Users Guide
46 SAS 6/iR BIOS
5
仮想ディスクが完全に設定されたら、
<C
>
を押し、
Save changes
(変更を保存する)を選択します。
6
<F3>
を押して、仮想ディスクを作成すると既存のデータが失われる
ことを了解します。仮想ディスクの作成中、設定ユーティリティは
停止します。
注意: RAID 0 の場合は、ディスクに障害が発生した場合にデータは保護
されません。IS の主な用途は、パフォーマンスの向上です。
メモ: RAID 仮想ディスク内のディスク数は、設定後は変更できません。
メモ: 起動可能な OS をインストールできる仮想ディスクの最大サイズ
は、2 テラバイト(TB)です。これは OS の制限によるものです。アレイ
(非起動用)の最大サイズは、16 テラバイト(TB)です。
内蔵ミラーリング仮想ディスクの作成
内蔵ミラーリング(
IM
)仮想ディスク(別名
RAID 1
)では、
1
台の物理
ディスクから別の物理ディスクにデータをミラーリングすることができま
す。
RAID 1
ボリュームでは、
2
台の物理ディスクを組み合わせて
1
つの
仮想ディスクとし、双方のディスクに他方のディスクに格納されている
データのミラーコピーが格納されるようにして、信頼性を増します。以下
の手順で、現在仮想ディスクが設定されていない
SAS 6/iR
コントローラ
上に
RAID 1
仮想ディスクを作成します。
1
設定ユーティリティの
Adapter List
(アダプタの一覧)からコント
ローラを選択します。
2
RAID Properties
(
RAID
のプロパティ)オプションを選択します。
3
RAID 0
仮想ディスクまたは
RAID 1
仮想ディスクのいずれかを作成す
るように指示されたら。
Create RAID 1 Volume
(
RAID 1
ボリュームを作成する)を選択し
ます。次の画面に、仮想ディスクに追加できるディスクのリストが
表示されます。