Users Guide
Table Of Contents
- Dell Smart Plug-in For HP Operations Manager 9.0 For Microsoft Windows バージョン 4.1 ユーザーズガイド
- Dell SPI for HPOM for Microsoft Windows について
- Dell SPI バージョン 4.1 の新機能
- Dell SPI の主要機能と利点
- サポートマトリックス
- Dell Smart Plug-in ポリシー
- Smart Plug-in ポリシーの導入
- Dell Smart Plug-in(SPI)機能の使用
- Dell Smart Plug-in(SPI)のトラブルシューティング
- 「次のサービスタグに対する保証詳細の取得に失敗しました:<サービスタグ>」
- iDRAC7 または iDRAC8 デバイスが HPOM コンソール内で分類されない
- 「MMC がスナップインでエラーを検知しました。MMC をシャットダウンして再起動することをお勧めします。」
- 「セットアップは、システムの動作中にはアップデートできないファイルまたはサービスをアップデートする必要があります。続行する場合、セットアップを完了するために再起動が必要となります。」
- インストーラの起動に時間がかかる
- DellSPIConfigUtility がエラーを表示する
- SNMP トラップメッセージが作成されない
- DNS キャッシュのエラーにより、SNMP トラップが間違ったノードで受信される
- Dell デバイスのグローバルシステム状態が取得されない
- Dell SPI 修復操作後、トラップ相関機能が動作しない
- 関連文書およびリソース

Dell デバイスからの SNMP トラップの処理
Dell SPI は SNMP インターセプタポリシーを使用して SNMP トラップを処理します。あらかじめ定義され
た規則により、Dell デバイスから管理サーバーに送信されたすべての SNMP トラップを処理し、書式付きメ
ッセージを生成して、
HPOM コンソールに送信します。
Dell SPI は、次の 2 つのカテゴリの SNMP ポリシーを提供します。
1. 自動承認トラップ
• Dell サーバートラップ
• Dell エージェントフリーサーバートラップ
• Dell DRAC およびシャーシトラップ
• Dell Compellent ストレージアレイトラップ
• Dell EqualLogic トラップ
• Dell Enterprise スイッチトラップ
• Dell N シリーズ | 8000 | 8100 ネットワークスイッチトラップ
2. 手動承認トラップ
• Dell サーバートラップ(手動承認)
• Dell エージェントフリーサーバートラップ(手動確認)
• Dell DRAC およびシャーシトラップ(手動確認)
• Dell PowerVault MD ストレージアレイトラップ(手動確認)
• Dell Compellent ストレージアレイトラップ(手動確認)
• Dell EqualLogic トラップ(手動確認)
• Dell N シリーズ | 8000 | 8100 ネットワークスイッチトラップ(手動確認)
• Dell Enterprise スイッチトラップ(手動確認)
上記 Dell SPI ポリシーの導入についての詳細は、「Smart Plug-in ポリシーの導入」を参照してください。
メモ: Dell SPI バージョン 4.1 は、Dell Compellent SNMPv2 トラップをサポートしません。
メモ: Dell SPI は、外部ノードと管理下ノードの完全修飾ドメイン名(FQDN)、IP アドレス、およびノ
ード名に対して複数の値を持つパターンをサポートしていません。
たとえば、ノードをグループ化し、監視するための 10.44.176.100 および 10.44.176.10 のような IP ア
ドレスパターンがある場合、
Dell SPI はそのパターンを認識せず、その結果、アラートが正しいノード
で受信されないことがあります。
Dell SPI トラップメッセージの重要度について
トラップにはプローブやセンサーで記録された値が含まれることが少なくありません。プローブおよびセン
サーは、重要なコンポーネントの電流や電圧、温度といった値を監視しています。Dell システムでイベント
が発生すると、次のいずれかの重大度でトラップが送信されます。
• 正常 — 電源装置への電源投入、またはセンサーの読み取り値が正常に戻るなど、ユニットの正常な動作
を示すイベント。
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