Users Guide
Table Of Contents
- Microsoft Windows 向け HP Operations Manager 9.0 用 Dell Smart Plug-in バージョン 4.0 ユーザーズガイド
- Microsoft Windows 向け HPOM 用 Dell SPI について
- Dell SPI バージョン 4.0 の新機能
- Dell SPI の主要機能と利点
- Dell Smart Plug-in ポリシー
- Smart Plug-in ポリシーの導入
- 対応オペレーティングシステム
- Dell Smart Plug-in(SPI)機能の使用
- Dell Smart Plug-in(SPI)のトラブルシューティング
- 関連文書およびリソース

Dell Managed Systems グループの下にグループ化された Dell システムの監視を開始した後、ノード間の IP ア
ドレスを交換したときに、SNMP トラップが誤ったノードで受信されます。例えば、 Dell 管理下システム →
Dell モノリシックサーバーグループ の下に 2 つのノード A と B があり、これら 2 つのノードの IP アドレスを
交換しいた場合、A からのトラップは B のアクティブメッセージブラウザのメッセージとして表示され、B
からのトラップはこの逆に表示されます。
ソリューション
この問題を解決するには、次の手順を行います。
1. HP Operations Manager(HPOM)コンソールで サーバー設定エディタを起動します。
2. ノードキャッシュ設定 オプションの下で、DNS キャッシュ の値を False に設定して DNS のキャッシュを
無効にします。これでノードに正しくトラップが表示されるようになります。
Dell デバイス用にグローバルシステムステータスが取得され
ない
問題
Dell サーバーのスケジュール済みステータスポーリング ポリシーは、Dell デバイスが Dell 管理下システム グ
ループに分類されるまでは、分類された Dell デバイスのグローバルシステムステータスを取得しません。
解決方法
グローバルステータスアップデートポリシーは、毎日午前および午後 2 時に動作するようにスケジュールさ
れており、グローバルシステムステータスのためのシステムのポーリングを開始します。Dell SPI のインスト
ール中にポリシーファイルの自動導入を選択した場合、ポリシーはデフォルトのスケジュールに従って動作
を開始しますが、自動グループ化ポリシーは毎週午前および午後 4 時にしか実行されないようにスケジュー
ルされています。したがって、Dell ハードウェアの自動グループ化ポリシー が実行され、Dell デバイスが Dell
管理下システム グループ下でグループ化されるまでは、HPOM コンソールにデバイスのグローバルシステム
ステータスは表示されません。
Dell SPI 修復操作後、トラップ相関機能が動作しない
問題
修復操作後、Dell デバイスの一部のグループでトラップの相関が行われません。
理由
Dell SPI は、修復機能を使用する前に管理サーバーに手動で導入されたポリシーをが識別せず、無効化しま
す。Dell SPI の修復機能を使用した後、デフォルトポリシーが以前導入された手動承認ポリシー(存在する場
合)と共に導入されます。Dell SPI のデフォルトポリシーと手動承認ポリシーについての詳細は、「Smart Plug-
in ポリシーの導入」を参照してください。
解決方法
監視する Dell デバイスのために、常に相関ポリシーまたは手動承認ポリシーのどちらかを有効化しておくこ
とが推奨されます。Dell デバイス用のトラップ相関機能を動作させるには、デバイス固有の手動承認ポリシ
ーは無効化してください。
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