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アップグレードの準備
この章では、ネットワーク内の SmartFabric OS10 ノードをアップグレードする前に満たす必要がある前提条件について説明しま
す。次の情報を慎重に確認し、アップグレードの計画を立ててください。
● フル スイッチ モード導入環境でサポートされるアップグレード パス
● Dell EMC VxRail 導入環境で SFS モードに対してサポートされるアップグレード パス
● Dell EMC PowerEdge MX 導入環境で SFS モードに対してサポートされるアップグレード パス
● その他のハードウェアとソフトウェアのコンポーネントのアップグレード
● SmartFabric OS10 導入環境の前提条件
● ソリューション導入の前提条件
サポートされるアップグレード パス:フル スイッチ モー
ドの導入環境
次の表に、フル スイッチ モードの導入環境でサポートされる SmartFabric OS10 のアップグレード パスを示します。
メモ: 最新のリリースにアップグレードする前に、この表に記載されている検証済みアップグレード パスに従ってください。
設定データとライセンス ファイルを外部ストレージにバックアップしていることを確認してください。A » B という表記
は、OS10 でリリース A からリリース B への直接アップグレードをサポートしていることを意味します。
メモ: VLT ノードのペアで OS10 をアップグレードする手順については、「最小限のトラフィック損失で VLT ノードの OS10 を
アップグレード」を参照してください。
メモ: 工場出荷時にロードされた古いバージョンの OS10 ソフトウェアが搭載された OS10 スイッチを導入している場合、ソフ
トウェアの最新バージョンをダウンロードし、新規インストールを実行することをお勧めします。詳細については、
「SmartFabric OS10 のインストール」セクションを参照してください。
表 3. フル スイッチ モードの導入環境
リリース VLT 以外の導入環境でサポートされるアップグレー
ド パス
VLT 導入環境でサポートされるアップグレード パス
10.5.1.x 10.5.2.x に直接アップグレードできます。 10.5.2.x に直接アップグレードできます。
10.5.0.x 10.5.2.x に直接アップグレードできます。 ● 10.5.0.5 以前 » 10.5.0.6 » 10.5.2.x
● 10.5.0.6 以降 » 10.5.2.x
10.4.3.x
次のバージョンに直接アップグレードできます。
● 10.5.0.x
● 10.5.1.x
最新リリースにアップグレードするには、次のパス
を使用します。
10.4.3.x » 10.5.1.x » 10.5.2.x
10.4.3.x » 10.5.0.6 » 10.5.2.x
10.4.2.x
次のバージョンに直接アップグレードできます。
● 10.4.3.x
● 10.5.0.x
最新リリースにアップグレードするには、次のパス
を使用します。
10.4.2.x » 10.5.0.x » 10.5.2.x
10.4.2.x » 10.5.0.6 » 10.5.2.x
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