Users Guide
32 SAS 5/iR BIOS
Exit(終了)画面
SAS BIOS
設定ユーティリティは正しく終了することが重要です。一部の変更は終了してはじめて有
効となるからです。
Adapter List
(アダプタの一覧)から
<Esc
>
を押して終了します。また、他の
画面を終了する際にも、ほとんどの場合に同様の終了画面が表示され、設定を保存できるように
なっています。
設定作業の実行
オンボードストライピング仮想ディスクの作成
オンボードストライピング(
IS
)仮想ディスク(別名
RAID 0
)では、複数の物理ディスクにまた
がってデータをストライプすることができます。複数のディスクを組み合わせて
1
つの論理仮想
ディスクとして使用することで、ストレージの容量とパフォーマンスが向上します。以下の手順で、
現在仮想ディスクが設定されていない
SAS 5/iR
コントローラ上に
IS
仮想ディスクを作成します。
1
設定ユーティリティの
Adapter List
(アダプタの一覧)からコントローラを選択します。
2
RAID Properties
(
RAID
のプロパティ)オプションを選択します。
3
IS
仮想ディスクまたは
IM
仮想ディスクのいずれかを作成するように指示されたら、
Create IS
Volume
(
IS
ボリュームを作成する)を選択します。
次の画面に、仮想ディスクに追加できるディスクの一覧が表示されます。
4
カーソルを
RAID Disk
(
RAID
ディスク)行に移動します。ディスクを仮想ディスクに追加す
るには、
<+>
、
<->
、またはスペースバーを押して、「
No
」(いいえ)を「
Yes
」(はい)に変更
します。ディスクが追加されると、
Virtual Disk Size
(仮想ディスクのサイズ)フィールド
の表示が変わって、新しい仮想ディスクのサイズが反映されます。
注意: 仮想ディスクを作成すると、すべてのデータが失われます。
IS
仮想ディスクを作成する際には、いくつかの制約があります。
•
どのディスクもデル準拠の
SAS
または
SATA
物理ディスクである必要があります。
•
SAS
物理ディスクと
SATA
物理ディスクを同一の仮想ディスク内で使用することはできま
せん。
•
ディスクには
512
バイトブロックが必要で、リムーバブルメディア(フロッピードライブ、
USB
キーなど)は不可です。
•
仮想ディスク内に少なくとも
2
台の物理ディスクが必要です。
•
仮想ディスクに含めることができる物理ディスクは
4
台までです。