Users Guide
5
コマンドラインオプション
DSDP は、Dell Deployment Toolkit でサポートされているコマンドラインオプションをサポートしています。
コマンドラインオプション、使用ガイドライン、および構文の詳細に関しては、『Dell OpenManage Deployment
Toolkit バージョン 4.4 コマンドラインインタフェースリファレンスガイド』を参照してください。
DSDP でサポートされる SYSCFG および RAIDCFG コマンド
• SYSCFG — Deployment Toolkit(DTK)システム設定ユーティリティ の SYSCFG コマンドは、設定ファイル形
式、サーバー BIOS の設定に使用する個々の実行可能ファイルと、DTK 状態設定に関する情報、および PCI
デバイス検出を含むシステム情報を取得するためのコマンドの実行を可能にします。
• RAIDCFG — Deployment Toolkit(DTK)RAID 設定ユーティリティ RAIDCFG は、すべての対応 RAID コントロ
ーラを設定するためのコマンドを提供します。
SYSCFG コマンドの使用時は、コマンドに次の例のような変更を行なってください。
メモ: 正確な結果を得るため、タスクシーケンスウィザードでコマンドラインオプションを入力するこ
とをお勧めします。
—acpower
オプション
--acpower
有効な引数
on、off、last
説明
AC 電源喪失後におけるシステムのための動作を設定します。このオプ
ションは AC 電源の回復に対してシステムがどのように応答するかを指
定するもので、特に、電源タップを使用して電源を切るシステムに対し
て便利です。
on に設定すると、AC 電源の回復後にシステム電源がオン
になります。
off に設定すると、AC 電源が回復してもシステム電源はオ
ンになりません。last に設定すると、AC 電源喪失時にシステムがオンで
あった場合にはシステムがオンになり、AC 電源喪失時にシステムがオ
フであれば、電源が回復してもシステムはオフ状態のままとなります。
このオプションは複製可能です。
例:
A:>syscfg --acpower=on acpower=on
適用可能なシステム
PowerEdge 12G システムより前のすべての Dell PowerEdge システム。
このコマンドを DSDP で使用するときは、syscfg を削除してコマンドを実行します。
--acpower=on acpower=on
RAIDCFG コマンドの使用時は、コマンドに次の例のような変更を行なってください。
次の表に、コントローラ上の仮想ディスクの名前を設定するための RAIDCFG のオプション、パラメータ、お
よび事前定義済みの引数をリストします。
必須オプションお
よび引数
オプションパラメ
ータ
有効なパラメータ
引数
説明
-vd -vd=id -
ac=svdn - vdn=
<
文字列
> - c=id
該当なし 該当なし
指定したコントローラ上で指定した仮想
ディスクの名前を設定します。
32