Microsoft System Center Operations Manager 向け Dell Server Management Pack Suite バー ジョン 6.1.1 インストールガイド August 2015 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 ©2015 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: 概要........................................................................................................................................ 5 本書で使用される用語........................................................................................................................................................5 作業を開始する前に............................................................................................................................................................
機能管理タスク.................................................................................................................................................................. 22 章 6: DRAC 監視機能...................................................................................................................... 24 管理パック.......................................................................................................................................................................... 24 管理サーバー(MS)の要件...........
1 概要 本ガイドでは、Dell Server Management Pack Suite バージョン 6.1.1 のインストール、設定、および使用方法について説明します。 Microsoft System Center 2012 R2 Operations Manager、Microsoft System Center 2012 SP1 Operations Manager、Microsoft System Center 2012 Operations Manager、または Microsoft System Center Operations Manager 2007 R2 環境と Dell Server Management Pack Suite バージョン 6.
○ 2012 R2 ○ 2012 SP1 — OpsMgr 2012 SP1 を実行するシステムで、マイクロソフトサポート技術情報記事 KB2826664 で提供されている OpsMgr 2012 SP1 用アップデートロールアップ 2 をダウンロードして適用します。詳細については、 support.microsoft.com/kb/2802159 を参照してください。 ○ 2012 ○ 2007 R2 ● Microsoft .NET バージョン 3.5 Dell Server Management Pack Suite でサポートされてい る監視機能 表 2.
OpsMgr バージョンの対応 Dell ハードウェアデバイス 表 4.
2 Dell Server Management Pack Suite のインス トール 本項のトピックでは、Dell Server Management Pack Suite のインストール、アップグレード、アンインストールについて説明します。 トピック: • • • • • • インストーラを使用した Dell Server Management Pack Suite のインストール 以前のバージョンからの Dell Server Management Pack Suite のアップグレード 以前の Operations Manager からのアップグレード インストーラの修復オプションの使用 Dell Server Management Pack Suite のアンインストール トラップとトラップベースのユニット監視のための OpsMgr 2012 の設定 インストーラを使用した Dell Server Management Pack Suite のインストール 前提条件 メモ: Dell Server Management Pack Suite がインストールされている管理サーバー上でのローカル
次の手順 Dell Server Management Pack Suite のインストール後、インストール情報が含まれるログファイルが生成されます。ログファイル は、Dell_Server_Management_Pack_Suite.exe の解凍先にあります。 以前のバージョンからの Dell Server Management Pack Suite のアップグレード インストーラを使用して Dell Server Management Pack Suite バージョン 6.1.1 にアップグレードすることができます。 Dell Server Management Pack Suite Version 6.1 からのアップグレード このタスクについて インストーラは Dell Server Management Pack Suite バージョン 6.1 からインストールされた機能を検出し、機能管理パックをバージ ョン 6.1.
OpsMgr 2007 R2 から OpsMgr 2012 へのアップグレード OpsMgr 2007 R2 から OpsMgr 2012 へのアップグレード方法の詳細に関しては、technet.microsoft.com/en-us/library/ hh476934.aspx を参照してください。 メモ: 機能管理ワークフローが最適レベルで動作していることを確実にするため、OpsMgr 2012 へのアップグレード後はルート 管理サーバーを再起動してください。 インストーラの修復オプションの使用 このタスクについて 修復 オプションでは、Dell Server Management Pack Suite のインストール中に発生したインストールエラーを修復することができま す。 手順 1. 解凍した場所から Dell_Server_Management_Pack_Suite.exe ファイルを実行します。 Dell Server Management Pack Suite の、ようこそ画面が表示されます。 2. 次へ をクリックします。 プログラムメンテナンス 画面が表示されます。 3.
● アンインストール中、バックグラウンドで COM サロゲートプロセスが DellDeviceHelper.DLL を実行しており、これ は閉じられる必要があることから、The following applications should be closed before continuing the installation: COM Surrogate というメッセージが表示されます。アプリケーションを自動で閉じて、セットア ップ完了後にそれらを再起動する オプションを選択します。OK をクリックしてアンインストールを続行します。 ● Dell Server Management Pack Suite をアンインストールしても、OpsMgr にインポートされた Dell Management Pack は削除さ れません。OpsMgr から Dell Management Pack を削除するには、technet.microsoft.com/en-us/library/ cc974489.
SNMP 監視のための Run As アカウントの作成 手順 1. OpsMgr 2012 を立ち上げて、管理 をクリックします。 2. 管理 ペインで、Run As 設定 > アカウント と移動します。 3. アカウント を右クリックして、Run As アカウントの作成 をクリックします。 はじめに 画面が表示されます。 メモ: ネットワーク監視用の Run As アカウントの詳細については、マイクロソフト TechNet サイト (technet.microsoft.com/en-us/library/hh212920.aspx)を参照してください。 4. 次へ をクリックします。 一般プロパティ 画面が表示されます。 5. Run As アカウントのタイプ: ドロップダウンリストから、コミュニティ文字列 を選択します。 6. コミュニティ文字列を 表示名: テキストボックスに入力して、次へ をクリックします。 7. コミュニティ文字列 テキストボックスにアカウント資格情報を入力して、次へ をクリックします。 配布セキュリティ 画面が表示されます。 8.
3 監視機能のインストール 本項では、Dell Feature Monitoring Dashboard を使用した監視機能のインストール、アップグレード、および削除について説明し ます。 OpsMgr の 管理パックのインポート ウィザードまたは Dell Feature Management Dashboard を使用して監視機能管理パックをイ ンポートすることにより、OpsMgr に監視機能をインポートすることができます。監視機能の高度な微調整には、Feature Management Dashboard を使用します。詳細については、該当する監視機能で、Feature Management タスクを参照してくださ い。 トピック: • • OpsMgr への Dell Server Management Pack のインポート Feature Management Dashboard OpsMgr への Dell Server Management Pack のインポー ト このタスクについて Dell Server Management Pack をインポートするには、OpsMgr の管理パッ
Feature Management Dashboard を使用した監視機能のインポート このタスクについて Feature Management Dashboard は、使用可能な Dell Server Management Pack Suite の監視機能を表示し、特定の機能で必要とさ れる管理パックのインポート、アップグレード、および削除のために、それらの監視機能を自動で設定します。 分散型セットアップ(OpsMgr 2012 内の分散型リソースプールを含む)では、Dell Server Management Pack Suite が最初にインスト ールされた管理サーバーが、すべての機能管理アクティビティをホストするために選択されます。 監視機能をインポートするには、次の手順を実行します。 手順 1. OpsMgr コンソールを立ち上げます。 2. ナビゲーション ペインで、監視 をクリックします。 3. 監視 > Dell > Feature Management Dashboard と展開します。 図 1.
9. タスクが正常に完了したら、閉じる をクリックします。 図 4. タスク状態 10. 有効にする各監視機能で、手順 4~9 を繰り返します。 メモ: Feature Management Dashboard を使用して別のタスクを開始する前に、タスクが完了するのを待ってください。 Feature Management Dashboard を使用した監視機能のアップグレード 手順 1. OpsMgr コンソールを立ち上げます。 2. ナビゲーションペインで、監視 をクリックします。 3. Dell > Feature Management Dashboard とクリックします。 4. アップグレードする監視機能を選択します。 5. タスク ペインの下にある Dell 監視機能タスク を展開します。 6. 実行するアップグレードタスクをクリックします。 7. タスクの実行 アップグレード 画面で、事前定義された RunAs アカウントの使用 オプションを選択します。 8.
次の手順 表 5.
タスクの結果 メモ: Feature Management Dashboard で監視機能の削除タスクを実行すると、カスタムグループで参照される上書きまたは インスタンスがある場合、失敗します。このような場合、カスタムグループに関連付けられた上書きまたはインスタンスを削 除してください。 監視機能のインストール 17
4 エージェントベースの監視機能 エージェントベースの監視機能は、Dell PowerEdge モノリシックおよびモジュラーサーバー、Dell PowerVault ストレージサーバー、お よびサポートされる Windows オペレーティングシステムと OpenManage Server Administrator(OMSA)を実行している対応 Dell Precision Racks の検出と監視をサポートします。サポートされる OMSA バージョンの詳細については、『Microsoft System Center Operations Manager 用 Dell Server Management Pack Suite バージョン 6.1.
ソフトウェア要件 表 7. ソフトウェアの前提条件 ソフトウェア (オプション)Dell OpenManage Server Administrator(Server Administrator)からの DRAC ツール 目的 Dell サーバーおよびラック型ワークステーションの iDRAC とそ の NIC のインベントリと監視を実行します。 (オプション)Dell License Manager(iDRAC 7 以降のシステムの Dell License Manager コンソールを起動し、ライセンスを展開 み) してレポートを収集し、管理サーバーに Dell License Manager を インストールします。詳細に関しては、dell.
機能管理タスク 次の表には、Feature Management Dashboard で使用できるエージェントベースの監視機能タスクがリストされています。機能管 理タスクの表にリストされているタスクの一部は、特定の監視機能をインポートした後でしか表示されません。 メモ: イベントログ内のエラーログにある、既存の管理パックの再インポートに関するエラーは無視してください。これらのエ ラーは、監視機能のインポート中に Feature Management Dashboard がインポート済みのすべての依存管理パックを再イン ポートしたときに発生します。 メモ: Feature Management Dashboard を使用して別のタスクを開始する前に、タスクが完了するのを待ってください(ダッ シュボードで状況アップデートの変更を表示します)。 表 9.
5 エージェント不要の監視機能 エージェント不要の監視機能は、サーバーの iDRAC を使用して Dell PowerEdge サーバー(Dell PowerEdge サーバーの第 12 世代以降) の詳細なインベントリと監視を行います。WSMAN および SNMP を使用します。 前提条件を満たす場合、Dell Server Management Pack Suite インストーラは、エージェント不要の管理機能を自動的にインポートし ます。 トピック: • • • • 管理パック 管理サーバー(MS)の要件 管理下システム要件 機能管理タスク 管理パック Dell Server Management Pack Suite の管理パックがインポートされると、次の管理パックが OpsMgr コンソールの 管理 ペインに表示 されます。詳細に関しては、「OpsMgr への Dell Server Management Pack のインポート」を参照してください。 表 10.
表 11. ソフトウェアの前提要件 (続き) ソフトウェア 目的 support/home で『Dell License Manager ユーザーズガイド』を 参照してください。 (オプション)Dell OpenManage Power Center iDRAC への WSMAN 接続 Dell OpenManage Power Center コンソールを起動します。 OpsMgr コンソールを使用してデータセンターの電力消費量およ び温度を監視および管理するには、Dell OpenManage Power Center を管理サーバーにインストールします。詳細に関しては、 dell.
表 12.
6 DRAC 監視機能 DRAC 監視機能は、SNMP を使用したさまざまな世代の iDRAC(iDRAC6、iDRAC7、および iDRAC8 システム)の検出と監視をサ ポートします。 トピック: 管理パック 管理サーバー(MS)の要件 機能管理タスク • • • 管理パック Dell Server Management Pack Suite 管理パックが正常にインポートされたると、DRAC 監視機能および必要な管理パックの表にリス トされた管理パックが、OpsMgr コンソールの 管理 ペインに表示されます。詳細に関しては、「OpsMgr への Dell Server Management Pack のインポート」を参照してください。 表 13. DRAC 監視機能と必要な管理パック 機能 管理パックのデフォルト場所 必要な管理パック DRAC 監視 ライブラリ ライブラリ C:\Program Files\Dell Management Packs\Server Mgmt Suite\6.1.1\Library ● Dell.Connections.
シャーシデバイスの正常性を監視するには、コミュニティ文字列 Run As アカウント を Dell Remote Access Controller クラス、 またはそれぞれのシャーシオブジェクト(異なるシャーシデバイスに異なる Run As アカウントがある場合)をターゲットとして、 SNMP 監視アカウント と関連付けます。 機能管理タスク 次の表には、Feature Management Dashboard で使用できる DRAC 監視タスクがリストされています。機能管理タスクの表にリ ストされているタスクの一部は、DRAC 監視機能をインポートした後でしか表示されません。 メモ: イベントログ内のエラーログにある、既存の管理パックの再インポートに関するエラーは無視してください。これらのエ ラーは、監視機能のインポート中に Feature Management Dashboard がインポート済みのすべての依存管理パックを再イン ポートしたときに発生します。 メモ: Feature Management Dashboard を使用して別のタスクを開始する前に、タスクが完了するのを待ってください(ダッ
7 シャーシ監視機能 シャーシ監視機能は、SNMP および WS-Man を使用した Dell PowerEdge FX2/ FX2 シャーシ、Dell PowerEdge VRTX シャーシおよび Dell PowerEdge M1000e シャーシ上の Chassis Management Controller(CMC)の検出および監視をサポートします。 シャーシ監視機能は、OpsMgr 2012 の個々のシャーシコンポーネントの詳細監視もサポートします。 トピック: 管理パック 管理サーバー(MS)の要件 機能管理タスク • • • 管理パック Dell Server Management Pack Suite の管理パックが正常にインポートされると、次の管理パックが OpsMgr コンソールの 管理 ペイン に表示されます。詳細については、「OpsMgr への Dell Server Management Pack のインポート」を参照してください。 次の表には、シャーシ監視機能のために必要な管理パックを一覧表示しています。 表 16.
シャーシ監視要件 ● シャーシデバイスの正常性を監視するには、コミュニティ文字列 Run As アカウント を Dell Modular Chassis クラス、または それぞれのシャーシオブジェクト(異なるシャーシデバイスに異なる Run As アカウントがある場合)をターゲットとして、 SNMP 監視アカウント と関連付けます。 ● スロット検出と相関を正常に動作させるため、CMC デバイスでは Remote Access Controller Admin(RACADM)を、Dell PowerEdge VRTX デバイスでは CMC モジュールを有効にします。詳細に関しては、dell.
表 18.
8 シャーシモジュラーサーバー相関機能 シャーシモジュラーサーバー相関機能は次をサポートします。 ● Dell モジュラーサーバーとシャーシスロットの相関。 メモ: CMC スロット検出はデフォルトで無効にされています。このため、相関機能を機能させるには CMC スロット検出を 有効にします。 ● シャーシ共有ストレージコンポーネントと Dell サーバーの相関。 メモ: シャーシ共有コンポーネントと Dell サーバーとの相関に、シャーシ詳細監視をインポートします。 トピック: 管理パック 管理サーバー(MS)の要件 機能管理タスク • • • 管理パック Dell Server Management Pack Suite の管理パックが正常にインポートされると、次の管理パックが OpsMgr コンソールの 管理 ペイン に表示されます。詳細については、「OpsMgr への Dell Server Management Pack のインポート」を参照してください。 表 19.
3. シャーシデバイスを検出した管理サーバーを選択します。 4. 右クリックして、プロパティ を選択します。 5. 管理サーバーのプロパティ で セキュリティ をクリックします。 6. このサーバーをプロキシとして動作させて、他のコンピューター上の管理下オブジェクトを検出する を選択します。 7.
9 トラブルシューティング 本章では、インストール関連のエラーのトラブルシューティングについての情報を説明します。 トピック: Feature Management Dashboard が自動入力されない Feature Management Dashboard タスクが失敗する 機能管理アラート Feature Management Host Server の正常性サービスがダウンしている • • • • Feature Management Dashboard が自動入力されない このタスクについて 分散型セットアップ(OpsMgr 2012 内の分散型リソースプールを含む)では、Dell Server Management Pack Suite がインストールさ れている管理サーバーを最初に選択し、検出、アラートおよびタスクなどのすべての機能管理アクティビティをホストします。Dell Server Management Pack Suite がインストールされている管理サーバーが最初に Feature Management Dashboard にデータを表示し ます。ただし、管理サーバー上でインス
6. タスクの実行 — 監視機能のアップグレード 画面で、上書き をクリックします。 タスクのパラメータのオーバーライド が表示されます。 7. 新しい値 行のドロップダウンメニューで、警告 / エラーの自動解決 を True に変更します。 8. 上書き をクリックします。 9. 実行 をクリックしてタスクを実行します。 機能管理アラート 表 21. 機能管理アラート アラートテキスト アラート状況 Dell FMP: Dell Device Helper 重要 Utility が存在しない、または Dell エージェントフリーの 監視 Management Pack と の互換性がありません。 原因 解決策 必要な Dell Device Helper Utility バージョンが見つからなかっ た、または Dell Device Helper Utility が破損しています。 管理サーバー上で Dell Server Management Pack Suite バージ ョン 6.1.
10 付録 トピック: • • Web Services Management(WS-Man)と SMASH デバイステンプレートのインストール Run As アカウントの関連付けタスク — エージェント不要の監視機能 Web Services Management(WS-Man)と SMASH デバ イステンプレートのインストール このタスクについて WS-Man と SMASH デバイステンプレートをインストールするには、次の手順を実行します。 手順 1. go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=244308 から、SMASH ライブラリ MPB ファイル WSManagementAndSMASHDeviceDiscoveryTemplate.msi を一時的な場所にダウンロードします。 2. .msi を実行して、ユーザー/デフォルト場所に SMASH Library MPB ファイルをコピーします。 3. OpsMgr 2012 コンソールを起動します。 4. ナビゲーションペインで、管理 をクリックします。 5.
11 Dell EMC サポート サイトからのサポート コン テンツへのアクセス 直接リンクを使用して Dell EMC サポート サイトに移動するか、検索エンジンを使用して、一連のシステム管理ツールに関連するサ ポート コンテンツにアクセスします。 ● 直接リンク: ○ Dell EMC エンタープライズ システム管理および Dell EMC リモート エンタープライズ システム管理:https://www.dell.com/ esmmanuals ○ Dell EMC 仮想化ソリューション:https://www.dell.com/SoftwareManuals ○ Dell EMC OpenManage:https://www.dell.com/openmanagemanuals ○ iDRAC:https://www.dell.com/idracmanuals ○ Dell EMC OpenManage Connections エンタープライズ システム管理:https://www.dell.