API Guide
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メモ: セキュア ブートが有効になっている場合は、image secure-install コマンドを使用した場合にのみ、OS10 のアッ
プグレードを行うことができます。
[ONIE OS 手動インストール前の OS10 イメージの検証]
[論拠]:セキュア ブートが有効になっていて、ONIE を使用して OS10 イメージを手動でインストールする場合は、PKI または
SHA256 を使用してイメージを検証できます。
[構成]:
OS10# onie-nos-install image_url pki signature_filepath certificate_filepath
または
OS10# onie-nos-install image_url sha256 signature_filepath
[ セキュア ブートの有効化とファイルの整合性ステータスのチェック]
次のコマンドを使用して、セキュア ブート操作のステータスとファイルの整合性ステータスをチェックします。
OS10# show secure-boot status
Last boot was via secure boot : yes
Secure boot configured : yes
Latest startup config protected : yes
OS10# show secure-boot file-integrity-status
File Integrity Status: OK
ユーザー、役割、権限レベル
パスワードを使用して、スイッチへのターミナル アクセスを制御します。ただし、権限レベルを使用してコマンドのサブセットへ
のユーザー アクセスを制限することで、セキュリティを強化できます。
[ユーザーの作成、役割の割り当て、権限レベルの作成]
[論拠]:スイッチへのターミナル アクセスの制御は、デバイスとネットワークを保護する方法の 1 つです。セキュリティを強化す
るために、権限レベルを使用してコマンドのサブセットへのユーザー アクセスを制限できます。
[構成]:
● CONFIGURATION モードで権限レベルを作成します。
OS10(config)# privilege mode priv-lvl privilege-level command-string
○ mode:CLI モードへのアクセスに使用する権限モードを入力します。
■ exec:EXEC モードにアクセスします。
■ configure:クラスマップ、DHCP、ログ、監視、openFlow、ポリシーマップ、QOS、support-assist、テレメトリー、
CoS、Tmap、UFD、VLT、VN、VRF、WRED、エイリアス モードにアクセスします。
■ interface:Ethernet、FibreChannel、ループバック、管理、null、ポートグループ、lag、ブレークアウト、範囲、ポー
ト チャネル、VLAN モードにアクセスします。
■ route-map:ルートマップ モードにアクセスします。
■ router:router-bgp モードおよび router-ospf モードにアクセスします。
■ line:line-vty モードにアクセスします。
○ priv-lvl privilege-level:権限レベルの数を 2~14 の範囲で入力します。
○ command-string:権限レベルでサポートされているコマンドを入力します。
● ユーザー名、パスワードを作成して役割を割り当て、CONFIGURATION モードで権限レベルを割り当てます。
OS10(config)# username username password password role role priv-lvl privilege-level
○ username username:最大 32 文字の英数字、最低 1 文字以上のテキスト文字列を入力します。
○ password password:最大 32 文字の英数字、最低 9 文字以上のテキスト文字列を入力します。
○ role role:ユーザーの役割を入力します。
■ sysadmin:システム内のすべてのコマンドへのフル アクセス、ファイル システムを操作するコマンドへの排他的アク
セス、システム シェルへのアクセスが可能です。システム管理者は、ユーザー ID とユーザーの役割を作成できます。
8 OS10 セキュリティのベスト プラクティス