Dell OpenManage Server Update Utility バージョン 7.
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明して います。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2013 Dell Inc. 無断転載を禁じます。 本書に使用されている商標:Dell™、Dell のロゴ、Dell Boomi™、Dell Precision™、OptiPlex™、Latitude™、PowerEdge™、PowerVault ™、PowerConnect™、OpenManage™、EqualLogic™、Compellent™、KACE™、FlexAddress™、Force10™、Venue™ および Vostro™ は Dell Inc. の商標です。Intel®、Pentium®、Xeon®、Core® および Celeron® は米国およびその他の国における Intel Corporation の登録 商標です。AMD® は Advanced Micro Devices, Inc.
目次 1 Dell OpenManage Server Update Utility について.............................................................. 6 主な特徴と機能......................................................................................................................................................6 本リリースの新機能..............................................................................................................................................7 機能の概要...................................................................................
ソフトウェアアップデート機能の使用.....................................................................................................21 IT Assistant へのログイン............................................................................................................................. 21 5 既知の問題とよくあるお問い合わせ(FAQ)............................................................. 23 既知の問題.....................................................................................................................................................
SUU を実行できず、「SUU ログシステムでエラーが発生しました。ディスク容量が不足して います」というメッセージが表示されます。.........................................................................................
Dell OpenManage Server Update Utility につい て 1 Dell OpenManage Server Update Utility(SUU)は、お使いのシステム用のアップデートを識別し、それを適用す る DVD ベースのアプリケーションです。 SUU を使用すると、Dell PowerEdge システムをアップデートしたり、SUU でサポートされているシステムに適 用できるアップデートを表示したりできます。SUU はお使いのシステムに現在インストールされているコン ポーネントのバージョンを、 『Dell PowerEdge Server Update Utility』メディアに収録されているアップデートコ ンポーネントと比較します。 SUU は、バージョンの比較レポートを表示し、コンポーネントをアップデートするための多様なオプション を提供します。 メモ: 管理者権限(Microsoft Windows の場合)または root 権限(Linux の場合)のあるユーザーのみが SUU を使用したアップデートを実行できます。 主な特徴と機能 本項では、Dell Open
機能 説明 CLI コマンド 比較やアップデートを CLI モードで実行するのに役立つコマンドのリ ストです。詳細については、「CLI コマンドのリスト」を参照してくだ さい。 本リリースの新機能 本リリースの新機能は次のとおりです。 • Red Hat Enterprise Linux 5.9(32 および 64 ビット)向けの 32 および 64 ビットでの SUU サポート • Red Hat Enterprise Linux 5.9(32 ビット)向けの 32 ビットでの SUU サポート • Red Hat Enterprise Linux 6.4(32 および 64 ビット)向けの 32 および 64 ビットでの SUU サポート • Citrix XenServer 6.
• SUSE Linux Enterprise Server 10 SP4(32 および 64 ビット) • Red Hat Enterprise Linux 5 アップデート 8(32 ビット) • Red Hat Enterprise Linux 5 アップデート 8(32 および 64 ビット) • Red Hat Enterprise Linux 5 アップデート 9(32 ビット) • Red Hat Enterprise Linux 5 アップデート 9(32 および 64 ビット) • Red Hat Enterprise Linux 6 アップデート 3(32 および 64 ビット) • Red Hat Enterprise Linux 6 アップデート 4(32 および 64 ビット) • VMware ESX バージョン 4.1 U3 • Citrix XenServer V6.1 • Citrix XenServer V6.2 SUU がサポートされている各種 Dell システムおよびオペレーティングシステムの詳細情報については、 dell.
GUI モードについて 2 グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)は、比較およびアップデート実行のためのインタラクティブな アプローチを提供します。 GUI を使って、以下のことができます。 • • 比較レポート を表示して、システムのコンポーネントとリポジトリ内の適用可能なコンポーネントを表 示する。 アップグレード、ダウングレード、またはシステムセットアップデートを実行する。 • リポジトリを参照する。 必須条件エラーメッセージ コンポーネントのエラーにより表示されるエラーメッセージ、および各エラーに対する処置は次の通りです。 ソフトウェア必須条件エラーメッセージ 必須条件エラーメッセージ: Your system does not meet the required prerequisites for installing the Dell OpenManage software component. Therefore, the row for the software component is disabled in the Comparison Report.
は、一部のハードウェアコンポーネントおよび Dell OpenManage ソフトウェアコンポーネントのインス トールに必要な条件を満たしていません。このため、比較レポートのすべての行が無効になっています。 ) ソフトウェア必須条件エラーの修正 Dell OpenManage Server Update Utility(SUU)を GUI モードで起動し、以下を実行するための必須条件チェック に失敗します。 1. Dell OpenManage SUU のバージョン 4.3 またはそれ以降をインストールします。 2.
. 表示された結果表の File Title(s)(ファイルタイトル)列から、CD ISO - PowerEdge Updates Prerequisites v1.0 をクリックします。 12. Download Now(今すぐダウンロード)をクリックして、PE Updates prereq cd.iso ファイルをシステムに保 存します。メディアバーニングプログラムがあるシステムにこのファイルをコピーして、.iso ファイルか らブータブルメディアを作成します。 このブータブルメディアが必須条件メディアとなります。 比較レポート SUU は、システムにインストールされているコンポーネントのバージョンをリポジトリ内で利用可能なコン ポーネントのバージョンと比較し、その結果を重要度レベルと共に比較レポートに表示します。 重大度のレベル 比較レポートの重大度の列には、そのアップデートの適用に関する重大度が示されます。重大度レベルの詳 細とそれぞれのステータスについては、下記の表を参照してください。 表 2.
タスク 処置 メモ: 列は昇順または降順に並べ替えされます。 レポートのエクスポート レポートをエクスポートするには、レポートのエク スポート をクリックします。 メモ: レポートは .csv、.html、または .xml 形式で システムに保存できます。 Windows オペレーティングシステムでは、レポ ートを保存する名前またはパスが 260 文字を超 過しないことを確認してください。 Linux オペレーティングシステムでは、レポート の名前が 255 文字、レポートを保存するパスが 4096 文字を超過しないことを確認してくださ い。 システムコンポーネントのアップグレード SUU は、システムにインストールされているコンポーネントを、リポジトリ内の利用可能なコンポーネント のバージョンと比較します。システム内のコンポーネントがリポジトリのバージョンよりも古い場合には、 比較レポートの右上隅の アップグレード ボタンが有効になります。 リポジトリのコンポーネントをアップグレードするには、次の手順を実行します。 1. アップグレードするコンポーネントを選択します。 2.
2. 3. 4.
3. アップデート、 アップグレード、または ダウングレード をクリックします。1回のセッションですべ てのコンポーネントをアップデートするには、システムセットアップデートの有効化 を選択してから ア ップデート をクリックします。 4. はい をクリックして続行するか、いいえ をクリックしてキャンセルします。 はい をクリックすると、アップデート / アップグレード / ダウングレードの進行状況を示す アップデー ト ダイアログボックスが表示されます。 5.
3 CLI モードについて コマンドラインインタフェース(CLI)で、コマンドを使用した比較およびアップデートを実行することがで きます。 CLI モードで SUU を実行するには、Dell Server Updates DVD のルートディレクトリに移動する必要があります。 ネットワーク共有上で SUU を実行している場合は、Dell Server Updates DVD の中身を共有ディレクトリにコピ ーし、この共有ディレクトリから CLI を実行してください。 CLI を使って、以下のことができます。 • 比較やアップデートを行うためのコマンドを実行する。 • アップデートの進行状況を表示する。 CLI コマンドのリスト 表 4.
CLI コマンド構文 コマンドの説明 — c | — comparison 現在のコンポーネントを比較します。 — d | — directory イベントログの転送先をデフォルトの場所とは異な るディレクトリに指定します。 — s | — stoponfail 最初のコンポーネントのアップデート中にエラーが 発生した場合に、アップデートを中止します。 — iprog | — inventoryprogress システムのコンポーネントとリポジトリ内のコンポ ーネントとの比較の進行状況をパーセントで示しま す。 16
4 Server Update Utility とその他コンポーネント との統合 本項は、次に挙げるその他コンポーネントと SUU との統合の可能性について説明しています。 • SUU と OpenManage Essentials との統合 • SUU と Dell Management Console との統合 • Dell Repository Manager を使用したカスタム SUU の作成 • SUU のエクスポート • SUU と Dell OpenManage IT Assistant との統合 SUU と OpenManage Essentials との統合 本項では、Server Update Utility と OpenManage Essentials との統合の可能性について説明します。 OpenManage Essentials は、企業ネットワーク内の Dell システム、デバイス、およびコンポーネントの包括的 な表示を提供するハードウェア管理アプリケーションです。Dell システムおよびその他デバイスのためのウ ェブベースの 1 対多システム管理アプリケー
SUU を使用して、基準を満たしていないシステムを即座にまたは定義したスケジュールに従ってアップデー トできます。 パッチ管理機能の使用 Dell 管理コンソールで提供されるパッチ機能を使用することで、管理下システムのハードウェアおよびソフ トウェアコンポーネントのアップデートが可能になります。 パッチ管理機能を使用するには、Dell コンソールでタスクのコンテキストを入力します。 1. DVD ドライブに 『Dell Server Updates』DVD を挿入します。 2. システムのデスクトップにある Dell 管理コンソール アイコンをダブルクリックします。 3. ホーム をクリックし、次に Dell サーバーホームのパッチ管理 の順にクリックします。 左のウィンドウペイン上の はじめに セクションにパッチ管理の概要情報が表示されます。 4. 5.
.cab ファイルのダウンロード .cab ファイルをダウンロードするには、次の手順を実行します。 1. ウェブ URL オプションを選択します。 2. Windows および Linux フィールドに、次のデフォルトの場所を指定します。 Winodws リンク: solutionsam.com/imports/7_0/Patch/Dell/dellinvtool_windows.cab Linux リンク: solutionsam.com/imports/7_0/Patch/Dell/dellinvtool_linux.cab 3. 変更の保存 をクリックします。 DUP ダウンロードパッケージの場所の指定 DUP ダウンロードパッケージの場所を指定するには、次の手順を実行します。 1. ダウンロードされた Dell パッケージの信頼性を検証する を選択します。 2. ローカルストレージへの DUP のダウンロード元となる SUU リポジトリの場所を入力します。ダウンロ ード先 に C:\Program Files\Altiris\PatchManagementDell\Downloads
メモ: 別のウェブサイトまたはウェブページからダウンロードするときはセキュリティ警告が表示 され、この場合、ユーザーには Dell からのファイルの受け入れを確認するプロンプトが表示されま す。信頼性を確実にするため、ファイルの 名前、発行元、証明書の種類、および 有効期限 がウイ ンドウに表示されます。 16. SUU ISO が作成されると、レポートダイアログボックスが表示されるので、このボックスを 閉じる をク リックしてこのボックスを閉じます。これで、メインウィンドウに戻ります。 17. 適切なソフトウェアを使用して、起動可能 ISO CD または DVD を作成します。 ISO ファイルにアクセスするには、起動可能 ISO の作成先である事前定義された場所に移動します。 SUU のエクスポート 選択した Dell 推奨バンドル、またはカスタムのバンドルを、完全に機能する SUU としてエクスポートできま す。 Dell 推奨バンドルまたはカスタムバンドルを機能可能な SUU としてエクスポートするには、次の手順を行い ます。 1.
以下はエラーと見なされます。 7.
4. メモ: 5 分以内に OK をクリックします。5 分以内にクリックしない場合、IT Assistant が正しくロー ドされません。 証明書を表示 を選択後、証明書をインストール を選択するか、または 常に を選択します。 役割ベースのアクセスの設定に関する詳細は、www.dell.com/support/manuals で『Dell OpenManage IT Assistant ユーザーズガイド』を参照してください。Active Directory プラグインのインストール、および IT Assistant 向 けの Active Directory スキーマの拡張についての詳細は、www.dell.
5 既知の問題とよくあるお問い合わせ(FAQ) 本項では、Dell OpenManage Server Update Utility(SUU)に関する既知の問題と、よくあるお問い合わせ(FAQ) について説明します。 既知の問題 次の問題は、Dell OpenManage Server Update Utility における既知の問題の一部です。 起動時の問題 互換性のあるライブラリがインストールされていない SLES 10 SP4 上で SUU GLI または CLI を起動した際にエ ラーメッセージが表示される場合は、SLES 10, SP4 の ISO イメージから libstdc++33-32bit-3.3.3-7.8.1.x86_64.rpm を インストールする必要があります。このライブラリをインストールした後は、問題なく SUU が起動するよう になります。 USB Arbitration Service によるタイムアウト USB Arbitration Service の実行中に、VMware ESX 4.
グループポリシーエディタ ウィンドウが開きます。 2. セキュリティオプションに移動します。 ポリシー ウィンドウが表示されます。 3. ユーザーアカウント制御:管理者承認モードでの管理者に対する昇格時のプロンプトの動作 に移動しま す。 右クリックして、プロンプトなしで昇格 を選択します。 4. 64 ビット Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムにおける DUP の失敗 64 ビット Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムで DUP の実行に失敗した場合、以下の RPM を手 動でインストールします。 • compat-libstdc++-33.i686 • libstdc++-4.4.4-13.el6.i686 • libxml2.i686 • libXp.i686 • libXtst.i686 • nss-softokn-freebl-3.12.9-11.el6.
• カーネルパニック • DUP プロシージャの実行中に再起動コマンドが発行されたため、TERM 信号が実行中のプロセスを中断ま たは停止できなかった場合 上記のいずれかの条件が発生すると、/var/lock/.spsetup ファイルが(削除されるのではなく)作成されます。 これにより SUU はアップデートの成功をレポートし、ユーザーにシステムの再起動を行うよう促します。再 度 SUU を実行して比較レポート実行すると、比較プロシージャはデバイスステータスを変更なしとレポート します。この状況で、かつアップデートを行っていない場合は、新たなアップデートを行う前に /var/ lock/.
一時フォルダの削除 SUU をネットワーク上の場所から実行すると、JRE によって Microsoft Windows(W2ks システム)では <%シ ステムドライブ%>:\Documents and Settings\<%ユーザー%>\Local Settings\Temp\hsperfdata_<%ユーザー%> ディ レクトリ、Linux では /var フォルダに一時ファイルが作成されます。これらの一時ファイルは手動で削除する 必要があります。 W2k8 システムの場合、この場所は <%システムドライブ%>:\users\ <%ユーザー%>\AppData\Local\Temp \\hsperfdata_<%ユーザー%> に変わります。 H661 ファームウェアのアップデート CERC ATA RAID コントローラが H661 ファームウェアを使用して構成されている場合、SUU はこのファームウ ェアを最新バージョンにアップデートできません。ファームウェアのアップデートを行うには、-force オプ ションを使用し、手動で DUP に最新のファームウェアバージョンを適用してください
ージョンがシステムで稼動している場合は、compat-libstdc++ RPM を RedHat.
ムでロックファイルを削除するには、次のコマンドを実行します。chattr -i suu.lck rm -f suu.lck これによりログ ディレクトリ(デフォルトでは /var/log/dell/suu)からロックファイルが削除されます。 SUU を使用してアップデートした後、Server Administrator を開始できません。 SUU を使用して Server Administrator をアップデートした後、Service Administrator の一部のサービスを実行で きない場合があります。システムを再起動してから、Server Administrator を開始してください。 SUU を使用して BIOS のバージョンをアップデートできません。 TCG 1.