Users Guide
18 Dell Performance and Resource Optimization Pack
の使い方
回復処置のオーバーライド
PRO Pack 2.1
は
2
通りの回復処置をサポートしています。それぞれの回復処置
は以下のフラグ値によって実行されます。
•
1:
移行
•
2:
サーバーの制限モードへの切り替え
デフォルトの回復アクションをオーバーライドするには、そのフラグの値を変更
します。たとえば、
SCOM
コンソールでオーバーライドオプションを使用して、
回復フラグの値を
2
から
1
に変更します。デフォルト値を
1
にオーバーライドし
た後で
PRO
ヒントを実行すると、回復処置としてホストから
VM
への移行が開
始されます。
1
または
2
以外の値を入力すると、
PRO
ヒントの実行に失敗し、エ
ラーメッセージが表示されます。
回復処置をオーバーライドするには、以下の手順を実行します。
1
SCOM
で
Authoring
(オーサリング)タブをクリックします。
2
Dell PRO Pack
モニタを検索します。
3
オーバーライドするモニタを選択します。
4
右クリックして
Override Recovery
(回復のオーバーライド)を選択し
ます。
5
Override
(オーバーライド)チェックボックスをチェックします。
6
RecoveryOverrideFlag
(回復オーバーライドフラグ)の値を変更しま
す。
メモ:
Enable(有効)を選択すると、SCOM はユニットモニタを自動的に
実行します。これには
VMM の移行が必要になるため、値を確認のうえ設定
してください。
7
Enforce
(強制)チェックボックスをチェックします。
8
Apply
(適用)をクリックします。
注意:
デフォルトの管理パックに設定を保存すると、PRO Pack と管理パックの間
に依存関係が生じます。
PRO Pack を削除する場合は、SCOM のデフォルト設定が
含まれているデフォルトの管理パックも削除する必要があります。したがって、新
しい
MP を使用して設定を保存することをお勧めします。
9
Save
Overrides
(オーバーライドの保存)をクリックします。