Administrator Guide
6 RASR アプリケーションが起動したら、復元操作を何も実行せずにアプリケーションを終了し、システムを再起動します。
この手順で、USB 復元ドライブが正常に作成されたことを確認できます。 RASR USB ドライブは、今後の使用のため安全な場所に保管してくださ
い。
RASR USB 復元ドライブを使用した OS の復元
このタスクについて
RASR ドライブから OS を復元するには、次の手順を実行します。
手順
1 RASR USB ドライブをシステムの USB ポートに挿入します。
2 システムを起動し、Power On Self-Test(POST) 中に <F11> を押して 起動マネージャ を選択します。
3 起動マネージャ画面で、 ワンショット BIOS 起動メニューを選択します。
4 RASR USB ドライブを起動デバイスとして選択します。
5 システムが RASR USB ドライブで起動します。
6 RASR を開始するには、次の手順を実行します。
a キーボードのレイアウトを選択します。
b [トラブルシューティング] アイコンをクリックします。
c [Rapid Appliance Self Recovery] アイコンをクリックします。
d [Windows Server 2016 または 2012 R2] アイコンをクリックします。
メモ: RASR アプリケーションを実行する前に、故障しているハードドライブはすべて交換します。
7 「Dell Rapid Appliance Self Recovery (RASR)へようこそ」ページで、 次へ をクリックして 復元プロセスを開始します。
8 リカバリモード選択から、次のいずれかのオプションを選択します。
• システムリカバリ - Windows バックアップがシステムのハードディスクドライブのいずれかにある場合は、使用可能です。システムリカバリは
Windows バックアップから OS を復元します。Windows バックアップイメージがない場合は、このオプションはグレー表示されます。
• Windows 復元ウィザード - Windows バックアップアプリケーションを起動します。ネットワークドライブにある Windows バックアップイメージから
システムを復元する場合に、このオプションを使用します。
• 出荷時設定へのリセット - Windows OS を RASR USB ドライブ上にあるイメージから復元します。OS が不安定になり再インストールする必
要がある場合や、ハードディスクドライブの壊滅的な故障により OS が故障している場合に、このオプションを使用します。
9 表示された警告メッセージで、はい をクリックすると OS の復元を続行します。いいえ をクリックすると、システムが RASR プロセス停止します。
ウィンドウが開き、進行中の OS の復元が表示されます。USB ドライブの速度に応じて、復元プロセスには最長で 40 分かかる場合があります。
10 終了 をクリックして、復元プロセスを終了します。
11 はい をクリックしてシステムを再起動します。
OS の復元プロセスが終了し、システムが正常に復元されます。
NAS システムの管理
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