Owners Manual
次の手順
1. 「システム内部の作業を終えた後に」の項に記載された手順に従います。
2. <F2> を押してセットアップユーティリティを起動し、System Memory(システムメモリ)設定を確認します。
システムは新しく増設したメモリを認識して値を変更済みです。
3. 値が正しくない場合、1 枚または複数のメモリモジュールが正しく取り付けられていない可能性があります。メモリモジュール
がメモリモジュールソケットにしっかり装着されていることを確認してください。
4. システム診断プログラムでシステムメモリのテストを実行します。
関連参照文献
安全にお使いいただくために 、p. 48
関連タスク
システム内部の作業を始める前に 、p. 49
システム内部の作業を終えた後に 、p. 49
ハードドライブ
お使いのシステムは、エントリーハードドライブと Enterprise クラスのハードドライブをサポートしています。エントリーハードド
ライブはドライブへの作業負荷率が低い 5x8 の動作環境向けに、 Enterprise クラスのドライブは 24x7 の動作環境向けに設計されて
います。正しいドライブクラスを選択すると、品質、機能、パフォーマンス、および信頼性という重要な領域をターゲット向けに
最適化することができます。
メモ: Enterprise クラスのハードドライブをエントリーハードドライブと併用しないでください。
右側のドライブタイプの選択は、使用パターンに応じて異なります。不適切なエントリーハードドライブの使用(年間 55 TB を超
える作業負荷率)は大きなリスクにつながり、ドライブ故障率を増加させます。
これらのハードドライブに関する詳細は、Dell.com/poweredgemanuals で『512e and 4Kn Disk Formats whitepapaer』(512e および
4Kn ディスクフォーマットホワイトペーパー)と『4K Sector HDD FAQ document』(4K セクター HDD FAQ マニュアル)を参照してく
ださい。
全てのハードドライブは、ハードドライブバックプレーンを介してシステム基板に接続されます。ハードドライブは、ハードドライ
ブスロットに収まるホットスワップ対応ハードドライブキャリア内に設置されます。
注意: システムの動作中にハードドライブを取り付けたり取り外したりする前に、ストレージコントローラカードのマニュアル
を参照して、ホットスワップ対応ハードドライブの取り外しと挿入をサポートするように、ホストアダプタが正しく設定され
ていることを確認します。
注意: ハードドライブのフォーマット中は、システムの電源を切ったり、再起動を行ったりしないでください。ハードドライブ
の故障の原因となります。
ハードドライブバックプレーン用として使用が認められているテスト済みのハードドライブのみを使用してください。
ハードドライブをフォーマットする場合は、フォーマットの完了までに十分な時間の余裕をみておいてください。大容量のハードド
ライブはフォーマットに時間がかかる場合があります。
3.5 インチハードドライブダミーの取り外し
前提条件
注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可されている範囲に限
り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な
修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。製品に
付属しているマニュアルの「安全にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。
注意: システムの正常な冷却状態を維持するために、空のハードドライブスロットすべてにハードドライブダミーを取り付ける
必要があります。
1. 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。
2. 前面ベゼルが取り付けられている場合は、取り外します。
60 システムコンポーネントの取り付けと取り外し