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最小限のトラフィック損失で VLT ノードの OS10 をアッ
プグレード
このセクションでは、最小限のトラフィック損失で VLT ピア ノードの OS10 をアップグレードする手順について説明します。
［アップグレード手順の概要］
1. 新しい OS10 イメージをダウンロードします。
2. VLT-Peer1 ノードと VLT-Peer2 ノードにイメージをインストールします。
3. セカンダリー VLT ノードをアップグレードします。プライマリー VLT ノードでトラフィックが転送され続けるため、このプロ
セス中に本番トラフィックに影響は発生しません。
4. セカンダリー VLT ノードのアップグレードが完了したら、プライマリー VLT ノードをアップグレードします。プライマリー
VLT ノードのアップグレード中に、システムがリロードされます。このリロード中、セカンダリー VLT ノードがプライマリー
になり、トラフィックが転送され続けます。
次に、VLT のアップグレード プロセスを示します。
このトポロジーの例の説明：
● VLT-Peer1 と VLT-Peer2 は、ポート チャネル 10 を経由してスパイン スイッチに接続されているリーフ ノードです。
● Host1 は、ポート チャネル 20 を経由して両方の VLT ピア ノードに接続されています。
● Host2 では、スイッチに依存しない NIC チーミングを使用しています。
● Switch1 は、ポート チャネル 30 を経由して VLT ピア ノードに接続されています。
［重要なメモ］
● Host2 に接続されているポートは VLT ポート チャネルの一部ではありません。このタイプの導入環境では、アップグレードま
たはリロード中のトラフィックの損失を少なくするために、VLT ノードでオーファン ポートに delay-restore を設定してくださ
い。
● VLT ピア ノードの一方（たとえば、VLT-Peer1）をアップグレードするときは、フォワーディング プレーンによってトラフィ
ックがもう一方のノード（VLT-Peer2）に転送され続けます。
OS10 ソフトウェアのアップグレード 23