Administrator Guide

16 リカバリガイド
SED リカバリの実行
SED リカバリを実行するには、以下の手順に従います。
リカバリファイルの入手 - リモート管理の SED クライアント
1
リカバリファイルを入手します。
リカバリファイルは、リモート管理コンソールからダウンロードすることができます。Dell Data Protection のインス
トール時に生成された
<hostname>-sed-recovery.dat ファイルをダウンロードするには、以下を行います。
a リモート管理コンソールを開き、左ペインから
管理 > データのリカバリ を選択し、次に SED タブを選択します。
b データのリカバリ
画面のホスト名 フィールドに、エンドポイントの完全修飾ドメインネームを入力して 検索 をク
リックします。
c
SED フィールドでオプションを選択します。
d リカバリファイルの作成
をクリックします。
<hostname>-sed-recovery.dat ファイルがダウンロードされます。
リカバリファイルの入手 - ローカル管理の SED クライアント
1
リカバリファイルを入手します。
ファイルが生成され、Dell Data Protection | Security Tools がコンピュータにインストールされたときに選択した
バックアップロケーションからアクセスできます。ファイル名は、 OpalSPkey<systemname>.dat です。
リカバリの実行
1 作成した起動可能なメディアを使用して、リカバリシステム上、またはリカバリを試みているドライブを搭載したデバ
イス上で、そのメディアを起動します。リカバリアプリケーションと共に WinPE 環境が開きます。
2 オプションを 1 つ選択して、Enter キーを押します。
3 参照 を選択してリカバリファイルを見つけ、開く をクリックします。
4 1 つのオプションを選択して、OK をクリックします。
ドライブの一回限りのアンロック - この方法は、PBA を迂回して削除します。その後、PBA はリモート管理コン
ソール(リモート管理 SED クライアントの場合)またはセキュリティツール管理者コンソール(ローカル管理
SED
クライアントの場合)を通して再度有効化することができます。
ドライブの案ロックおよび PBA の削除 - この方法はアンロックして PBA をドライブから永続的に削除します。
PBA を将来再度有効化できるようにして PBA を削除するには、リモート管理コンソール(リモート管理 SED クラ
イアントの場合)から、または
OS 内(ローカル管理 SED クライアントの場合)で製品を無効化する必要がありま
す。
PBA が削除されると、シングルサインオンが機能しなくなります。
5 これでリカバリが完了しました。任意のキーを押してメニューに戻ります。
6 r キーを押してコンピュータを再起動します。
メモ:コンピュータを起動するのに使用した USBCD / DVD メディアを必ず取り外してください。取り外すのを忘れると再度リカバリ環
境で起動してしまうことがあります。
7 コンピュータの再起動後、コンピュータは完全に機能した状態になります。引き続き問題が発生する場合は、Dell
ProSupport
にお問い合わせください。