Release Notes

ディスク パーティションの自動設定中に anaconda イン
ストーラーがクラッシュする
説明： 古い GPT メタデータを使用しているドライブでは、ディスク パーティションの自動設定中に anaconda イン
ストーラーがクラッシュします。ディスクが検出されるたびに、次のメッセージが syslog に表示されます。
WARNING kernel:GPT:Primary header thinks Alt. header is not at the end of
the disk.
WARNING kernel:GPT:209715199 != 282407679
WARNING kernel:GPT:Alternate GPT header not at the end of the disk.
WARNING kernel:GPT:209715199 != 282407679
WARNING kernel:GPT: Use GNU Parted to correct GPT errors.
対象： Red Hat Enterprise Linux 8.2 以降。
原因： ディスクがオペレーティング システムによって検出されると、そのディスクの内容が分析されます。GPT
パーティション テーブルが見つかり、代替 GPT パーティション テーブルの場所がチェックされます。代替
GPT パーティション テーブルがディスクの末尾に見つからないため、上述のメッセージが syslog に表示さ
れます。このような事例は、GPT パーティション テーブルがすでにディスク上に作成された後に、そのデ
ィスクが拡張された場合に発生する可能性があります。
解決方法： Red Hat Enterprise Linux ナレッジベース記事 3236591 の手順に従って GPT パーティション テーブルを拡張
するか、またはドライブを完全にフォーマットしてからオペレーティング システムの新規インストールを開
始します。
影響を受けるシス
テム：
すべての Dell EMC PowerEdge サーバー
トラッキング番号： 165679
特定のネットワーク ドライバーに対する modinfo コマン
ドの出力でバージョンのフィールドが null である
説明： 特定のネットワーク ドライバーに対する modinfo コマンドの出力で、バージョンのフィールドが null にな
っています。結果として、ethtool-i コマンドの出力のバージョン フィールドはカーネルのバージョンに
設定されます。
modinfo コマンドの出力は次のようになります。
modinfo -F version i40e
<no output>
対象： Red Hat Enterprise Linux 8.4
対策： 次のコマンドを使用して、ネットワーク ドライバーのバージョンを取得します。
modinfo <driver name> | grep rhelversion
影響を受けるシス
テム：
すべての Dell EMC PowerEdge サーバー。
トラッキング番号： 197095
24 既知の問題