Users Guide
用語集 75
PHY
シリアルバスを介して転送されるデータパケットの送受信に必要なインタ
フェース。各
PHY
は、デル認定の別の
SATA
デバイス上の
PHY
と接続す
ることで、物理リンクの片側を形成できます。物理リンクには
4
本のワイ
ヤがあり、このワイヤが
2
組の差分信号のペアを形成します。
1
つの差分
ペアが信号を送信し、他方の差分ペアが信号を受信します。両方の差分ペ
アは同時に動作し、送受信の双方向でデータの同時転送を可能にします。
POST
Power-On Self-Test
。コンピュータの電源投入時に
OS
がロードする前に
実行されるプロセス。
RAM
、物理ディスク、キーボードなど、システム
のさまざまなコンポーネントがテストされます。
R
RAID
Redundant Array of Independent Disks
(従来は
Redundant Array of
Inexpensive Disks
)。複数の独立した物理ディスクによるグループ(アレ
イ)で、組み合わせて管理することにより、
1
台の物理ディスクを使用し
た場合を上回る信頼性
/
パフォーマンスが実現できます。仮想ディスク
は、
OS
では
1
台のストレージユニットとして認識されます。同時に複数
のディスクにアクセスできるため、入出力が高速化されます。レベル
0
を除く各レベルの
RAID
は、データを保護します。
ROM
Read-only memory
。ファームウェアとも呼ばれます。製造時に特定の
データを組み込んでプログラムされた集積回路です。
ROM
チップは、コ
ンピュータだけでなく、ほとんどの電子製品に使用されています。
ROM
チップに格納されたデータは不揮発性で、電源をオフにしても失われませ
ん。
ROM
チップに格納されたデータは変更できないか、変更できる場合
もフラッシングなどの特別な操作が必要です。