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リカバリガイド 15
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自己暗号化ドライブ(SED)リカバリ
SED リカバリでは、以下の方法を通して SED 上のファイルへのアクセスを回復することができます。
•
ドライブの一回限りのアンロックを実施して、軌道前認証(PBA)を迂回、削除します。
•
リモート管理の SED クライアントでは、PBA はリモート管理コンソールによってその後再度有効化することがで
きます。
•
ローカル管理の SED クライアントでは、PBA はセキュリティツール管理者コンソールによって有効化することが
できます。
•
アンロックして、ドライブから永続的に PBA を削除します。PBA が削除されると、シングルサインオンが機能しなく
なります。
•
リモート管理 SED クライアントで、PBA を将来再度有効化できるようにして PBA を削除するには、リモート管理
コンソールで製品を無効化する必要があります。
•
ローカル管理 SED クライアントで、PBA を将来再度有効化できるようにして PBA を削除するには、OS 内で製品
を無効化する必要があります。
リカバリ要件
SED リカバリには、以下が必要です。
•
リカバリ環境 ISO へのアクセス
•
起動可能な CD / DVD または USB メディア
リカバリプロセスの概要
障害が発生したシステムを回復するには、次の手順を実行します。
1 リカバリ ISO を作成して CD/DVD に書き込むか、起動可能な USB を作成します。「
補足事項
A -
リカバリ環境の書き込
み
」を参照してください。
2 リカバリファイルを入手します。
3 リカバリを実行します。