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付録 A - Dell PROPack で確認されている制限事項 35
A
付録
A - Dell PROPack
で確認され
ている制限事項
以下は、
Dell PROPack
で確認されている制限事項です。
1
Dell PROPack
は、
SCOM/SCE/SCVMM
インフラストラクチャで発
生した障害をどのように処理しますか。
SCE/SCOM-SCVMM
インフラストラクチャには、複数のソフトウェ
アサービス(例:管理ステーション、
SQL
サーバーなど)があるた
め、複雑な分散セットアップが必要になります。これらのサービス
と、関連する障害との通信は、
SCOM/SCE-SCVMM
インフラストラ
クチャの内部設計により、インフラストラクチャ自体で処理されま
す。管理パックが利用するために
SCOM/SCE
が公開する特定のイン
タフェースはありません。したがって、
Dell PROPack
はこれらに関
与しない独立設計になっています。
2
同じ重大度のセンサーに対して、複数のアラートが生成された場合
はどうなりますか。
Dell OpenManage Server Administrator
は、
Windows
システムイベン
トログにイベントを記録します。
Dell PROPack
は、
Windows
システ
ムイベントログをデータソースとしてサブスクライブします。これ
らのイベントの重大度には、「情報目的」、「アラート」、「致命的」が
あります。
「情報目的」以外は、状態が変わるたびに、該当する
PRO
ヒントを
SCVMM
に生成し、アラートログを
SCOM/SCE
に生成します。
Dell PowerEdge
システムの温度センサープローブがアラートしきい
値を超えたために、
PROPack
で温度アラートアラートに対応する
PRO
ヒントが生成されたと想定します。同じホストの他のセンサー
がアラートしきい値を超えた場合、温度アラートアラートに対応す
る他の
PRO
ヒントを見ることはできません。
PROPack
は主として、
アラートを生成したホストの仮想化作業負荷の管理に関与している
ため、特定のホスト上の特定のセンサータイプの重要度イベントの
数にかかわらず、一つの
PRO
ヒントしか存在できません。