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安全にお使いいただくために 9
安全について:静電気障害への対処:
静電気放電(
ESD
)によってコンピュータの内部の電子部品が損傷するおそれがあります。
ESD
は一定の条件下で周辺機器などの物体や人体に蓄積され、コンピュータなど別の物体に
放電されることがあります。
ESD
による損傷を防ぐために、メモリモジュールなどのコン
ピュータ内部の電子部品に触れる場合は、前もって静電気を身体から逃がしてください。ど
の電子部品に触れる場合も、アース処理された金属(コンピュータの
I/O
パネルの塗装され
ていない金属面など)に前もって触れることで、
ESD
による障害を防ぐことができます。コ
ンピュータに(携帯情報端末を含む)周辺機器を接続する場合は、コンピュータに接続する
前に必ず作業者自身と周辺機器の両方の静電気を逃がしてください。また、コンピュータ内
部の作業を行う間にも定期的に
I/O
コネクタに触れて、身体に蓄積した静電気を逃がします。
さらに、静電気放電による損傷を防止するために、以下の手順を実行することもお勧めし
ます。
•
静電気に敏感な部品を梱包箱から取り出す場合は、部品を取り付ける用意ができるま
で、その部品を静電気防止梱包材から取り出さないでください。静電気防止パッケー
ジを開梱する直前に、必ず身体から静電気を逃がしてください。
•
静電気に敏感な部品を運ぶ場合は、最初に静電気防止パッケージに入れてください。
•
静電気に敏感な部品の取り扱いは、静電気の発生しない場所で行ってください。なる
べく静電気防止用のフロアパッドと作業台パッドを使用してください。