Users Guide
Table Of Contents
11. ダウングレード先のリリース 10.5.1.0(またはそれ以降のリリース)の保存済み設定を使用できる場合は、保存済み設定とライ
センス ファイルを適用し、スイッチをリロードします。
OS10# copy ftp://userid:passwd@hostip/filepath/10.5.1.0-startup.xml config://startup.xml
OS10# license install scp://user:passwd@hostip/0A900Q2-NOSEnterprise-License.xml
OS10# reload
メモ: リロード中に CLI によって保存するように指示されたら、保存オプションで no を選択します。yes を選択すると、
前にコピーした設定がオーバーライドされます。
メモ: ダウングレード前にデフォルト以外のハードウェア設定を行った場合は、ダウングレードして設定をリストアした後
に、show hardware コマンドを使用して設定が適用されているかどうかを確認してください。そうでない場合は、ボッ
クスをリロードして設定を適用してください。
S4100-ON シリーズ スイッチでは、デフォルト以外のスイッチ ポート プロファイルが設定されている場合、この設定が適
用されない可能性があります。最初にスイッチ ポート プロファイルの設定を適用し、設定を保存してから、設定ファイル
をリストアしてください。
12. ダウングレード先のリリース 10.5.1.0(またはそれ以降のリリース)の保存済み設定ファイルを使用できない場合は、以前に作
成したバックアップ テキスト設定(.txt)を適用します。バックアップ設定テキスト ファイルにサポート対象外のコマンド(以
降のリリースで導入されたコマンド)がないことを確認してください。サポート対象外のコマンドがテキスト ファイルにある
場合、エラーが発生します。いずれかの設定でリロードが必要な場合、スイッチをリロードする必要がある可能性があります。
OS10# copy ftp://userid:passwd@hostip/filepath/backup-running-configuration.txt running-
configuration
OS10# write memory
OS10# reload
OS10 リリース 10.5.2.0 以降から 10.5.0.x 以前にロール
バック
以前のリリースに移動するには、OS10 ソフトウェア イメージにバンドルされているロールバック スクリプトを使用してくださ
い。ロールバック スクリプトを使用すると、以前の設定とライセンス情報が保持されます。ロールバック オプションは、以前の
イメージをスタンバイ イメージとしてシステムで利用できる場合にのみ使用できます。スタンバイ イメージのバージョンを表示
するには、show boot detail コマンドを使用してください。
メモ: ロールバック スクリプトでは OS10 スイッチをすぐに再起動します。ロールバック スクリプトを実行すると、新しいリ
リースで行った設定の変更はすべて削除されます。
ロールバックするには、Linux シェル プロンプトから次のように入力します。
OS10# system bash
bash (OS10) $ sudo os10-rollback-to-old-image
メモ: ロールバックが完了すると、システムは以前のリリースで起動します。ただし、スタンバイ イメージは起動できなくな
ります。スタンバイ イメージを使用して起動するには、image install コマンドを使用してイメージをもう一度インストー
ルする必要があります。
OS10 リリース 10.5.2.0 以降から 10.5.1.0 以降にロールバ
ック
次のロールバック手順では、以前の設定とライセンス情報が保持されます。ロールバック オプションは、以前のイメージをスタン
バイ イメージとしてシステムで利用できる場合にのみ使用できます。スタンバイ イメージのバージョンを表示するには、show
boot detail コマンドを使用してください。
32 OS10 ソフトウェアのダウングレード