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NAS システムの使い方
サーバーメッセージブロック共有の作成
Windows Storage Server 2016 または 2012 R2 には、サーバーメッセージブロックSMB3.0 プロトコルが導入されています。このプロトコルは、アプリケ
ーションがファイルに対して読み取りおよび書き込みを行うことを可能にし、ネットワーク内のサーバープログラムからサービスをリクエストするネットワーク共有
プロトコルです。SMB ファイル共有は、ユーザーデータベースファイルを保存し、VM またはデータベースを動的に移行することもできます。
このタスクについて
サーバーマネージャーを使用して SMB 共有を作成するには、次の手順を実行します。
手順
1 サーバーマネージャーで、ファイルサービスと記憶域サービス > 共有の順にクリックします。
共有ボリューム および クォータ ペインがあるページが表示されます。
2 共有を作成するには、共有セクションで次のタスクのいずれかを実行します。
共有ファイルの作成のために、新しい共有ウィザードを起動 リンクをクリックします。
タスク ドロップダウンメニューから 新しい共有 を選択します。
新しい共有ウィザード ページが表示されます。
3 この共有のプロファイルの選択 ウィンドウで、要件に応じてファイル共有プロファイルSMB 共有 簡易、詳細またはアプリケーションのチェッ
クボックスを選択し、次へをクリックします。
4 この共有のサーバーとパスの選択 ウィンドウで、新しい共有のサーバー名および共有の場所を選択し、次へ をクリックします。
共有の場所はボリューム、またはカスタムパスを入力することで選択できます。
5 共有名の指定 ウィンドウで、共有名および共有の説明を入力し、次へ をクリックします。
共有フォルダが存在しない場合は、共有へのローカルパスがフォルダを自動的に作成します。
6 共有設定の構成 ウィンドウで必要な設定を選択し、次へ をクリックします。
7 アクセスを制御する許可の指定 ウィンドウで、必要に応じてあらゆる組み合わせのフォルダ許可を設定し、次へ をクリックします。
8 選択内容の確認 ウィンドウで設定を確認し、作成 をクリックします。
結果の表示 ウィンドウに正常な共有の作成が表示されます。
9 閉じる をクリックしてウィザードを終了します。
新しく作成された SMB 共有フォルダは Windows ベースのクライアントからアクセスすることができます。
メッセージブロック共有の変更
このタスクについて
既存共有のプロパティを変更するには、次の手順を実行します。
手順
1 サーバーマネージャーで、ファイルサービスと記憶域サービス > 共有の順にクリックします。
2 共有 セクションから共有を選択します。
3 右クリックして、プロパティ を選択します。
<共有名> のプロパティ ウィンドウが表示されます。
4 共有のプロパティを変更するための一般許可設定、および管理プロパティ といった異なるタブをクリックできます。
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