 本項は、LCD コントロールパネルアセンブリの取り外しまたは取り付けについての情報を記載しています。 LCD コントロールパネルアセンブリの取り外し 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニ
図 35. LCD コントロールパネルの取り外しと取り付け — ホットスワップ対応 3.5 インチハードドライブシャーシ 4 台 1 LCD コントロールパネル 2 切り込み(6) 3 ディスプレイモジュールケーブル保持クリップ 4 ディスプレイモジュールケーブル 5 LCD コントロールパネルのタブ(6) 図 36.
3 ディスプレイモジュールケーブル 4 LCD コントロールパネルボード 5 USB コネクタケーブル 6 シャーシ上の突起(2) 次の手順 1 LCD コントロールパネルアセンブリを取り付けます。 2 「システム内部の作業を終えた後に」の項に記載された手順に従います。 LCD コントロールパネルアセンブリの取り付け 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサー ビスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められ ていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、 指示に従ってください。 1 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。 3 #2 プラスドライバを準備しておきます。 手順 1 コントロールパネルの
3 PIB をつかんで少し持ち上げ、ネジ穴から外します。 4 PIB をシャーシの背面方向にスライドさせ、持ち上げてシャーシから取り出します。 図 37.
手順 1 電源インタポーザボード(PIB)をシャーシ上の突起に合わせます。 2 PIB をシャーシに固定する 2 本のネジを取り付けます。 3 配電ケーブルをシステム基板に、ファンケーブルコネクタを PIB に接続します。 次の手順 1 電源装置を取り付けます。 2 「システム内部の作業を終えた後に」の項に記載された手順に従います。 Trusted Platform Module Trusted Platform Module(TPM)は、暗号化キーをデバイスに統合することによってハードウェアをセキュアにするために設計された専用マイクロプロセッ サです。ソフトウェアは Trusted Platform Module を使用してハードウェアデバイスを認証できます。TPM チップには、それぞれ製造時に固有のシークレッ ト RSA キーが焼き付けられており、プラットフォーム認証を実行することができます。 注意: システム基板から Trusted Platform Module(TPM)を外そうとしないでください。TPM が取り付けた後、TPM はその特定のシステム 基板に暗号でバインドされます。取り
図 38.
システム基板の取り外し 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサー ビスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められ ていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、 指示に従ってください。 メモ: これは、フィールド交換可能ユニット(FRU)です。取り外しおよび取り付け手順は、デル認証のサービス技術者のみが行う必要がありま す。 注意: 暗号化キーと共に TPM(信頼済みプログラムモジュール)を使用している場合は、プログラムまたはシステムのセットアップ中にリカバリ キーの作成を求められることがあります。このリカバリキーは必ず作成し、安全に保管しておいてください。このシステム基板を交換した場合は、 システムまたはプログラムの再起動時にリカバリキーを入力しないと、ハードドライブ上の暗号化されたデータにアクセスできません。 注意: システム基板から T
図 39.
メモ: これは、フィールド交換可能ユニット(FRU)です。取り外しおよび取り付け手順は、デル認証のサービス技術者のみが行う必要がありま す。 注意: システム基板は、メモリモジュール、プロセッサ、またはその他のコンポーネントを持って持ち上げないでください。 注意: システム基板をシャーシに取り付ける際には、システム識別ボタンに損傷を与えないように注意してください。 1 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。 3 #2 プラスドライバを準備しておきます。 手順 1 システム基板の両端をつかみ、シャーシの背面に向けます。 2 システム基板の背面のコネクタがシャーシ背面のスロットの位置に合うまで、システム基板をシャーシに下ろします。 3 システム基板をシャーシに固定するネジを締めます。 図 40.
3 システム基板 次の手順 1 必要に応じて、Trusted Platform Module(TPM)を取り付けます。「Trusted Platform Module(TPM)の取り付け」の項を参照してください。 2 次のコンポーネントを再度取り付けます。 a 拡張カードライザー b メモリモジュール c ヒートシンクとプロセッサ d 冷却エアフローカバー e iDRAC ポートカード(取り外されている場合) 3 すべてのケーブルをシステム基板に再接続します。 4 「システム内部の作業を終えた後に」の項に記載された手順に従います。 5 新規または既存の iDRAC Enterprise ライセンスをインポートします。詳細については、Dell.
3 Service Tag Settings(サービスタグ設定)をクリックします。 4 サービスタグを入力します。 メモ: サービスタグ フィールドが空欄の場合のみサービスタグを入力できます。正しいサービスタグを入力してください。一度サービス タグが入力されると、更新または変更できません。 5 OK をクリックします。 セットアップユーティリティを使用したシステム サービスタグの入力 Easy Restore(簡単な復元)がサービスタグの復元に失敗した場合は、セットアップユーティリティを使用してサービスタグを入力します。 1 システムの電源を入れます。 2 F2 キーを押して System Setup(セットアップユーティリティ)を起動します。 3 Service Tag Settings(サービスタグ設定)をクリックします。 4 サービスタグを入力します。 メモ: Service Tag(サービスタグ)フィールドが空欄の場合にのみサービスタグを入力できます。正しいサービスタグを入力するように してください。一度サービスタグが入力されると、アップデートも変更することもできません。
7 システム診断プログラムの使用 システムに問題が起こった場合、デルのテクニカルサポートに電話する前にシステム診断プログラムを実行してください。システム診断プログラムを使うと、 特別な装置を使用せずにシステムのハードウェアをテストでき、データが失われる心配もありません。お客様がご自分で問題を解決できない場合でも、サ ービスおよびサポート担当者が診断プログラムの結果を使って問題解決の手助けを行うことができます。 Dell Embedded System Diagnostics メモ: Dell 組み込み型システム診断は、Enhanced Pre-boot System Assessment(ePSA)診断としても知られています。 組込み型システム診断プログラムには、特定のデバイスグループや各デバイス用の一連のオプションが用意されており、以下の処理が可能です。 • テストを自動的に、または対話モードで実行 • テストの繰り返し • テスト結果の表示または保存 • 詳細なテストで追加のテストオプションを実行し、障害の発生したデバイスに関する詳しい情報を得る • テストが問題なく終了したかどうかを
システム診断プログラムのコントロール メニュー 説明 Configuration(設 定) 検知された全デバイスの設定およびステータス情報が表示されます。 Results(結果) 実行された全テストの結果が表示されます。 System Health(シス システムパフォーマンスの現在の概要が表示されます。 テム正常性) Event Log(イベント システムで実行された全テストの結果のタイムスタンプ付きログが表示されます。少なくとも 1 つのイベントの説明が記録されて ログ) いれば、このログが表示されます。 組み込み型システム診断の詳細については、Dell.
8 ジャンパとコネクタ このトピックでは、システムジャンパについての具体的な情報を説明します。また、ジャンパおよびスイッチに関する基本情報を提供し、システム内のさまざ まな基板上のコネクタについても説明しています。 システム基板上のジャンパは、システムパスワードとセットアップパスワードの無効化に役立ちます。コン ポーネントおよびケーブルを正しく取り付けるには、システム基板上のコネクタを知っておく必要があります。 トピック: • システム基板のジャンパ設定 • システム基板のコネクタ • パスワードを忘れたとき システム基板のジャンパ設定 パスワードジャンパをリセットしてパスワードを無効にすることについての詳細は、「パスワードを忘れたとき」の項を参照してください。 表 17.
システム基板のコネクタ 図 41. システム基板のコネクタ 表 18. システム基板のコネクタ 項目 コネクタ 説明 1 FAN1 冷却ファンコネクタ 2 BP_SIG バックプレーン信号コネクタ 3 CTRL_PNL コントロールパネルインタフェースコネクタ 4 PIB_CONN 電源コネクタ 5 R_INTRUSION イントルージョンスイッチコネクタ 6 バッテリ バッテリーコネクタ 7 PCIE_G3_X4 内部 PERC コネクタ 8 PCIE_G3_X8 ライザーカードコネクタ 9 INT_USB_3.0 内蔵 USB コネクタ 3.
項目 コネクタ 説明 13 CPU プロセッサソケット 14 SATA_ODD/SSD オプティカルドライブ /SSD SATA コネクタ 15 SYS_PWR 8 ピン電源コネクタ 16 SATA0-3 SATA コネクタ 17 FAN4 冷却ファンコネクタ 18 PWRD_EN パスワードジャンパ 19 FAN3 冷却ファンコネクタ 20 J_SATA_2 SATA SSD コネクタ 21 FAN2 冷却ファンコネクタ 22 NVRAM_CLR NVRAM パスワードジャンパ 23 TPM Trusted Platform Module コネクタ 24 SAS_LED PERC カード LED コネクタ 25 IDSDM 内蔵デュアル SD モジュールコネクタ 26 HDD/ODD_PWR 6 ピン電源コネクタ 27 FP_USB 前面パネル USB コネクタ パスワードを忘れたとき システムのソフトウェアセキュリティ機能には、システムパスワードとセットアップパスワードが含まれています。パスワードジャンパを使用
11 新しいシステムパスワードとセットアップパスワードの両方またはそのどちらか一方を設定します。 106 ジャンパとコネクタ
9 システムのトラブルシューティング ユーザーとシステムの安全優先 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサー ビスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められ ていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、 指示に従ってください。 メモ: ソリューションの検証は工場出荷のハードウェア構成を使用して行われています。 トピック: • システム起動エラーのトラブルシューティング • 外部接続のトラブルシューティング • ビデオサブシステムのトラブルシューティング • USB デバイスのトラブルシューティング • シリアル I/O デバイスのトラブルシューティング • NIC のトラブルシューティング • システムが濡れた場合のトラブルシューティング • システムが損傷した場合のトラブルシューティング • システムバッテリーのト
外部接続のトラブルシューティング 外付けデバイスのトラブルシューティングを行う前に、すべての外部ケーブルがシステムの外部コネクタにしっかりと接続されていることを確認します。 ビデオサブシステムのトラブルシューティング 前提条件 メモ: iDRAC グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)の Virtual Console(仮想コンソール)の下で、Local Server Video Enabled(ロー カルサーバービデオ有効)オプションが選択されていることを確認してください。 手順 1 モニタへのケーブル接続(電源とディスプレイ)を確認します。 2 システムからモニタへのビデオインタフェースのケーブル配線をチェックします。 3 適切な診断テストを実行します。 テストが正常に終了したら、問題はビデオハードウェアに関連するものではありません。 次の手順 テストに失敗した場合は、「困ったときは」の項を参照してください。 USB デバイスのトラブルシューティング 前提条件 メモ: USB キーボードまたはマウスのトラブルシューティングは、手順 1 ~ 6 に従ってください。他の USB デバイスにつ
次の手順 すべてのトラブルシューティングが失敗した場合は、「困ったときは」の項を参照してください。 シリアル I/O デバイスのトラブルシューティング 手順 1 システム、およびシリアルポートに接続された周辺機器すべての電源を切ります。 2 シリアルインタフェースケーブルを動作確認済みのケーブルと取り替えて、システムとシリアルデバイスの電源を入れます。 問題が解決したら、インタフェースケーブルを動作確認済みのケーブルと交換します。 3 システムとシリアルデバイスの電源を切り、シリアルデバイスを対応デバイスと取り替えます。 4 システムとシリアルデバイスの電源を入れます。 次の手順 問題が解決しない場合は、「困ったときは」の項を参照してください。 NIC のトラブルシューティング 手順 1 適切な Diagnostics(診断)テストを実行します。使用できる診断テストについては、「システム診断プログラムの実行」の項を参照してください。 2 システムを再起動し、NIC コントローラに関するシステムメッセージがないかチェックします。 3 NIC コネクタの該当するインジケータを確認します。 •
• ハードドライブ • ハードドライブバックプレーン • USB メモリキー • ハードドライブトレイ • 冷却用エアフローカバー • 拡張カードライザー(取り付けられている場合) • 拡張カード • 冷却ファンアセンブリ(取り付けられている場合) • 冷却ファン • メモリモジュール • プロセッサとヒートシンク • システム基板 4 システムを完全に乾燥させます(少なくとも 24 時間)。 5 手順 3 で取り外した拡張カード以外のコンポーネントを再度取り付けます。 6 システムカバーを取り付けます。 7 システムと周辺機器の電源を入れます。 問題が解決しない場合は、「困ったときは」の項を参照してください。 8 システムが正常に起動する場合は、システムをシャットダウンして、取り外した拡張カードをすべて再度取り付けます。 9 適切な Diagnostics(診断)テストを実行します。詳細については、「システム診断プログラムの実行」の項を参照してください。 次の手順 テストに失敗した場合は、「困ったときは」の項を参照してください。 シス
適切な Diagnostics(診断)テストを実行します。詳細については、「システム診断プログラムの実行」の項を参照してください。 6 次の手順 問題が解決しない場合は、「困ったときは」の項を参照してください。 システムバッテリーのトラブルシューティング 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサー ビスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められ ていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、 指示に従ってください。 メモ: システムの電源が長い期間(数週間から数か月)切られていた場合、NVRAM からシステム設定情報が失われる可能性があります。こ の状態は不良バッテリが原因で発生します。 メモ: 一部のソフトウェアが、システム時間が速くなったり遅くなったりする原因となる場合があります。セットアップユーティリティの時刻設定以 外はシステムが
たとえば、電源ケーブルの接続が緩んでいることがあります。 2 電源装置ハンドルまたは LED に、電源装置が正常に機能していることが表示されているのを確認します。 電源装置インジケータの詳細については、「電源インジケータコード」の項を参照してください。 3 4 最近システムをアップグレードした場合は、電源装置ユニット(PSU)に新しいシステムをサポートするために十分な電力があることを確認してくださ い。 冗長構成の電源供給を使用している場合は、両方の PSU のワット数およびタイプが同じであることを確認してください。 ワット数がより大きな PSU へのアップグレードが必要となる場合もあります。 5 必ず、背面に拡張電源パフォーマンス(EPP)のラベルが貼付されている PSU のみを使用するようにしてください。 6 PSU を取り付け直します。 メモ: PSU の取り付け後、システムが PSU を認識し、それが正常に動作していることを確認するまで数秒待ちます。 問題が解決しない場合は、「困ったときは」の項を参照してください。 冷却問題のトラブルシューティング 注意: 修理作業の多くは、認定された
冷却ファンのトラブルシューティング 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサー ビスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められ ていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、 指示に従ってください。 メモ: ファンの番号は、システム管理ソフトウェアで参照できます。特定のファンに問題が発生した場合に、冷却ファンアセンブリ上のファンの番 号をメモしておくことで、簡単に識別して交換することができます。 1 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。 手順 1 システムカバーを取り外します。 2 ファンを装着しなおすか、またはファンの電源ケーブルを抜き差しします。 3 システムカバーを取り付けます。 4 システムを再起動し
11 システムカバーを取り外します。 12 診断テストまたはエラーメッセージで特定のメモリモジュールに障害があることが発覚した場合、そのモジュールを動作確認済みのメモリモジュールと 取り替え、または交換します。 13 特定されていないメモリモジュールで障害が発生している場合のトラブルシューティングを行うには、1 番目の DIMM ソケットに装着されているメモリモ ジュールを同じタイプおよび容量のモジュールと交換します。 画面にエラーメッセージが表示される場合、取り付けられた DIMM のタイプ、誤った DIMM の取り付け、または不良 DIMM 関連の問題である可 能性があります。画面上の手順に従って、問題を解決します。 14 システムカバーを取り付けます。 15 システムの起動中、表示されるエラーメッセージ、およびシステム前面の診断インジケータを観察します。 16 メモリの問題が引き続き表示される場合は、取り付けられているメモリモジュールごとに、手順 12~15 を繰り返します。 次の手順 問題が解決しない場合は、「困ったときは」の項を参照してください。 内蔵 USB キーのトラブ
メモ: SD カードに障害が発生すると、内蔵デュアル SD モジュールコントローラがシステムに通知します。次の再起動時に、システム が障害を通知するメッセージが表示します。SD カード障害時に冗長性が有効になっている場合、クリティカルアラートがログに記録 され、シャーシの正常性が低下します。 4 障害が発生した SD カードを新しい SD カードと交換します。 5 システムカバーを取り付けます。 6 システムを電源コンセントに接続し、電源を入れます(接続されている各種周辺機器を含む)。 7 セットアップユーティリティを起動し、Internal SD Card Port(内蔵 SD カードポート)と Internal SD Card Redundancy(内蔵 SD カードの冗長 性)モードが必要なモードに設定されていることを確認します。 正しい SD スロットがプライマリ SD カードとして設定されていることを確認します。 8 SD カードが正常に機能しているか確認します。 9 Internal SD Card Redundancy(内蔵 SD カード冗長性)オプションが SD カードの
4 テープドライブのインタフェースケーブルがコントローラカードの外部ポートに接続されてることを確認します。 5 次の手順を実行して、コントローラカードが正しく取り付けられていることを確認します。 a b c d e 6 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切り、システムをコンセントから外します。 システムカバーを取り外します。 拡張カードスロットのコントローラカードを抜き差しします。 システムカバーを取り付けます。 システムと周辺機器の電源を入れます。 適切な Diagnostics(診断)テストを実行します。詳細については、「システム診断プログラムの実行」を参照してください。 次の手順 問題が解決しない場合は、「困ったときは」の項を参照してください。 ハードドライブのトラブルシューティング 前提条件 注意: このトラブルシューティング手順により、ハードディスクドライブに保存されたデータが削除されるおそれがあります。続行する前に、ハード ディスクドライブ上のすべてのファイルをバックアップしてください。 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアル
手順 1 適切な Diagnostics(診断)テストを実行します。詳細については、「システム診断プログラムの実行」の項を参照してください。 2 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切り、システムをコンセントから外します。 3 システムカバーを取り外します。 4 各拡張カードがコネクタに確実に装着されていることを確認します。 5 システムカバーを取り付けます。 6 システムと周辺機器の電源を入れます。 7 問題が解決しない場合は、システムおよび接続されている周辺機器の電源を切り、システムをコンセントから外します。 8 システムカバーを取り外します。 9 システムに取り付けられている拡張カードをすべて取り外します。 10 システムカバーを取り付けます。 11 適切な Diagnostics(診断)テストを実行します。詳細については、「システム診断プログラムの実行」の項を参照してください。 テストに失敗した場合は、「困ったときは」の項を参照してください。 12 手順 8 で取り外した各拡張カードについて、次の手順を実行します。 a b c d e システムおよび
10 困ったときは トピック: • デルへのお問い合わせ • マニュアルのフィードバック • QRL によるシステム情報へのアクセス デルへのお問い合わせ デルでは、オンラインおよび電話によるサポートとサービスオプションをいくつかご用意しています。アクティブなインターネット接続がない場合は、ご購入時の 納品書、出荷伝票、請求書、またはデル製品カタログで連絡先をご確認いただけます。これらのサービスは国および製品によって異なり、お住まいの地 域では一部のサービスがご利用いただけない場合があります。販売、テクニカルサポート、またはカスタマーサービスの問題に関するデルへのお問い合わせ は、 1 Dell.
このタスクについて • ハウツービデオ • オーナーズマニュアル、LCD Diagnostics(診断)、機械的概要などの参照資料 • 特定のハードウェア構成および保証情報に簡単にアクセスするためのシステムのサービスタグ • テクニカルサポートや営業チームへのお問い合わせのためのデルへの直接的なリンク 手順 1 Dell.