Deployment Guide
Table Of Contents

ワンステップログオンを許可する - ワンステップログオンとは、シングルサインオン(SSO)のことです。このチェックボック
スはデフォルトで選択されています。この機能を有効にすると、ユーザーが資格情報を入力する必要があるのは、起動前認証 画
面のみとなります。ユーザーは、Windows に自動的にログオンされます。このチェックボックスを選択解除すると、ユーザーは
複数回ログオンする必要が生じる場合があります。
メモ: このオプションは、ユーザーに資格情報の登録を許可する 設定が選択されていない限り、選択できません。
3. 終了したら 適用 をクリックします。
スマートカードとバイオメトリックサービス(オプション)
Security Tools がスマートカードおよびバイオメトリックデバイスに関連付けられているサービスを「自動」起動タイプに変更するこ
とを避けるには、サービス起動機能を無効にすることができます。
無効化すると、Security Tools は次の 3 つのサービスの起動を試行しなくなります。
• SCardSvr - コンピュータが読み取るスマートカードへのアクセスを管理します。このサービスが停止されると、コンピュータは
スマートカードを読み取ることができなくなります。このサービスが無効化されると、このサービスに確実に依存するサービス
の開始が失敗するようになります。
• SCPolicySvc - スマートカード取り外し時にユーザーのデスクトップをロックするようシステムを設定することができます。
• WbioSrvc - Windows 生体認証サービスは、クライアントアプリケーションに対し、生体認証ハードウェアやサンプルに直接アク
セスすることなく、生体認証データの取得、比較、操作、および保存する機能を提供します。このサービスは特権 SVCHOST プ
ロセスでホストされます。
また、この機能を無効化すると、実行されていない必須サービスに関連する警告も抑制されます。
自動サービス起動の無効化
レジストリキーが存在しない、または値が 0 に設定されている場合、この機能はデフォルトで有効化されます。
1. Regedit を実行します。
2. 次のレジストリエントリを探します。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\DELL\Dell Data Protection]
SmartCardServiceCheck=REG_DWORD:0
有効化するには 0 に設定します。無効化するには 1 に設定します。
ユーザー認証の管理
管理者設定認証 タブのコントロールでは、ユーザーログオンオプションを設定し、それぞれの設定をカスタマイズすることができ
ます。
ユーザー認証を管理するには、次の手順を実行します。
1. 管理者設定 タイルを管理者としてクリックします。
2. ユーザー タブをクリックしてユーザーを管理し、ユーザー登録ステータスを表示します。このタブでは、次の操作を実行するこ
とができます。
• 新規ユーザーの登録
• 資格情報の追加または変更
• ユーザーの資格情報の削除
管理者向けのタスクの設定 31