Users Guide
ドライバのインストール 25
ドライバアップデートディスケットの作成
DUD
を作成する前に、次のファイルが必要です。
メモ: これらのファイルは SAS 5/iR ドライバパッケージによってインストールされます。この時点で
はユーザーは何もする必要がありません。
•
ディレクトリ
/usr/src/mptlinux-< ドライバのバージョン >
には、ドライバのソースコード
dkms.conf
、およびドライバの仕様ファイルが含まれています。
•
サブディレクトリ
redhat_driver_disk
には、
DUD
の作成に必要なファイルが含まれています。
必要なファイルは、
disk_info
、
modinfo
、
modules.dep
、および
pcitable
です。
DKMS
ツールを使用して
DUD
を作成するには、次の手順を実行します。
1
SUSE Linux
を実行しているシステムで、
DKMS
が有効に設定された
SAS 5/iR
ドライバの
rpm
パッケージをインストールします。
2
任意のディレクトリで次のコマンドを入力します。
dkms mkdriverdisk -d redhat -m mptlinux -v < ドライバのバージョン >
-k < カーネルのバージョン >
これで、
SAS 5/iR DUD
イメージの作成プロセスが開始します。
3
複数のカーネルバージョンの
DUD
イメージを作成する場合は、次のコマンドを使用します。
dkms mkdriverdisk -d redhat -m mptlinux -v < ドライバのバージョン >
-k < カーネルのバージョン _1> -k < カーネルのバージョン _2> ...
4
作成した
DUD
イメージは、
SAS 5/iR
ドライバの
DKMS
ツリー内に表示されます。
メモ: DKMS パッケージは、Red Hat Enterprise Linux と SUSE Linux Enterprise Server の両方をサポー
トします。
ドライバアップデートディスケットを使用した
SUSE Linux Enterprise Server
のインストール
メモ: ドライバディスケットの作成方法については、19 ページの「ドライバディスケットの作成」
を参照してください。
1
システムに適切な『
SUSE Linux Enterprise Server
(バージョン
9
および
10
)
Service Pack
(
SP
)
CD
』をセットします。
2
メニューオプションから
INSTALLATION
(インストール)を選択します。
3
ドライバアップデートディスク用に
<F6>
を選択します。
4
<Enter>
を押して
Linux
カーネルをロードします。