Users Guide

8 安全にお使いいただくための注意
さらに、該当する場合には、以下の点にもご注意ください。
ケーブルを外すときは、コネクタまたはストレインリリーフループの部分を持ち、ケーブルそのものを引っ張らない
でください。ケーブルには、ロッキングタブのあるコネクタが付いているものもあります。このタイプのケーブルを
抜く場合は、ケーブルを抜く前にロッキングタブを押してください。コネクタを抜く際は、コネクタのピンを曲げな
いようにまっすぐに引き抜きます。また、ケーブルを接続する際には、前もって両方のコネクタの向きが合っている
ことを確認してください。
部品やカードの取り扱いには十分注意してください。カード上の部品や接続部分には触れないでください。カードを
持つ際は縁を持つか、金属製の取り付けブラケットの部分を持ってください。マイクロプロセッサチップなどの部品
を取り扱う際には、ピンには触れずに縁を持ってください。
安全について:静電気障害への対処
静電気放電(
ESD
)によってコンピュータの内部の電子部品が損傷するおそれがあります。
ESD
は一定の条件下で周辺機
器などの物体や人体に蓄積され、コンピュータなど別の物体に放電されることがあります。
ESD
による損傷を防ぐために、
メモリモジュールなどのコンピュータ内部の電子部品に触れる場合は、前もって静電気を身体から逃がしてください。どの
電子部品に触れる場合も、アース処理された金属(コンピュータの
I/O
パネルの塗装されていない金属面など)に前もって
触れることで、
ESD
による障害を防ぐことができます。コンピュータに(携帯情報端末を含む)周辺機器を接続する場合は、
コンピュータに接続する前に必ず作業者身と周辺機器の両方の静電気を逃がしてください。また、コンピュータ内部の作
業を行うにも定期的に
I/O
コネクタに触れて、身体に蓄積した静電気を逃がします。
さらに、静電気放電による損傷を防止するために、以下の手順を実行することもおめします。
静電気に感な部品を梱包箱から取りす場合は、部品を取り付ける用意ができるまで、その部品を静電気防止梱包
から取りさないでください。静電気防止パッケージを開する前に、必ず身体から静電気を逃がしてください。
静電気に感な部品をぶ場合は、最に静電気防止パッケージに入れてください。
静電気に感な部品の取り扱いは、静電気の発生しない場所で行ってください。なるべく静電気防止用のフロアパッ
ドと作業パッドを使用してください。