Owners Manual
ここでは、RAID Config (ウィザード) を使って新規構成ファイルを作成することにより、RAID の構成を行う
場合を想定します。タスクシーケンスエディタの左側にある ハードウェア構成 → ステップ 1 で、RAID Config
の設定(ウィザード)をクリックします。
設定ファイル / コマンドラインパラメータの設定で、次の 3 つのオプションから選択できます。
• <設定ファイルの作成>
• <設定ファイルのインポート>
• <サンプル.xml>
<設定ファイルの作成>
1. 設定ファイル / コマンドラインパラメータ ドロップダウンメニューから <設定ファイルの作成> を選択
します。
2. 作成 をクリックします。Array Builder ウィザードが表示されます。Array Builder の詳細については、
「
Array Builder の使用」を参照してください。
3.
設定ルール名フィールドに設定ルール名を入力します。
4.
ドロップダウンメニューからエラー処理ルールを選択します。次のルールを選択できます。
– 設定ルールに一致しないコントローラがあればタスクを失敗させる - 検出されたコントローラに
ルールで設定できないものがあれば、エラーを報告します。
– 最初のコントローラが設定ルールに一致しない場合にのみタスクを失敗させる - 最初に検出され
たコントローラ(通常、内蔵コントローラ)をルールで設定できない場合、エラーを報告しま
す。
– どのアレイコントローラも設定ルールに一致しない場合にタスクを失敗させる - システム内のど
のコントローラもルールに一致しない場合にのみエラーを報告します。つまりどのコントロー
ラも設定されません。
<設定ファイルのインポート>
1. 設定ファイル / コマンドラインパラメータ ドロップダウンメニューから <設定ファイルの作成> を選択
します。
2.
インポートする設定ファイルの場所を指定して、開くをクリックします。
<サンプル.xml>
1. 設定ファイル / コマンドラインパラメータ ドロップダウンメニューから <サンプル.xml> を選択します。
2. 表示 をクリックします。サンプル.xml 用に Array Builder ウィザードが開きます。
3. サンプル.xml の編集については、「<設定ファイルの作成>」を参照してください。
Array Builder の使用
Array Builder では、利用可能なすべての RAID 設定、あらゆるサイズの論理ドライブ / 仮想ディスクを用いて、
または空き容量のすべてを使用してアレイを定義でき、個別アレイにホットスペアを割り当てたり、コント
ローラにグローバルホットスペアを割り当てたりすることが可能になります。
Array Builder の動作
ターゲットサーバー上でタスクシーケンスを実行すると、アレイ構成ユーティリティによって、サーバー上
の既存コントローラの他、各コントローラに連結されたディスクが検出されます。その後、カスタムアクシ
ョンが、ユーティリティが検出した物理的な構成と、ユーザーが設定ルールで定義した論理的な設定を一致
させようとします。これらのアレイ構成ルールはグラフィカルな論理レイアウトを使用して定義されてお
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