Users Guide
34 SAS 5/iR BIOS
6
仮想ディスクが完全に設定されたら、
<C>
を押し、
Save changes
(変更を保存する)を選択
します。
7
<F3>
を押して、仮想ディスクを作成すると既存のデータが失われることを了解します。仮想
ディスクの作成中、設定ユーティリティは停止します。
メモ: IM を作成することで、1 台の物理ディスクに障害が発生した場合にデータを保護できます。
1 台のディスクに障害が発生した場合、物理ディスクを交換でき、データは新しい物理ディスクに
再度ミラーリングされ、データ保全性が維持されます。
メモ: 起動可能な OS がインストールされている仮想ディスクの最大サイズは、2 テラバイト(TB)
です。これは OS の制限によるものです。アレイ(非起動用)の最大サイズは、16 テラバイト(TB)
です。
仮想ディスクのプロパティの表示
IS
仮想ディスクと
IM
仮想ディスクのプロパティを表示するには、次の手順を実行します。
1
設定ユーティリティの
Adapter List
(アダプタの一覧)からコントローラを選択します。
2
RAID Properties
(
RAID
のプロパティ)オプションを選択します。
•
既存の仮想ディスクがない場合は、
IM
または
IS
の仮想ディスクを作成するよう指示され
ます。
•
既存の仮想ディスクが
1
つの場合は、
View Existing Array
(既存のアレイの表示)を選
択します。
•
既存の仮想ディスクが
2
つある場合は、
<Alt+N>
を押して次の仮想ディスクを表示します。
3
現在の仮想ディスクを管理するために
Manage Virtual Disk
(仮想ディスクの管理)の項目
を選択した場合は、
<Enter>
を押します。
仮想ディスクの同期化
仮想ディスクの同期化とは、ファームウェアによって、セカンダリディスクのデータをミラーのプラ
イマリディスクのデータと同期化することを意味します。
IM
仮想ディスクの同期化を開始するには、
次の手順を実行します。
1
Synchronize Mirror
(ミラーの同期化)を選択します。
2
同期化を開始するには
Y
を、キャンセルするには
N
を押します。