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14 概要
内蔵ミラーリング
内蔵ミラーリング(
RAID 1
)では、
1
台のディスクに書き込まれるデータ
が同時に別のディスクにも書き込まれます。あるディスクに障害が発生し
ても、別のディスクを使用してシステムの動作を続行し、障害の発生した
物理ディスクをリビルドできます。内蔵ミラーリングの最も大きな利点
は、
100
パーセントのデータ冗長性が実現することです。ディスクの中身
2
台目のディスクに完全に書き込まれるため、システムは
1
台のディ
スクの障害に耐えることができます。両方のディスクに常に同じデータが
格納されているからです。どちらの物理ディスクも動作ディスクとして機
能します。
メモ: ミラーリングされた物理ディスクは、読み込みの負荷分散により、
読み込みのパフォーマンスを高めることができます。
1-3. 内蔵ミラーリング(RAID 1)の例
ストライプエレメント 1
ストライプエレメント 2
ストライプエレメント 3
ストライプエレメント 1 の複製
ストライプエレメント 2 の複製
ストライプエレメント 3 の複製
ストライプエレメント 4 ストライプエレメント 4 の複製