Users Guide
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グラフィカルユーザインタフェースの使用
Dell™OpenManage™ServerUpdateUtility2.0.0ユーザーズガイド
グラフィカルユーザインタフェース(GUI)は、Server Update Utility(SUU)を使用した比較およびアップデートのインタラクティブなアプローチを提供します。
GUI を開くには、『Dell Server Updates DVD』を DVD ドライブに挿入します。SUU が自動的に開かない場合は、『Dell Server Updates DVD』のルートディレクトリに移動し、
suulauncher.exe を実行するか(Windows システム用)、コマンドウィンドウで suu -g と入力します(Windows システムと Linux システム用)。
GUI で、まずデルシステムで使用しているコンポーネントと、リポジトリ内のコンポーネントを比較します。次に、アップグレード、ダウングレード、またはアップデートに進むか、リポジトリを参照してコンポ
ーネントを探します。
インストールされているコンポーネントのリストを作成するために SUU がシステムのインベントリを実行するたびに、プログレスバーが表示され、インベントリ収集の進行状況を示します。プログレスバー
が 100% に達した後、比較レポートが表示されます。
必要条件
SUU を開始すると、必要条件チェックが実行されます。必要条件チェックでは、SUU がシステムをスキャンして、ハードウェアまたはソフトウェアのアップデートが必要かどうかを判別します。スキャンが
完了すると、必要条件が満たされていないコンポーネントのリストが表示されます。このリストは、ハードウェアコンポーネント、DellOpenManage™コンポーネント(ソフトウェアコンポーネント)、また
はハードウェアとソフトウェアのコンポーネントで構成されます。
システムのコンポーネントが必要条件を満たしている場合は、必要条件エラーメッセージは表示されません、 代わりに、比較レポートが表示されます。
ソフトウェア必要条件エラー
必要条件チェックに合格しなかったコンポーネントのリストに DellOpenManageコンポーネント(ソフトウェアコンポーネント)が含まれている場合は、図2-1 のようなソフトウェア必要条件エラーメッ
セージが表示されます。
図 2-1ソフトウェア必要条件エラーメッセージ
ソフトウェア必要条件エラーの修復
ソフトウェアのアップグレードに進む前に、Dell OpenManage コンポーネントのバージョン 4.3 以降をインストールしてください。DellOpenManageコンポーネントが 4.3 より前のバージョンの場
合は、必要条件チェックに失敗します。
Dell OpenManage コンポーネントをインストールするには、デルサポートサイト support.dell.com/manuals、または『Dell Systems Management Tools and Documentation DVD』
で『Dell OpenManage Server Administrator ユーザーズガイド』を参照してください。
該当する場合は、続行 をクリックして、ハードウェアコンポーネントのアップデートに進むこともできます。続行 をクリックした場合は、図2-2 のように、比較レポートの Dell OpenManage コンポーネ
ントの行が無効になります。
図 2-2DellOpenManageコンポーネントは無効
必要条件
アップグレード、ダウングレード、またはアップデートの続行
SUU バージョンの確認
システムのコンポーネントと SUU リポジトリのコンポーネントとの比較
コンポーネントのアップグレード
コンポーネントのダウングレード
ネットワーク上の複数システムのアップデート
一回のセッションでのコンポーネントのアップグレードとダウングレード
Dell OpenManage Service Pack のアップグレード
Dell Unified Server Configurator のアップグレー
ド
アップデートエラー時の続行
アップグレード / ダウングレード / アップデートメッセー
ジ
比較レポートのエクスポート
パッケージとバンドルの詳細の表示
列の並べ替え
リポジトリの参照
イベントのログ
メモ: Red Hat Enterprise Linux Server バージョン 5 オペレーティングシステムでは、-noexec マウントオプションで DVD が自動マウントされます。このオプションで、オートラン機能を
使用したり、DVD から実行ファイルを実行することはできません。手動で DVD をマウントしてから実行ファイルを実行する必要があります。
メモ: Windows オペレーティングシステムでは、SUU を実行する場所のパスが 260 文字を超えないようにしてください。Linux システムでは、SUU を実行する場所のパスが 4096 文字を
超えないようにしてください。