Owners Manual
プロセッサ設定の表示
Processor Settings(プロセッサ設定)画面を表示するには、次の手順を実行します。
手順
1. システムの電源を入れるか、または再起動します。
2. 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。
F2 = System Setup
メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、
もう一度システムを起動してやり直してください。
3. System Setup Main Menu(セットアップユーティリティメインメニュー)画面で、System BIOS(システム BIOS)をクリッ
クします。
4. System BIOS(システム BIOS)画面で Processor Settings(プロセッサ設定)をクリックします。
プロセッサ設定の詳細
このタスクについて
Processor Setting(プロセッサ設定)画面の詳細は、次の通りです。
オプション
説明
Logical Processor 論理プロセッサの有効 / 無効を切り替えて論理プロセッサの数を表示します。このオプションが Enabled
(有効)に設定されている場合、BIOS にはすべての論理プロセッサが表示されます。このオプションが
Disabled(無効)に設定されている場合、BIOS にはコアにつきに 1 つの論理プロセッサのみが表示されま
す。このオプションは、デフォルトで Enabled(有効)に設定されています。
QPI Speed QuickPath Interconnect データ率の設定の制御が可能になります。
Alternate RTID
(Requestor
Transaction ID)
Setting
QPI リソースである要求元トランザクション ID を変更します。このオプションは、デフォルトで Disabled
(無効)に設定されています。
メモ: このオプションを有効にすると、全体的なシステムパフォーマンスに悪影響を及ぼす場合があり
ます。
Virtualization
Technology
仮想化のために提供されている追加のハードウェア機能の有効 / 無効を切り替えます。このオプションは、
デフォルトで Enabled(有効)に設定されています。
Address
Translation
Service (ATS)
デバイスのアドレス変換キャッシュ(ATC)を定義して、DMA トランザクションをキャッシュします。この
オプションは、チップセットのアドレス変換と保護テーブルに CPU と DMA メモリ管理間のインタフェース
を提供し、DMA アドレスをホストアドレスに変換します。このオプションは、デフォルトで Enabled(有
効)に設定されています。
Adjacent Cache
Line Prefetch
シーケンシャルメモリアクセスの頻繁な使用を必要とするアプリケーション用にシステムを最適化します。
このオプションは、デフォルトで Enabled(有効)に設定されています。このオプションは、ランダムメモ
リアクセスの高頻度の使用を必要とするアプリケーションには無効にできます。
Hardware
Prefetcher
ハードウェアプリフェッチャーの有効 / 無効を切り替えます。このオプションは、デフォルトで Enabled(有
効)に設定されています。
DCU Streamer
Prefetcher
データキャッシュユニット(DCU)ストリーマプリフェッチャーの有効 / 無効を切り替えます。このオプシ
ョンは、デフォルトで Enabled(有効)に設定されています。
DCU IP Prefetcher データキャッシュユニット(DCU)IP プリフェッチャーの有効 / 無効を切り替えます。このオプションは、
デフォルトで Enabled(有効)に設定されています。
Execute Disable メモリ保護機能の無効化を実行できるようになります。このオプションは、デフォルトで Enabled(有効)
に設定されています。
Logical Processor
Idling
システムのエネルギー効率を向上させることができます。これは、オペレーティングシステムのコアパーキ
ングアルゴリズムを使用してシステム内の論理プロセッサの一部をパーキング状態にすることで、対応する
プロセッサコアをより低い電力のアイドル状態に移行させます。このオプションは、オペレーティングシス
テムでサポートされている場合にのみ有効にできます。デフォルトでは Disabled(無効)に設定されていま
す。
36 プレオペレーティングシステム管理アプリケーション