Owners Manual
3. 本書の「システム内部の作業を終えた後に」の項に一覧表示されているタスクを完了します。
関連参照文献
安全にお使いいただくために 、p. 48
関連タスク
システム内部の作業を始める前に 、p. 49
システム内部の作業を終えた後に 、p. 49
電源装置ユニット
お使いのシステムでは、以下のうちいずれかひとつをサポートしています。
• 750 W または 1100 W AC PSU モジュール 2 台、もしくは
• 1100 W DC 電源装モジュール 2 台、または
• 2 台の 750 W 併用モード PSU モジュール
メモ: Titanium PSU の公称定格は、200~240 V AC 入力限定です。
メモ: 同じ PSU が 2 台搭載されている場合、PSU の冗長性 (1+1 – 冗長性ありまたは 2+0 – 冗長性なし)は システム BIOS
で設定されています。 冗長モードでは、ホットスペア機能が無効の場合、システムへの電力供給は両方の PSU から同等に行
われます。 ホットスペア機能が有効になっている場合、システムの使用率が低いときに、効率を最大限に高めるため 1 つの
PSU はスタンバイモードに切り替わります。
メモ: 2 台の PSU を使用する場合、最大出力電力が同じである必要があります。
メモ: AC PSU については、拡張電力パフォーマンス(EPP)ラベルが背面に貼付されている PSU のみを使用してください。
旧世代のサーバーからの PSU を混在させると、PSU の不整合が発生し、電源が入らなくなる可能性があります。
ホットスペア機能
お使いのシステムではホットスペア機能がサポートされており、電源装置ユニット (PSU) の冗長性に関連する電力のオーバーヘッ
ドが著しく軽減されます。
ホットスペア機能を有効に設定すると、1 台の冗長 PSU がスリープ状態に切り替わります。アクティブな PSU が負荷の 100% を支
えるため、効率良く動作します。スリープ状態の PSU がアクティブな PSU の出力電圧を監視します。アクティブな PSU の出力電
圧が低下すると、スリープ状態の PSU が、アクティブな出力状態に戻ります。
1 台の PSU をスリープ状態にするよりも、両方の PSU をアクティブする方が効率的な場合は、アクティブな PSU でスリープ状態
の PSU をアクティブにできます。
デフォルトの PSU 設定は次の通りです。
• アクティブな PSU の負荷が 50% を超えている場合、冗長 PSU はアクティブ状態に切り替えられます。
• アクティブな PSU の負荷が 20% を下回った場合、冗長 PSU はスリープ状態に切り替えられます。
iDRAC 設定を使用してホットスペア機能を設定できます。iDRAC 設定の詳細については、Dell.com/idracmanuals で入手できる
『Integrated Dell Remote Access Controller User’s Guide』(Integrated Dell Remote Access Controller ユーザーズガイド)を参照してくだ
さい。
電源装置ユニットダミーの取り外し
電源装置ユニット(PSU)ダミーを 2 つ目の PSU ベイにのみ取り付けます。
前提条件
注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、また
はオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行
うようにしてください。デルで認められていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に
同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。
システムコンポーネントの取り付けと取り外し 101